日常的戯言



日々の戯言・・・・それが日記。。


12/25(土)清し夜


Silent night holy night / 静かな夜よ 清し夜よ
Where today all the might / 今日ここで我らが見たものは
Of His fatherly love us graced / 神の 父なる慈しみの力
And then Jesus, as brother embraced. / そして神の子は 我らを兄弟とする
All the peoples on earth / 世にある全ての者達を
All the peoples on earth / 世にある全ての者達を


by.きよしこの夜(訳詞「終わりのクロニクル」より抜粋)



この「きよしこの夜」、訳され方は300を超えるらしい。
最も様々な訳され方をしている歌だとか。。
この「終わりのクロニクル」に出てくる歌詞も、自分が知っている英文の歌詞とは違う。

こんな罰当たりな俺でも、幼稚園はキリスト教だった。
何の役をやったか、もはや忘れてしまったけど、聖夜を題材にした劇をやったのは、うっすらと憶えている。
宗教は嫌いだけど、教会で賛美歌を歌う人々の姿を見ると、「信仰の美しさ」というものを感じざるを得ない。

「信仰」というのは美しいと想う。
宗教とは、実に「惜しい」ものだ。
まぁ・・・美しいものには刺があるものという事か。すべからく。。


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本気で当てるとき以外は攻撃するな、って言いました。
・・・いや、よく守ってますよ。
半端なことしたら自分が傷付くって本能的に解ったみたいですから


by.風見父 『 終わりのクロニクル 』 川上稔


相手を傷付ける覚悟・・・ですか。

言葉も立派な暴力。
日々、自分は暴力を振るっている。

「半端なこと」をしなくても、相手を傷付ければ自分も傷付く事は、経験的に分かっている。
場合によっては、周囲に居る人も無差別に傷付ける。

それらを覚悟してさえも、相手に言葉の暴力をふるいたくなる時がある。
大義名分を振りかざすならば・・・相手の言葉の暴力を認めてしまうと、自分が嫌なだけでなく、自分が大切に想っている人達も傷付くから。
理不尽な相手を赦すという事は、真剣に生きる人を軽んじる、という事と同義だと想うから。。


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年内にやるべき全てを片付けて・・・・という願いは果たせなかったけど、明日は、年末最大の楽しみ、「GARNET CROW livescope2010 〜welcome to parallel universe!〜」に行ってきます!


タイトル通りニューアルバムがメインになると思うけど・・・
ライブに向けてリフレインしていたニューアルバムも、順調に心に染みてきました。。w

GARNETのアルバム、何かのインタビューで「アルバムは料理のフルコースみたい」って言ってた通り、アルバムの曲順も含めて、1つのライブを見るみたいに構成されているのを強烈に感じます。
今回も、「アオゾラカナタ」でオープニングし、エンディングの「今日と明日と」で終わりを感じる・・・なんてライブ構成が眼に見えるよう。

そんな「アルバム=ライブ」のクォリティを持つ中、どんなライブになるんだろうな・・・

ニューアルバムからは「空に花火」や「アオゾラカナタ」が楽しみなところ。
それ以外だと・・・定番だけど、やっぱり「夢みたあとで」と「Holy Ground」ですな。


時期が時期だけにelfinさんと一緒じゃないのは残念ですが・・・
ま、楽しんできますよ。

もう1回言っちゃおうかな。
「楽しんできますよッ」www


やっぱ、ライブは面白いですよね。w
年末一番の楽しみ、楽しんできます♪




12/19(日)マニアックなラーメン屋


12月の過ごし方は、ここ数年同じような気がする。w
年賀状に追われながら・・・でも、仕事がやたら忙しくなり、休出や終電の合間は呑みが重なり、身体を休めてる間に年が変わる。。ww

昨年は、家の契約関連で相当バタバタしながらも、それらが一段落して、ホッとしてたっけなぁ・・・
今年は、例年以上に年賀状に手を付けるのが早く、滑り出しは良かったんだけど・・・ここ2週間ほど停滞。。
端的に言って仕事が忙しいっす。ホント。
そんな中、機器トラブルも重なっているのが・・・もう読み通りというか、何と言うか。。w

今日も、身体の調子やら労働時間の絡みが無ければ出勤したかったぐらいですが・・・ま、休むのも勇気の要る必要な事ですから。。


何気に2週間無いんですものね。今年。
会社に行くのも、営業日だけなら6日だけ。

いや、ホントに早いよ12月・・・


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全然話し違うんだけど。w
ヤフーのウィークリー心理テストで「あなたがラーメン屋を開いたら? 商売じょうず度チェックテスト」ってのがあって、興味津々丸でやってみました。

結果は・・・

マニアックなラーメン屋

いやもう・・・何と言うか、自分で「こうありたい」と想う結果が出てきて何よりで御座います。。w

「人は、占いの都合の良い部分しか信じたがらない」という言葉が良く分かりますとも。。


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またまた話しは変わって。
トップにも書いているんで知っての通りなんですけど、遂にというか踏み入れてしまったというか、twitterを始めたんですよ。
「jester_0318」でやってます。)

以前から、面白そうかもな・・と思いつつも、mixiで失敗していたので、メインのHPと並行してできる自信が無かったほか・・・
ネットをやり始めた頃、チャットやメールが出始めの頃にネットジャンキーになりかけた(なっていた?)のを思い出し、また自分がそうなってしまう気がしていたから、敬遠していたのです。
その当時、結構リアル世界が疎かになってしまっていたので・・・
(mixiの「失敗」ってのは、立ち位置が曖昧になってしまって更新が滞ってしまっている・・という意味ですよん。)


それがまた、何故いきなり始めたのか。
はっきり言って、明確な論理だった意志は無いのです。

先週、元ギター関連の忘年会があって、そこで先輩が酒の写真を撮っているのを見て・・・
その時点では、その先輩がtwitterやっているのも知らなかったし、酒や料理の写真を取る人なんて、それこそそこら中に居るのは事実なんだけれども。。
なんかその時、ふと「twitterやろうかな・・」と思い立ったのです。

後は、我に返る前に始めてしまうだけ。。w


まぁ、予想通りというか何と言うか、結構色々楽しめそうだし、ハマリそうな雰囲気があります。
始めたばかりだから今はともかく・・・・そうね、年明けて1月下旬になっても頻繁に利用しているかどうか、、あたりが境界線になりそうな感じです。

ちなみにtwitterの方は、読み手をあまり意識せずに囀っています。
マニアックです。そして私的です。w
敢えてマイナスベクトルの発言も若干しようと思ってますが、それに偏らないように注意します。w

そして、そうなると携帯のプランを見直したくなる今日この頃。
一気に世界を広げ過ぎかなぁ・・・ww


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そんなこんなで、年末の足音が整然と、そして確実に近付いてくる今日この頃。
早くも、GARNET CROWの2011年カレンダーが届きましたッ!

フォトフレーム仕様

今年は、「より身近にGARNET CROWを感じられるように」というコンセプトで、フォトフレーム仕様になったそうです。

なるほど。

早速、机に置いてみると・・・・確かに近ッ!!w
写真でも分かるように、1月と2月は由利さんと七さんの2ショットですが・・・机にあると、結構気恥ずかしいです。。ww
まぁ、これもまた一興・・・か。。

来週末は、お待ちかねのライブですな。
年賀状は終わりませんが ガッツリ楽しんできまっせ〜〜!


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明日からまた怒涛の仕事ラッシュ。

そんな中、「終わりのクロニクル」も読み進めています。
今は5巻の下。クライマックスに近付き、この間は電車の中でうっかり涙こぼれそうになるシーンも。。

勧めてくれた友人は、「せっかくだから(ストーリーになぞらえて)クリスマスに最終7巻を読み終わるようにしたら」って言ってくれたんだけど・・・
一週間で500ページクラス2冊と1000ページクラス1冊はムリッ!!ww

って言ったら、友人からメールが。。

『おわクロは2日で一冊読めばイケるじゃん!!
仕事は「今いい所なんで」もしくは「Low-G(ロウギア=この世界)の危機なので」って言えば大丈夫。
食料3日分買い込んで、いざ!』


やってみて〜! 引き込もって何も考えずに本を読み続けてみてぇ〜〜!!www

いや、、でもまぁ、それをやると社会復帰できない確率が高いので我慢、我慢。。
当初の予定通り、今年中の読み終わりが目標、ですな。


さ! また刺激ある世界に戻ろう!





12/12(日)雷の眷属


ジェームズ・デイビス
「女房と話したんだ。きっとお前のような男になるぞ、って。
他人を拒絶して、孤高を気取って、そして自分の意見は正しいと思っていて、
それでいて尚かつ――、
そうではないことを本心では求めてる男になるだろうとな」


リチャード・サンダーソン
「最悪の人種だなそれ」

by.ジェームズ・デイビス&リチャード・サンダーソン 『 終わりのクロニクル 』


いちいち、生き様が格好良すぎますわ。w
世代を越えるストーリーって、想いを受け継いでいく・・って所に感動するわけだけれども、現実では「それ」を感じる事は難しいんだよな。。

持論なんだけれども、親と離れているほど、親と似た人生を歩むんじゃないかって想う。
近くに居ると、影響を受けて逆に反発したりするものの・・・遠くに居ると、却って同じような事を言い、同じような事に腹を立てるんじゃないかって想う。

俺も、父親と離れて過ごしているけれども・・離れた頃から逆に、父親が普段どうやって過ごしていたか、何となく分かるようになってきた。
錯覚かもしれないけれども、でも多分、同じような事に腹を立て・・・似たような事を世間に吐き捨てながら生きてきたんじゃないかって気が、とてもする。


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GARNET CROW parallel universe!

年末、12/26のLIVEチケットが届きましたッ!
場所的には・・・前回のSymphonic Concertの時と同じくらいかな。。

合わせて、ニューアルバム「parallel universe」も購入しましたッ。
初聴きの印象は・・・「ほぅ..」って感じ。w

まぁでも、いつも通りなんです。w
実は、GARNETのアルバムって、聞いた1発目から「これは素晴らしいッ!」って想うのってあまり無いです。(すいません.w)
でも、何回か聞いていく内にすごく心に染み入って・・・離れなくなる。
そんな曲が多いのです。

今回のアルバム、TSUTAYAのフリーペーパーにも書いてある通り、あまり沈んだバラードが無い。
そういった意味では、10周年を迎えた今、違う音楽性も求めていこう・・・って意志が感じられるアルバムかもしれない。

ファンの種類?にもよるんだろうけど、「らしくない!」と否定する人も出てくるんじゃないかな。
俺としては、意外にも「GARNETがそっちに行くなら付いていくよ」ってな気分。
こんな他人任せの感覚って、あまり感じ得ないものだけれども・・・珍しい、、って言えるかな。
本当にファンなんだな、、って改めて自覚できる瞬間でもあったかも。w


さ、LIVEまでに何度もリピートするぞ〜!ww
・・って、それまでに年賀状を書かねば。。wwww




12/5(日)激写


いやいや、久々に2日連続アップです。w

引越して早くも丸9ヶ月
もう9ヶ月というか、まだ9ヶ月というか。。w

今住んでいる場所は、自分が育った場所と同じ市内だけれども、隣の区。
幼稚園頃から20歳頃まで過ごした場所は、今住んでいる場所からバスと電車で1時間くらいかな・・・?

会社への通勤は1時間くらいだし、当然、知り合いは周辺には居ない。
だから、近所で声を掛けられる事は無いのだけど・・・と、安心してたら、今日、最寄り駅に行く途中で「こんにちわ」と声を掛けられた。
「えッ?」って感じで不意打ちを受けつつそちらを見ると、隣の家のお母さんとお子ちゃまでした。w


「近所」と呼べる範囲は、ウチを含めて9,10軒あるんだけど、正直、顔は殆ど憶えていない。。ww
隣の家の方は、そこそこお世話になっているので顔を憶えていた。
まあ、一言二言話してそれだけだったんだけれども。。


休日の、パーソナルな時に声を掛けられるのって、どうしても慣れない。
かなり仲良い友人でも、どうも何だか、そこから発生する会話に馴染めない。。

多分、自分の中で時間をくっきりと区切っているんだろうな。
融通が利かない、という説もある。。ww


いやいや、そういう事を書きたいんじゃなかった。w


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家のリビングから見える窓には、ちょっとした木々と、意外に開けた景色がある。
そこから、なかなか良い出会いがあったりするものなのだ。w

今日、「をぉッ!」と思って思わず撮ったのは、この子 ↓

木の実も美味そうです..w

プチ自然があるのが良いですよ。
木の実をクチに咥えた姿が愛らしいですな。ww
(この子は誰なんでしょう・・? elfinさん、教えて下さいな.w)


別角度から。w

可愛らしい顔ですw



夏場、リビングのソファでうっかり寝て・・・4時頃にふと目が覚めると朝焼けがとてもキレイだったりする。
あの画も撮りたいな〜・・・と思いつつ、寝ぼけ眼だとついつい忘れてしまいやす。w

それはまた来年の楽しみに。。


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この土日は、前日に寝るのが早かった(っても2時前ってだけ)ので、10時台に目覚めて活動してみました。
やっぱ、土日も午前中に起きると色々たくさんできるなぁ〜.ww

英気も養われ、また明日から師匠も走る月の戦場に舞い戻ります。
でも、土日だけでもこれだけリフレッシュできたら、平日の頑張り・・というか気合いが全然違うもんですな。w

やっぱ、休みってスゴイぞッ!ww




12/4(土)幕を降ろす時


金曜日は、長年働いた営業の方の送別会だった。


昔TVで見たんだけど、退店する店のシャッターに書いてある文、その写真をコレクションしている人がいた。
長年そこに店を構え、そこを畳まなくてはいけなくなった時、その最期の時に想いを込めて書く文章に惹かれるのだと、その人は言っていた。

共感できる。

限りある人生の中、過ごした一時代を去る時に残す言葉は、図らずも想いのこもった、その人自身を象徴するかのような一言になる事が多い。
ちょっと前に書いた事にも重なるけれども・・「人生とは何か?」を想う時に、延々と過ごす時間は、全て、最期の一瞬のためにあるのではないかと想う事もある。


送った方は、全く別の業界で技術として30年、うちの業界に来て、営業として10年間働いて、60過ぎて退職される方だった。
官庁案件を中心に、とてもお世話になったし、色々教えて下さった方。
一緒に仕事をすれば気を利かせてくれ、とても仕事をし易かったし・・何よりも、その歳にして、自らがまだまだ勉強していこうという姿勢が、こちらの刺激にもなった。
営業の方々の中で送別会に出ようと思う人は、その人くらいだと常々思っていた。


別れを楽しむ訳ではないけれども、会社を去る時に言う言葉は、とても楽しみにしてしまう。
その営業の方は・・・やはり、本人を体現するかのような、とても誠実で真面目な言葉だった。

派手さも何も無い。

申し訳ないけれども・・・心にもそう長くは残らないと想う。
けれど、とてもその人らしい、気持ちのこもった、良い去り際の言葉だったと想えた。

素敵である。


今のところは・・・今の会社を出るつもりは無い。
でも、ほかの場面でも「去り際」というのはやってくる。
その時に遺す言葉が、「自分」を体現するような言葉でありたい、と強く想う。
そして、そのために常日頃から、自分の中に信念という軸を持って生きていたいと想うのだ。


何よりも・・・いつかは、死ぬ。

死の間際、いわゆる「辞世の句」というものを、できれば遺したいと想っている。
自分の人生に掛けた想いを、わずか数文字に託し、この世に生きた証として遺すのも、また一興。

もっとも・・・それすらも、否応無くいずれ忘れ去られる、「一瞬」の残滓に過ぎないけれどもね。。




11/28(日)「力」


「力」というものは・・・
同等の何かを失くす事で得られるもの・・だと・・・

高みを・・・目指して・・・いくならば
いずれ・・・最も大事なものさえ・・・
失くす覚悟が必要だ・・・と

のオ・・ギイチよ・・・
この戯れ言に一片の・・・真実があるとすれば・・・だ

家族を捨て・・・仲間を失くしたこの儂が・・・
何でこう無様に・・・倒れとるのかのォ――


by.阿葉山宗介 『 無限の住人 』 沙村広明


ま・・・まさか・・阿葉山さんが負けるとは・・・
逸刀流副将にして、あの年齢を感じさせない異常な強さは、正に「剣において逸する事のみ」を求めた流派の体現者だったが。。

まぁ、、それも相手が無骸流最強の剣士、偽一(ぎいち)では已むを得ず・・か。。


俺の「力」への認識は、この戯れ言に似る。
強くなるには孤立しなくてはならない。
しかし・・・その反面、築き上げた強さを維持するためには、何かの支えが無いと難しい、、とも想うけど。。


社会の物差しなんざクソ喰らえだけど、自分が譲れない分野で力が及ばない時には、本当に悔しくて悔しくて溜まらなくなる。
自分が求める以外のものを捨て去り、必死になった・・・必死になった「つもり」のものが、敗北という結末だった時に、それをまた、次の成長のためとは云え、潔く受け容れるのも苦しくて溜まらない。
でも、そんな時に何を責めるって、自分自身以外に責める相手は居ないのだから・・・「気持ちの遣り場が無い」という言葉が大げさでない事を、ただただ痛感するのみなのである。

そんな事が・・最近多い。
それを・・・単純な力不足を・・・・年齢や別の言い訳にすり替えないようにしないと、と想う。


プライドという名の支えを持ちて、この身を支えん。





11/21(日)未完のバベル


最近、「なんだか酒に弱くなってきたな〜」って気持ちが強くなってきて、慢性化している睡眠不足も手伝って、ちょっと控え目にする時が多くなってきた。
避けるって程ではないんだけど。。

そんな折に見た、TVの酒特集。
コンセプトはあったみたいだけれども、あまりこだわらずに、酒好きの芸能人が、ただ楽しく呑んでいる姿を見せているのが良かった。
ホントに楽しそうに呑んでる芸能人を見て、「あぁ、、やっぱ酒って楽しく呑むもんだよね。。」って、今更のように想ったり。。w

現代社会が余裕無さ過ぎなんだ〜、きっと。。www


******** 閑話休題(それはさておき) ********

来年3月にある資格試験。
立場的にも自分的にも、1,2年以内に取らないといけない・・・って強迫観念が出始めている。
上司からも「再来年までに取らないとパンチね」と言われたし。w
(ってか、パンチ以上に人生に影響を与えそうだけど。。)

その一方で。
ちょいと前から紹介しているように、友人からの強い勧めで「終わりのクロニクル」を読んでいて、それも読みたい。。w

無論、自分の性格は熟知しているから・・・客観的に見て、読みたいのを我慢して勉強するってぇのが出来ないのは百も承知。。
って書くと、紛れもない「ダメ人間確定」なんですが・・・今までは、何とか「やりたい事もやって、結果も出す」という折衷案で社会に置かせてもらっているような塩梅。。w

今回は・・・
今回も・・・・・・w


やりたい事も、やらなきゃいけない事も、どっちもハードルが高いのですが・・・
傲慢に、、しかし、自分の性格も考えた上での「勝ちへの道」を考えて、3月までのペース配分を計算しました。

「終わりのクロニクル」は3巻(上中下)まで読み終えて、後は4〜7巻まで。
・・・っても、456巻は400〜500ページの各上下巻で、7巻は素敵な1000ページクラス。ww

「ライトノベル」ってジャンルに入る内容だけど・・・どこがライトぢゃ。w
ってか、画はライトだけど、文章はライトと呼ぶには抵抗があるぞ、アレ。ww


そんなのを目の前に、描いたシナリオは・・・
年内で「終わりのクロニクル」を読み終えて、年明けから2ヶ月で追い込むッ!
勝負も人生も典型的な追い込み型で、昨年勉強した分があるから、それで十分勝負になるはずッ!・・ってな読み。
周囲には「アイツ、駄目だな・・」って思われそうだけど、現状を客観的に見て、一番勝つ確率が高い方法を選んだつもり。w


あとは・・・傲慢になる事。
勝利の女神様は、意外と傲慢な人を好む。w

さ! まずは年内に読み終える事ッ!
と思い、近くの大きな本屋でまとめて購入。
全巻揃え・・・と思いきや、何故か5巻(下)だけ無いッ!!

未完のバベル

作中の「始まり」になぞらえ、「バベルの塔」を作ってみるものの、1冊足りないのはちょっとダメですなぁ。。w
週に1.5冊ペースはさすがに厳しいな・・・と思いつつも、自分が読みたい作品なら何とかなるかッ!?とも想ったり。。


ま、そんなこんなの、ダメな自分と人生のバランスを取っていくのも、いとをかし、、ってなもんですな。ふふ。w



11/7(日)冬支度


早いもので、もう11月。
日に日に寒さは増すものの、暖かい秋の陽射しがあるのは有り難い限り。
秋を通り越して、一気に冬に行かなくて良かった良かった。。w

とは言え、街中で売り始めた年賀状、届く喪中はがき、おせちの予約広告・・なんてものを見ると、まだ2ヶ月あるのに年の瀬を意識してしまう。

夜になると1桁の気温が待っている。
昼は秋の陽射しがあるとは言え、夜の寒さは防寒対策無しで過ごすには、いささか厳しい。

3月頭から住み始めた家は、冬の最後にコタツを買ったものの・・・シーズンオフにつきコタツ布団までは買えなかった。
「さすがに買わなきゃ」と思ったものの、どうにも重い腰が上がらない。


大概の物は、自分の目で見て買うのが基本の俺。
自分のこだわりのせいなんだけど、しっかり納得いくものを見付けるまで店をめぐるのが・・・面倒臭い。w
こだわりと怠慢の両天秤。ww

結局、コタツ布団は・・・ネットで買いました。ww

意外とキレイな部屋に見えるな.w

なんか、通販にハマる人の気持ちがちょっと分かりました。
自分の予想通りのものが来るのかどうか・・・ダメだったらどうしよう・・・ってドキドキ感が良いんでしょうね。
贅沢な買い方・・なんだろうけど。

んで、来たコタツ布団はどうだったかって言うと・・・まぁまぁかな。w
開けて手に取った瞬間は、コタツ布団は薄手に感じたし、掛け布団の素地はちょっと好みから外れるものだった。
けど・・・実際にセットしてみて、「なんか、しっくりくるじゃん」と思ったから、良かったんだろう。多分。w


年賀状も購入。
今年も性懲りも無く版画にしようと思ってるので、素材候補の本も購入。
ここ数年は11月頭に購入するものの、結局 年明け 年末に作成・・って年が続いている。
今年は、年末にGARNET CROWのコンサートも待ってるし、家も大掃除したいし、本当に早く書き上げたいッ。

GARNETのコンサートと言えば、俺が行くのは12/26の国際フォーラム。
だがしかし・・・更に、今年もカウントダウンライブがあるとは予想外だった。。ww

昨年末は家購入のドタバタで見送ったものの、今度は絶対行こうと思ってたのに。
年末にライブがあるから、カウントダウンは無しかな・・・と思っていたらキッチリやるじゃないの。
んで、やはり大阪でやるために、気軽には行けない感じ。
ちなみに、「気軽に」ってのは時間や手間の話しじゃなくて・・・「お金」の話しね。(切実.w)

リアルに出るか分からない冬ボを期待できるわけもなく・・・そして、出る出ないに関わらず「ボーナス払い」なんていうものも待っている訳でして。。ww

そんなこんなの「大人の事情」で、今年もカウントダウンは見送る方向です。
その分12/26に楽しむからいいけどサ。。w



近付く年末の足音と、やりたい事、やらなきゃいけない事のバランス。
自分の理想と現実の差を、埋めるべきか、味わうべきか。

さぁ、2010年のラストスパートだッ!w




10/30(土)鹿島という姓(かばね)


どうだろう。ただ・・・
そこの彼女が言った"嘘"という言葉を、
出来れば少し考えて欲しいかな。

僕が決める何かは、きっと、そこから生まれるものだから。
――大切なものを失わないために、ね。


by.鹿島昭緒 『 終わりのクロニクル 』 川上稔


そんなこんなで、「終わりのクロニクル」も2巻の上巻を読み終わった所。
鹿島の、悩み、迷う姿を見ていると・・・彼は特殊な立場だけれども、誰もが生きる上で迷う姿に似ているな、と想う。

自分は、何で「生きて」いるのだろう?

とてもシンプルで・・・でも、答えを出しづらい疑問。

たかだか60年ちょっとの人生で、何をするために、自分はこの世に生を受けたのか・・?
「何をするため」なんて考えを持つ事自体がナンセンス・・という考えもある。
種としての「人類」の歯車の一つ、という考えもある。
本当に様々な、誰一人同じではない生命の流れの中、その生きている「刹那」の正体とは、一体何なのだろうか・・・?

思考を無制限に飛ばすと、自分の存在があまりにも小さく、普段ストレスに感じている事が他愛も無い事に思える。
しかし、飛ばし過ぎると・・・結局、「自分」という存在がとても希薄になってくる。

それもまたツマラナイ。


力を捨てた軍神・鹿島昭緒は、自分の持つ力と、今目の前にある幸せとを量りに掛けていく。
普段、何てこと無く生活している人達も、何も背負っていない人なんていない。

「生きる」とは、本当に一体何なんだろう・・・?

自分の人生が終わるまでに、何かの答えが出せるのか・・・それとも、分からないまま終わるのか・・・
答えが出たとしても、救いのある答えなのか・・・・

まだまだ、人生分からない事だらけだ。





10/24(水)ハッと気付けば


すげぇ今更なんですが・・・
10/5でHPが10周年だったっすね。ww

いやぁ・・・普通にスルーしてしまいました。www


大学時代に作ったHPが、形を変えつつも今でも続いているってのはスゴイですな・・・
どこまで行けるか分からないし、どうなるかも分からないですが、どうぞこれからもよろしくお願いします。。


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自称「GARNET CROW 広報 高津支部」からの宣伝なんですが、12/8にニューアルバムが出る事になりやした。

「parallel universe」
前作の「STAY 〜夜明けのSoul〜」から1年3ヶ月振りのリリースって事ですな。

この間ジャケットが発表になったのですが・・・通常版と初回限定版が、明らかに対になってまして。。
最近、資金の問題で「初回限定版だけでいいかな・・・」って思っていたのに、早くも「こりゃ両方買わなきゃダメだな・・」って思い始めていやす。。w

ちなみに、初回限定版には8/26に行われた一夜限りの「Symphonic Concert 2010」より3曲がDVDとして収録されているんです。
嗚呼・・・・由利さんが「興味のある方は物販で・・」とお決まりのセリフを言っている姿が目に浮かぶ。。www


それに伴って、年末には「GARNET CROW livescope 2010+ 〜welcome to the parallel universe!」が開催決定!
東京の開催は12/26(日)。
さすがに2年連続のカウントダウンライブは厳しいか・・と思いつつ、年の瀬とか無視して、問答無用でチケット頼みました。ww


ゆっくりさせてもらった10月。仕事で相当忙しくなるがほぼ確定な11月・・・そして、例年通り年の瀬として忙しい12月。
もう残り2ヶ月ちょっとですね・・・
でも、この秋口から年の瀬までは1年の中でも、とても好きな時期です。
街中に漂う物哀しさや、冬の厳しさに耐えながら生き抜こうとする生命力とか・・そんな雰囲気が好きなんです。。


一年の締めくくりをGARNETで終われるなんて最高ですなぁ..(笑)
願わくば、それまでに年賀状を・・・www


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今日は、会社の人の所属するウィンドオケの定演に行ってきたのですよ。
行ったホールは、自分も以前弾いた事のあるホール。

思えば、こういうコンサートってしばらく振り。
2年前に同じ団体の定演に来た事があるんだけれども、その時と大体同じ感想を持ちました。
いや・・2年前よりも、もっと新鮮だったかな。

シニアだけど、学生も混じっているみたいで・・・ああいう音楽団体にありそうな楽しさと難しさを持っているような雰囲気を感じました。。かつて、そんな団体に居た身としては。


ウィンドオケもいいけど、やっぱ俺は弦楽が好きだな〜(笑)
なんか、バリバリの弦楽バロックのコンサートを聴きたい。w


かつて自分が望んで手放した世界だけれども、その世界自体を嫌っていた訳ではない。
ただ、それに触れていると余計な事も思い出すから、聴けなくなっていただけ。

日頃から感じているんだけれども・・・俺の精神部分の防衛機構はかなり優秀だと想うんだな。w
強い衝撃を受けると、「これ以上進むと壊れるから、、」と、頭の中で足止めをしてくれる。自分が。
心理学的にも分類分けされている防衛機構らしいんだけれども、これってとても大事。
この年になれば、その防衛機構が上手く働かなかった人、それを知りつつ折り合いをつけている人生を、幾つも見てきている。


今は、かなりマシになったと思う。

何故「マシ」になったかって言うと・・・恐らく、失われた後の数年で、得る予定だったものに取って代わるものを、積み上げてこれたからだと想う。
その数年間で何も出来ていなかったら、恐らく今頃、慙愧の念に苛まれている事だろう。


人生で重大な選択を迫られた時・・・・・「正しい選択」かどうかが決まるのは、選択の瞬間ではなく、選択した後に決まるのではないだろうか。
そんな事を、ふと想った。






10/20(水)テスタメント


力は初歩的な言語概念だよ、新庄君。
了承なら握手、否定なら殴る、言葉がなくてもこれは通じる。
今でも力を慣習として持つ部族は地球上の至るところに残っている。

逆に問うが・・・・、
なぜ、言葉で解決しなければならない?

言葉なんてものは人間が生まれたときに持っていなかった文明、力の代理物だ。
何故、そんなもので物事を解決する必要がある?


by.佐山御言 『 終わりのクロニクル 』 川上稔


これ程までに暴力の正当性を理屈で立てられるとは・・・さすが「屁理屈魔王」佐山御言。。w


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「終わりのクロニクル」に限らず、様々なストーリーを読んでいると主人公の「気付き」の感性に、いつも感嘆させられる。

情報社会とかそんなレベルでなく、私たちの日常は「情報」で溢れている。
五感・・・いや、六感全てで自分の周囲にある情報を身に受けようと思うと、とてもじゃないが、人間の脳・・・情報処理能力が追い付かない。

たまに思う。
自分は、目の前にあるコトガラ、それらに満ち溢れる情報の、一体どれだけを使って生きているのだろうかと。

そして想う。
それらの、ほんの数パーセントだけでも、今よりも多く扱う事ができたならば。
それらの、ほんの数パーセントだけでも、多く気付き、処理する事ができたならば。
目に映る世界は、恐らくガラリと変わってくる。


目に映る世界を映像にしてはいけない。活字にするんだ。





10/10(日)頑健の利


限界なんて そうそう来るもんじゃない
お前のカラダはお前にウソをついている!

自分を信じるな!
お前を信じない あたしを信じろ!!


by.エクセル 『 エクセル・サーガ 』 六道神士


ひっそりと3週連続の3連休。w
いや〜・・・恢復していく。。ww


多少は体調崩してもいいや、、って感じでスイッチをオフにしていく今日この頃。
まぁ、半ば予定通りに体調を少し崩したものの、大崩れせずに、3連休終わる頃には復帰しそう。
ふっ、、描いた画どおりだぜ。。ww


限界たぁ思わないものの、日に日に衰えを感じる今日この頃。
・・って思ってたのに、周りを見るともっと健康面で苦しんでいる人ばかり。
プライベートな話しだから大っぴらに言ってないだけなんだろうけど、聞けば病院通いしている人の何と多い事か。。


会社に入ってから10年弱。
その間に内臓系で病院に行ったのは、声が殆ど出なくなって内科に1回行っただけ。(風邪だった)

あとは・・・マンホール開ける時に痛めた腰と、歯が折れて通った歯科。。w
腰は1年半くらい整体に通って、電気のリハビリ。
おかげ様で大体回復して・・・今は姿勢悪い時や重い物を長時間持った時に悪化する以外、日常は普通に過ごせている。
歯は、、まぁ、普通に馴染んでますよ。w


「丈夫が取り柄」なんて、何だかスキルが無い人を揶揄して言うようなセリフだけれども・・・実はそんな事ァ無いって、最近実感しています。
「頑健である事」は、とても大事ですよ。
何をするにしても、「それ」が無きゃ始まらん。w


普段の生活を見ている人からは意外に思われるかもしれないけれども、これでも健康は多少気を遣っているんですよ。俺なりに。w
(何せ、病気や怪我をしたが最後、全て自分だけで何とかしなくちゃいかんですからね。ww)

金と、時間と、労力と、健康の・・・その、それぞれが適度にバランス取れた所で生活しているつもり。

思うに、健康ってのは身体の面だけ見ていてもケアできないと思うんですな。
「病は気から」って言うし。。
ムリして好きなモノ我慢していてもストレス(病気)になりそうだし、身体を大事にし過ぎても、丈夫な身体や体力は付かないと思うしね。


『jester流健康法』
・毎日の食卓にニンニク(2〜3ヶ)と漬物を欠かさない
・酒は毎日適量呑む
・ヌメヌメ系の食べ物を多めに食べる(メカブとかオクラとか納豆とかね)
・家の食事は野菜と魚が中心(単に好きなだけ。まぁ、外食が肉食に偏るしね。)
・歩く(毎日通勤で、往復1時間は歩いている)
・ホントに身体が疲れている時以外は、身体が動く場合は動かす
・カリンのノド飴を舐める(平日は毎日出勤時に舐めています.w)
・休日は、心ゆくまで眠る

こんなとこですかね。w

多分、俺が健康上一番問題あるのは・・・睡眠不足ですね。。
睡眠不足で今まで何回も失敗しているのに、、、どうも、平日仕事だけで終わるのが嫌で夜更かししてしまう。。(終電で帰っているのに、、)


とは言っても、段々今までの方法だけじゃ健康を維持できなくなってきているかも。。

年を取れば取るほど、身体のケアに掛ける時間が増えていくと思っています。
好き勝手な生き方していられるのも、30代までだろうなぁ。。ww


貴方がどこの忠告の神か知らないが言っておこう。
後悔と同様に、喜悦も先に立たぬものだ。

by.佐山御言(みこと) 『 終わりのクロニクル 』 川上稔


あぁ、、さいですね。w
まずは動いてみる事ですやね。。

ってか、「コレ」を進めてくれた友人にも言ったのですが・・・
もともと自尊心の強い俺に、なんで佐山みたいなキャラを紹介するかなぁ。。。
頑張って抑えているのに、これ以上社会不適な性格が助長されたら手に負えんぞ?ww

まぁ、そんなこんなで1巻の下巻に突入。
えぇ・・・全7巻上下の計14冊ってボリュームを考えると、入口にも達してない気分が。。www
ってか、7巻最終の「文庫本 1091ページ」ってステータスが光りますな。。www



あぁ、、、資格の勉強もしなければ・・・と、一応建前的に書いてみたり。。ww





10/3(日)変わらぬモノ、変わるモノ


進歩した技術を得、すぐれた物質で満たされていることが・・・
どれだけのものを失って得たものであるのか?

鉄器と馬のシル・ヴィス期と次元飛行を行う我々との間に、
はたして進歩はあったのかな?



善と悪、神と悪魔、文明・・・技術・・・差別・・・貧富・・・
これらが全て相対的な見地から存在するのであれば・・・

絶対的な方向から見れば、それらは全て無きに等しい、同一のものかもしれん

奴らを観ていてそう思うよ
全てを得るのは全てをなくすのに等しいと・・・


by.F.U.ログナー 『 THE FIVE STAR STORIES 』 永野護



ふと、バランシェとソープのラストシーン(かなりお気に入りのシーン)が読みたくなって引っ張り出したF.S.S.の5巻。
ってか、いつになったら話しが進むのやら・・・ww


2ヶ月遅れくらいで「龍馬伝」を見ているんだけど、あの時代、言葉を伝えたり人を待ったり・・・そんな単純な事が、どんなに困難だったかって事を改めて想う。
ありきたりな表現だけれども・・・携帯電話を持ち、メールを駆使し、ウェブで自己表現が簡単にできる世の中。
それが良いか悪いか・・・なんてのは物差しによって変わるだろうから論ずるのも無意味な話しなんだけれども、ログナーが言っているように、絶対的な価値観から見れば何も変わっていないのかもしれない。

今、私達は自分達の生活に、便利な部分と不足している部分を感じている訳だけれども、過去どんな時代を見ても、それらは同等に存在するものだろう。形は変えこそすれ。


便利で動き易いこの世の中。
自分もこの環境を進んで手放したいとは思わないものの、しかし、1つ1つの行動への「重み」は薄れている事は間違い無いと感じるのも事実。

自分達の世界をじっくりと見れば、もっともっと良い部分も悪い部分も見えてくるんじゃないかな。
それらを知って過ごすの事と知らないで過ごす事、どっちを選ぶかは自分で決めたら良い。
が・・・知らないで自分の行動を選んでいくと、自分が意図しない人を傷付けていく可能性が高くなると、俺は想う。

誰も傷付けないで生きるのは不可能だと思っているけれども、少なくとも自分が傷付ける事を覚悟した人に対してのみ、傷を付けて生きていきたい。


 ************


先週は、驚くほど自分の仕事が進む週だった。

月末だったからかもしれないけれども、問い合わせやらトラブルがすごく少なくて、自分の仕事が順調に進む毎日。
月曜は(予定通り)立て込んで終電になっちゃったけど、火曜から木曜は定時ちょっとで上がれる状態。
んで・・・金曜に至っては、有休まで取っちゃったり。。w

普段、定時までトラブルやら問い合わせの対応をして・・・皆が帰り始めた頃から、ようやく自分の仕事に手を付けるって毎日なんだけども。
こんなのが会社として良い状態な訳は無い。

ちょっと前に会社で受けた経営手法のセミナーでも、「直接、お客様の利益となる部分に携わる部分のみが本当の仕事で、本当に必要な部分。他は全部無駄。」と言っていた事を思い出す。

正に然り。

お客様からの問い合わせはともかく、ミスやトラブルの対応なんざ、不必要以外の何物でもない。
だから、管理職であっても本来の理想は「この形」であるべきなのだ。



管理職になって幾つも目標はあるものの、この1週間に関わる2つだけ紹介したいと思う。

1つは、うちの会社の「個」の弱さ、「集団」の甘さ・・そういった事を容認する社風や意識を変えたいと想っている事。
過去に、「部活動の延長みたいな会社」と捨て台詞を残して去った派遣社員が居たらしい。
的確な表現だ。一面良く分かるし、俺もそう思う。

少なくとも、他の業種で呼ばれる「ビジネス」という場に立っていないような雰囲気の甘さがあり、だからこそ、他会社や他業種との競争に負けつつある。
だが、そこからの考え方は、その派遣社員とは大きく違う。

「部活動の延長みたいな会社」だが、それを思うように動かせない人間(=自分)や、そこで圧倒的な力を見せ付ける事ができない人間は、所詮同レベルだと考える。
恐らくその去っていった派遣社員は、他の会社に行っても同じ事を感じ、同じように不平を言うだろう。
ちなみに、俺はその辞めた派遣社員が圧倒的にスゴイ実力を持っているとは思えなかった。


俺も、今の会社が嫌だった期間は結構ある。
しかし、他の会社や業種に行く時は、今の場所で結果を残してから。
今いる場所が嫌で離れても、恐らく次の場所で同じ不平不満を言うだろう。

やりたいのは、個々のレベルアップと社風を変えていく事。
個々人が広い視野を持って、自分達の仕事にしっかりとした責任を持つ事。いわゆる「プロ意識」を持つ事。
「技術屋」としての意識を強く持つ一方で、コストや営業・経営戦略を視野に入れた判断が出来、意見を建設的に、そして前向きに述べられる人の育成。
・・・長く地道な作業で、成果が表し辛いから、恐らく会社からも評価されないだろうけど。
これをやっていきたい。(今もやっているつもり。)


新人や2,3年目の社員は結構大丈夫。
まだウチの会社に染まっていないから。

中堅からベテランが厄介。
今のこの社風にアジャストしてしまっているから。

数ヶ月前にとあるベテラン社員と話して、意識を変えていくような話しをし、このままじゃ生き残れないからという話しをしたものの、「そういう事をやっていたけど、結局今まで変わらなかった。だからもうそんな事はやりたくない。」と、はっきり言われた。
情け無い事に、「そうやっていたけど、周りがやってくれないから、もう自分だけで勝手にやる事にしたから。」と平然と言う他部署の上司も居る。

どっちのケースも、そんなセリフを恥ずかしげもなく、プライドも無く言える事を、とても情け無く思う。
そして、そんな先輩や上司が指導する後輩は、必然的にこの色に染まっていくだろうとも。

30分以上話してベテランにはっきり上のように言われた時は、さすがにトイレに行って壁を思いっ切り力任せに殴った。
完全に後ろ向きなベテランへの怒りと、その意識を変えられない自分の力不足とが、半分半分。
でも、まだまだ俺の意志は堕ちちゃいない。


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もう1つは、後輩の道標となる事。
管理職になりたくない若者が増えていると言われる昨今、しかし、個別面接では管理職になりたいと言ってくれる人は多い。

経営と同じく、管理も一種の技術職。
性格による向き不向きが明確にあるし、正直向いてないと思う人も居るけれども、それを今から指摘して向上心を抑えつける必要も、また無いと思う。(逆に、向いていると思ってるのに、本人にその気が無い人も居るしね。)
人間なんざ、どう成長していくかも分からんし・・。

一方で、俺自身も思った事だけれども、管理職になると更に長時間勤務になるという印象が根強いのも、ウチの会社の悪い所。

女性社員が多いウチのグループ。
未婚者が多いからまだ良いものの、近年、結婚して退社したり、子供が出来て退社したりするケースが増えている。
その理由はやはり、長時間勤務がネックとなっているのだ。

この間、他部署の先輩から「もうこの業界は『こういうもの』として、その業務圧迫に耐えられないならば、この仕事は続けられないって事だと割り切っているけどね。」との意見を聞いた。
自分の意見とは食い違うはずなのに、何だかとても納得してしまった。
頭の中で出て来た言葉は、「やっぱりそうだよね」である。

しかし・・・しかし、やっぱりそれじゃ良くない気がする。
確かに、長時間勤務にならざるを得ない業務内容は多い。
それらを変える事は難しいけれども、何かしら手を打ちたい。
(「難しい」と思っている事自体、業界の「常識」に捕われているような気もするし・・)


管理職にしてもまた然り。
せっかく、2〜3年目に向上心を持っていても、毎日終電の上司を見て「あの生活になりなたい!」と誰が思うだろうか・・?

残念な事に、ウチの会社は入社からずっと居る社員の待遇が今ひとつ良くない。
しかし、それは自業自得で、単に実力が無いだけだと俺は感じるのだ。
そして、今いる若手の社員に「転職がキャリアアップ」だなんて思わせたくない。

今まで、その激務から、中堅になると辞めていく・・・という流れが出来ていて、そのシッペ返しで、今ウチの会社には技術力やビジネススキルが低い状態である。
それを、誰かがどうにかして止めないといけない。



今週、定時近くで帰った3日間・・・
管理職の同僚や上司からは、もしかしたら「じゃあもっとクリエイティブな部分に力を入れたり、こっちの仕事をサポートして欲しい・・」という目で見られていたかもしれない。
けれども、いくら仕事が尽きないからって、そうやってずっと会社に居る事は・・・やっぱり、長期的には「マイナス」に働くのである。
俺はそう思う。


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相変わらず・・最初に書きたいと思った事から大きくズレている事は内緒の方向で(笑)
先週の3連休に加え、今週の定時上がり&金曜の有休で大体回復した。身も心も。
バカな事を考える余裕も出て来た。(重要.w)

よしッ

心地良い秋風も、100kオーバーの勝ちも・・全てが永らく待ち望んだモノだ。
さぁ・・・人生に対して、反撃開始しようではないかッ!w




9/20(月)朋友


同道、朋友(ポンヨウ)を売らず!
これが青幇(チンパン)よ



拳さんがよく言ってたね・・・
義・・・
自分のことより 友のことを想う気持ちが大事だと


by.李永健 『 蒼天の拳 』 原哲夫 / 武論尊


スロが元で興味を持つ作品は、ちょいちょいある。
「蒼天の拳」もその一つ。

コンビニで廉価版が売ってたのを、思わず衝動買いしてしまったけど・・・なかなか面白い。w
買い揃えたい気持ちは大きいけど、先立つものが最近少なくて・・・ww

朋友(ポンヨウ)って言葉の重さ、「義」というものをもっと大切に想わないといけないと改めて想いました。
俺みたいな人生は、特に。
義と矜持で生きていく事こそが、最も美しい人生かと。
・・まだまだ欲に負けてしまうけれどもね..


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土曜日は夜に出勤したものの、日曜から14日振りの休日にして、他の人とは1日ずれの3連休。
この3連休の目的は・・・ズバリ「身体と心の休養」!ww
・・・こんな事を宣言する自分が情け無いという説もありますが。。ww


身体もまぁ厳しかったけど、どうもストレスやプレッシャーが身体を蝕んでまして。。
体調こそ「ギリギリ」崩さないものの、爪やら、白髪やら抜け毛やら・・身体に変調が出てきているのは本当に良くない。

まぁ、突き詰めれば自分の力不足なのね。
そうならないように、階段は駆け上がらずに一段ずつ上ってきたつもりだったけど・・・・
まぁでも、ここらが良いタイミングだったんだろうな。w
後は、自分がここで潰れるか、乗り越えるか。ただそれだけ。w


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休みに入ってダラダラ過ごしてるんだけど・・・
そんな中、我がソフトバンク・ホークスは、マジックの点灯した首位ライオンズとの3連戦!!

初日こそ、休出の会社でヤフー見ながら応援したけど・・・ ←ダメですから.w
小久保のサヨナラホームランの時には、夜の会社で1人で雄叫びを上げましたとも。w

日月は、連日CSで最初から最後まで応援ッ!
そして・・・奇跡の逆転優勝に望みをつなぐ3連勝!!!!!

いや〜・・・・燃える3連戦でした・・・・


場合によっては、目の前で胴上げを見なければいけない状態の中、本当に執念でもぎ取った3連続逆転勝利。
やっぱり今年は、中継ぎ以降が本当に素晴らしいな・・・・

ホークスには、左中継ぎの神様が居るように思う。
横浜に行っちゃった篠原、吉田修司、三瀬・・・・そして今年は、終盤に救世主として現れた森福!!

今日だって、森福の3連続奪三振から逆転のリズムが出来ていった。
これは・・・・本当にあるぞ、逆転優勝ッ。

残る試合は23日と、今週末の土日の3試合。
23日は休出なんで見れないけれども・・・・土日は観戦して、是非とも優勝の瞬間を見たいッ!!

依然としてライオンズ有利なのは変わらない。
ライオンズの残す4試合も、楽天が3試合残っているしね。。
あのライオンズを楽天が止められるとは、あまり思えない。。


しっかし、あの緊迫した試合は本当に野球ファンには堪らない良い試合ッ!!
もちろんホークスを応援していたけど、試合自体が異常に面白かったッ!!

シーズン優勝しながらもプレーオフに泣いた数年。。。
本当に・・・ホークスファンは優勝を渇望しています・・・・


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話は変わって、半年以上ぶりに「北欧記」を更新。
長らくお待たせを・・・というか、考え方を変えました。w

あれから1年。
仕事や私事で忙しく更新できなかったのですが・・・更新しなければしないほど、更新のハードルが上がっていく。
時間が経てば経つほど、「良い物を書かなければ」「しっかりとした物をつくらなければ」という意識が強くなって・・・それが更に、手を付けるハードルを上げていく。
そんな悪循環になっている事に気付いたのです。

あれから1年。
時が経てば経つほどに、経験した事の貴重さや、「もっとこうしたかった」って気持ちがムクムクと出てくる昨今。

「何はともあれ、まとめてアップする事」

これが大事なのだと、考えを改めました。
良い物を書こう・・・という気持ちを無くす、という訳ではないのですが、それ以上にアップする事を優先しようと。


そんなこんなで再開した「北欧記」
0日目をアップして、1日目を途中まで書いたんだけど・・・・
気付くのは、0日目まではいいけど・・・1日目(海外出て)からは、あまりに情報量が多過ぎるッ!w

改めてまとめ方に悩むけど・・・・いやいや、それをやっちゃ今までと同じ。
どこまで行けるか分からないけど、再び頑張ってみるので、是非お付き合いの程を。。w


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そんなこんなな連休。
昼はホークス戦を見ながら北欧記をまとめ、夕方から打ちに行く日々。

久々にスロネタ全開にしてみます。w

今年は、本当に面白い台が出ているせいで、収支のアップダウンが激しい激しい。
思うように収支が出せない中・・・・
今日は今日とて、「新鬼武者」を打つ。w

天井を狙った訳ではないんだけど、500Gくらいの台が更にハマって・・・初めての天井に突入。
あまりの流れの悪さに単発で終わったらどうしよう・・・・って思ったものの、89%継続の実力を発揮して、初めてエンディングまで行きましたッ!

偶数設定らしく、殆ど上乗せが無く、出玉的には相当寂しい状態でしたが・・・
それでも、エンディングが見れたので文句無し。w


魔空空間5階で力尽きました。。
ってか、エンディングに入る時はタイトルから入ると思っていたから、上乗せゾーンが終わった後のレバーオンでエンディングに入った時には「え?そうなの?」って一瞬ガックリきましたが。。

エンディングは素敵でしたな。
ってか、あ〜いう演出って好きなので、思わず台の前でウルッときちゃいました。。
「2027」のエンディングは謎ばかりで終わったけど、新鬼武者は見事なエンディングでしたよ。


最近、スロでもあ〜いう感動を誘う演出が多くて・・・良いけど困っちゃう。。ww
ウルッときたのは、EVA3のSPムービーの加持編以来。w
その前は、「タフ」の赤7RT時、特殊リプレイ追加RT中の赤7・・・っていう所で発生する、「静虎 vs 鬼龍」(高校鉄拳伝タフのラストね)のムービーでも、かなりグッと来たものですが。。

これで出玉が10万コースなら尚更良かったけど・・・今の俺の流れじゃ、これが精一杯か。。。w

今年は本当に、久々に面白い台が多い。
「新鬼武者」が一番中毒的だけど、「EVA4」も良いし、「蒼天の拳」も良い。
しっかりと収支出すためには、面白い台なんて無い方が良いんだけどね・・・・ww

もう一度くらいは新鬼武者のエンディング見たいな。
ボーナス中のフリーズ(青7揃い)で、上乗せガンガンして、万枚出しながらのエンディングなら・・・ホント言う事無し。
ってか、俺も昇天しても良いくらい。。www


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予定が入っていない事もあって、順調に回復できている3連休。
実は、「仕事の期限に迫られる夢」・・・なんつ〜、お約束な夢も見ちゃっているんだけど、意外にも起きた後に引きずってないんで、まぁいいか(笑)

なんて言うか・・・・

やっぱり、休みって大事だよ。。w





9/12(日)雑多に


みなさんこんばんわ。
ただいま絶賛13連勤中のjesterでありんす。w

忙しいなら更新休んで寝りゃ〜いいのに、なんか今日は更新したくて書いてみます。
と言っても、「何が」ってテーマは特に無し。

何だろうなな この気持ち。
たまにはいいかな こんなコト。
↑ラップ調で読んでね.w



今日は出勤と言っても、外部講師によるマネジメントの新手法を勉強するために東京へ。
管理職の人は、ほぼ全員出席。
自分の考えをしっかり持った人が集まるから、言い合いにはなるけれども、自分の主張を持った上での議論だから結構面白い。(もちろん例外は居ますけどネ(毒))

教えてもらった手法は面白かったし・・ってか、講師の人が面白いんだな。ありゃ。w
何か、結構な肩書き持つ人なのに、ぶっちゃけはっちゃけトークなのが面白いし、笑える範囲でメチャクチャなのが良い。

でもなんか、やっぱりマネジメントの考えって、突き詰めていくと結局は哲学に辿り着いちゃうんじゃん、、って思っちゃう。
過去の哲学者が唱えた話しを、どうやって現代風味に味付けするか、、に見える。

いや、悪いとは思わないんだけど、結局「運」や「イレギュラー」ってファクターは入れないんだ・・・って。。
技術の部分だけで考えると、物事の50%しか見れてないのになぁ〜。。


俺が世の中の教育で一番滑稽に思っているコトは、「完璧なものは世の中に無い」って公然と言いながら「完璧」を目指させる社会の在り方。
多分それは、「上手くいかないものを選択できない」って前提を持っているから、「取り敢えず全部上手くいくように努力してみそ」って言っちゃうんだと思うんだな。

色川武大さん(阿佐田哲也さん)の受け売りになっちゃうけれども、「敢えて失敗を引きこむ」「成果を積み上げたら、一旦潰して平らにする」って考えは、その発想自体が異端で理解され難いけれども、世の中の理に一番合ってる考え方のように思う。

自分で「ダメな部分を作る」「積み上げた成果を投げ棄てる」なんて、今の成果主義の世の中に真っ向から対立する意見だね。ハハ(笑)


ま〜、、、俺は、これらが人生を生きる上で、一番スマートな考え方だと思うけれども、、
さっき言ったように、今の世の中、完全に成果主義だからなぁ。。。。
あんまりやり過ぎちゃうと、人生では楽しめても、社会で居る場所が無くなっちゃう。w

ま、それはそれで楽しい気もするけどネ。ww



ありゃ。
書き始めはフリーテーマだったけど、なんだかんだで散文ながらもテーマが付いたな。w
こんな勢いだけの文章もたまにはいいかな。
いつもやってるコトと違うコトやると、色々発見があるしね。w

さ〜〜、、明日は朝一で、トーク1つで客先に謝罪に行くかどうかが決定される電話をしなくちゃならんです〜〜〜♪
今から気が重いぞぉ〜〜〜! ひゃっほ〜〜い♪www




9/4(土)島津豊久


ここがどこで お前らが誰であろうと
仇はお前らが討たねばならぬ


この子が応報せよと言っている!!

by.島津豊久 『 ドリフターズ 』 平野耕太



え〜・・・ちょいと前、餓狼伝の新刊を買いに行ったのに、延期だか見間違いだかで来月発売との事。
そのままションボリ帰ればいいのに・・・ついつい「ドリフターズ」を買ってみたり。w

島津豊久なんて、全然知らなかった。
それを言えば、アナスタシア・ニコラエヴァ・ロマノヴァは元より・・・世界史に詳しくない俺としては、ハンニバル・バルカもスキピオ・アフリカヌスも当然知らない。w

島津豊久が主人公ってのもスゴイけど、織田信長と那須与一が一緒の3人組ってスゴイ組み合わせだこと。
ゴイスー.ww



尊厳が無くとも 飯が食えれば人は生きられる
飯が無くとも 尊厳があれば人は耐えられる

だが両方無くなると もはやどうでもよくなる
「何にでも頼る」

散々おれが一向一揆にヤられた手じゃもの
国をかっぱらうには一番の手よ


by.織田信長 『 ドリフターズ 』 平野耕太


歌うような、謳うような会話と、線の太い迫力のある画が、平野耕太の魅力。
最初は「う〜ん」と思った部分もあったけど、今じゃ結構中毒気味に好きです。w

1話の関ヶ原のくだりは何度も読み返してますヨ。ww


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イヤね・・・途中で気がついてしまったんですよ・・・
この「波」を途中で降りたりしたら
麻雀の神様に嫌われちゃう・・・ってね

だってそうでしょ?


麻雀と指1本・・・
どう考えても麻雀の方が重い!!


by.ケイ 『 凍牌 』 志名坂高次


今日はコミックスペシャル.w
これまた、ちょっと前に衝動的に買った「凍牌」から。

確かに、勝負の女神様の気まぐれには何度も痛い目を見たけどサ・・・
でも、指の方が重いだろッ!?・・って、誰しも思うよな。そりゃ。w

「凍牌」は、あまりにも高レート&金以上の物を賭ける事が多いんで、「金と銀」なみに現実感の無い作品なんだけど・・・・
それでも、「本質」を捉えている作品の一つだと思うよ。
危険な臭いがプンプンだけどね。。



だまれ三下
・・・俺はバカで麻雀も強かねぇ
・・・だがな、男の事ならわかる

いいか
この意地こそが男の証し!!


意地が張れねぇなら
男はやめるこった


by.柳 『 凍牌 』 志名坂高次


ズドンッ!と胸に響いた言葉。
「意地が張れねぇなら男はやめるこった・・・」
だよね・・・そうだよね・・・ww

現在、礼儀云々の話しで他部署の後輩と抗争中なのですが・・・俺が受けた行為は、何度考え直しても許せない行為。
周りが宥めようが、立場があろうが、生活があろうが・・・自分が「譲れない」と思った一線は譲らない。
もちろん、それによって起こるコト全てを受け容れる覚悟は必要だけれども・・・。。

あ、「だまれ三下」も好きです.w


 ************


・・一度、権力の軍門に下った人間は、
そこで自分の強さと意志を失う・・・

・・・たとえ20年かかっても 自分達の意志で生き・・・築き上げる・・・
・・それが「聖域(サンクチュアリ)」だ!!


by.浅見千秋 『 サンクチュアリ 』 史村翔 / 池上遼一


日増しに受けるストレスが増える中・・・ある日、終電で帰ったにも関わらず読み返してしまった「サンクチュアリ」。
その力強さを改めて味わい、勇気付けられる。

思うに、社会的地位というのは、必ず「手段」に位置付けておかなければならないものなんだろう。

年を取り、社会的地位が上がるにつれ、人としての本質を簡単に見失いそうになる。
上手く利用すれば便利な「それ」だけど、油断すると簡単に「目的」「保守」に切り替わってしまうのは、とても危険なこってすな。。。



オレが日本に帰ってきて・・・
初めて日本人を見た時・・・


こいつら「生きる」って事を
どう考えているんだろう・・・


まずそう思った・・・

by.浅見千秋 『 サンクチュアリ 』 史村翔 / 池上遼一


今回のトリは、この台詞。

サンクチュアリという作品を代表するかのような、このセリフ・・・
読んだ当時(中高生の頃)よりも、社会人になった今だからこそ響く言葉が多いです。


折り返し地点を通り過ぎた我が人生。
さ、どこまで意地を張って生きれるか・・・





8/29(日)夏の終わり


別に、意図して詰め込んだ訳ではないけれども、8月は色々とイベント続きだった。

7月からの仕事の忙しさが8月にも影響して、前半は忙しくて瀕死寸前に。w
後半は、しっかりと休みを取らしてもらったけど・・・そんな8月も、もう終わり。

キャンプは仕事で行けなかったけど・・・WWE日本公演や、今週木曜にあったGARNET CROWのシンフォニック・コンサートはバッチリ楽しんでリフレッシュ。。
イベント続きの夏も、もう少しで終了。

待望の白秋が眼前に迫りぬ。。w


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シンフォニックコンサートポスター!

平日の1日限りの限定開催・・・って事で、チケットを取れない人も結構居たとの事。
取れたのは、ラッキーでしたな。。(嬉)


改めて感じたんだけど、GARNETの曲って、やっぱりクラシックに合う。
作曲の由利さん(中村由利さん)がクラシック畑出身だからだろうな。
ちなみに、由利さんはGARNETで初めてボーカルにチャレンジ。
今年10周年だから、もうそれくらいやっているけれども、それ以前は全く・・・ボーカルのボの字も知らなかったとか.w

でも、伝家の宝刀ミディアムバラードでの伸びのある部分なんかは本当に素敵。
アップテンポの曲は・・乗り切ったらノリノリだけど、乗り切る前はちょっと苦手そう。w


ライブというよりかは、コンサートな雰囲気の今回。
普段、インターミッションは無いんだけど、今回は途中に1回。

前半は、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の皆さんとの、クラシックアレンジの曲を中心に。
後半は、いつものライブ感のある(新アルバムの曲が多いかな)のを中心に。

ネットを見てると結構同意見があるんだけど、GARNETの場合は、たまには全部座ってじっくり聴く感じでも充分良いかな、、とも思う。
今回は多分、どっちのお客さんにも楽しんでもらえるように、ってチョイスなんだろうな。。

個人的には、一番最初のインストの「忘れ咲き」と、2曲目の「The first cry」が良かったかな。。
隣で1人で来ていた女性が、心無しか涙しているようだったけど・・・心の中で「その気持ちスゴイ分かる!」って叫んでました。w


新アルバムに入っているからか、「Love Lone Star」「WEEKEND」なんて今まで殆どやらなかった曲もやってくれたのは嬉しい所。

「WEEKEND」は結構好きで、何か傷を負った週末にとても聴きたくなる曲。
由利さんが曲紹介で「楽しい週末を過ごせるように・・・」って紹介していたけど、「いやいや、WEEKENDじゃ切なくなるだけじゃ・・」と、思わず思っちまいやした。w


最後、GCメンバーが去った後に、指揮者の方が再度カーテンコールを煽って、出てきたメンバーに花束を渡すシーンはとても素敵でした。
指揮者って、何かこんな素敵なキザな事をするよな・・・と、近くに居た指揮者を思い浮かべつつ思ったり。w


今年のライブはこれで終わりだろうな・・・と思いつつ、昨年行けなかった「カウントダウンライブ」を今年もやるならば・・・・
やるならば・・・今度こそ関西でもどこでも行きまっせ。w


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そんなこんななイベントを楽しんだ翌日、金曜は会社の同じ島での呑み会。

自分がメインに見る、かわいい後輩達との呑み。。
毎度思うのは・・・頻繁じゃないにしろ、こうやって仕事を一緒にやってるメンバーで呑めるってのは本当に嬉しい事だと思うし、色んな世代の人と仕事以外の話しを出来るのって、本当に面白い。
仕事を離れて、ようやく自分の会話のレベル(=人間の拡がり)が見えてくるしね。

ちなみに、仕事中はともかく、仕事の時間を離れたら会社の人相手でも、極力仕事の話しはしないようにしているつもり。(相手が望んだら話しは別だけど)
だって・・・せっかく、世代も、生まれた場所も育った場所も違う人と接しているのに、仕事に関わる事に制限して話していたら、とっても勿体無い。w


話し相手にも、同じ気持ち(jesterと話して面白いって気持ち)を持ってもらいたいと思ってるけど・・・どうだろうなぁ・・・?w
自分の人間としての拡がり、深さ、話し方、面白さ・・・そんなの全部が試されているからね。。

話す内容自体(主張自体)を変える事は無いんだけれども、話していて、相手がどう受け取っているか、読み取ろうとしている・・・・つもり。酒が一定量超えるまでは。ww
立場が上になっちゃったんで、上辺の言葉じゃなくて、本当の気持ちを見極めないといけないから、これまた一層大変なのが悩み所だけどねぇ。。
でも、この部分って本当に重要。仕事以上に。w



二次会。以前、会社の先輩に紹介してもらった店に行ったら、酒好きの店長が「錫製の酒器」を試させてくれた。

焼酎や日本酒がたくさんある店。
ガラスの酒器と錫製の酒器との味の違いを試させてくれて、その違いに思わず感動。w

店長お手製のものが売ってるって事なんで、思わず買っちまいやした。ww

お猪口とグラス

実はまだ家では試してないんだけども、色んな酒で味の違いを楽しみたいと思いやす♪w



いや〜・・・やっぱり、人生50年じゃ短いなぁ〜.ww





8/21 8/28(土)国技館:2日目


そんなこんなで、今更ながら国技館2日目のレポ。w

2日目は2階席からッ

久々にSS席が取れず、S席が枡席(4席セットでの販売)だったため、A席(2階)での観戦。
思えば2階席で観るのは、初めてWWEを観に行った武道館以来だなぁ〜。
国技館の2階はどうかと思いつつ観ると、全体を見渡せる視点が新鮮。

確かにちょっと離れているし、一緒に「ワ〜ッ!」と騒ぐという感じではないけれども、試合中の細かいムーブが観れるのは嬉しい所。


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「○ザ・ハート・ダイナスティ(ナタリア&タイソン・キッド&デイビット・ハート・スミス)
 vs ザ・ミズ&テッドデビアス(with マリース)」

昨日に引き続きミズのマイクパフォーマンスを楽しみつつ。w
マリースは悪女キャラが似合うなぁ〜。。

デイビッド・ハート・スミスの空中静止型のバーティカル・スープレックスは、生で観ると結構迫力ある。
ハート・ダイナスティのタッグ技でピン。
もうちょっとタッグ技が冴えてる技だと、もっと人気出ると思うんだけどなぁ〜。ww


「ゴールダスト vs ○デイビッド・オタンガ」
バレットと愉快な仲間たちになりつつある「ネクサス」からはオタンガの登場。
昨日の試合終了後の襲撃を受けてのマッチメイクかな。

プロレスはまだまだながら、オタンガの背筋はスゴイな〜、、って所だけ感心。w
試合は・・・・試合は・・・・ちょっとゴールダストが可哀想だったかな。。
若手を育てるためと思ってガマンしよう。ww


「○ニッキー・ベラ&ブリー・ベラ
 vs アリシア・フォックス&ジリアン」

特別レフェリーにイブ。
イブの試合が見れないのは残念。
フィンレーがディーバの指導係らしいけれども、そのおかげか、最近は結構ディーバのレスリング技術が上がってきた気がする。
ベラ・ツインズはまだまだだけど・・・

でも、久々に「双子入れ替わりの術」も見たし、それがレフェリーへの誤爆の隙に・・っていう、ある意味王道のプロレスを見たので、とりあえず良し。w
特別レフェリーって、色々想像膨らんで盛り上がるよね。ww


「○レイ・ミステリオ vs エヴァン・ボーン」
これが今日のベストバウトかな。
この間もこのマッチメイクがあった気がするけれども、スピード感溢れる試合展開は観ていて楽しい。
残念だったのは、ボーンのシューティングスターが見れなかった事。
嬉しいのは、ミステリオのフランケンシュタイナー型のウェスト・コースト・ポップが見れた事。
以前のフィニッシュムーブだったこの技、腰を痛めてから、全くやってなかったのに、まさか日本で見れるとは・・・

フランケンシュタイナーは、腰にかなり負担が掛かるみたいっすね。
生みの親であるスコット・スタイナーですら、晩年は全然使ってなかったしなぁ・・・

しっかし、完璧に決まるシューティングスタープレスが見れる日は、一体いつの事やら・・・(涙)


「○ビッグ・ショー vs マーク・ヘンリー」
インターミッションを挟み、小さいのの対決の後は、ビッグ・パワー対決。
迫力はあるんだけど、こういう試合こそリングサイドで観たいなぁ〜.ww
大味の試合になるのは已む無し。。

試合後に握手して仲良く退場・・・って、直前のミステリオとボーンの試合も同じだったから、ちょっと食傷気味。。
確かに日本人は「健闘を讃え合って・・」ってのは好きだけど、愛憎ひしめくプロレスですから。。w


「○ランディ・オートン vs ウェイド・バレット」
バレットがマイクパフォーマンス。
「日本語覚えました〜。『ネクサス、イチバ〜ン』『ジャパニーズ、ノット イチバ〜ン』」
・・ある意味、今日のマイクパフォーマンスNo.1。w
お約束通り、「お前はホーガンか」とツッコミ。ww

「オラァ無敵だぜ。誰の挑戦も受けるぜ。」と、オープンチャレンジにして出てきたのが、RKOことランディ・キース・オートン。

ハウスショーでは意外なマッチメイクや相性の良さが見えるものだけれども・・・この2人は、逆にダメかなぁ。。w
バレットが成長してきたら分からないけれども、どうも拡がりの無いプロレスでして。。
一応、RKO2連発で締めたけれども、オートン人気だけで成り立った試合かも。。


「○ジョン・シナ&ヨシ・タツ vs クリス・ジェリコ&シェイマス」
メイン戦。
ヨシタツがこのタッグに入っているのは、日本人として嬉しいものだなぁ・・・
そんなに応援していたわけではないけれども、やはり日本人は応援したくなる。w

肝心の試合は・・・ジェリコが居て良かった・・・と心底思う試合。。w
やっぱり飽きさせないレスリングをするのって、本当に技術が居る事なんだろうな・・・と改めて思うと共に、ジェリコの偉大さが良っく分かりました。
ってか、王者のシェイマスの影が薄い・・・www


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そんなこんなの2日目。
正直に言うと、初日の方が良い試合が多かったかな。
ま、それでも、これもまたプロレス。。

ハウスショーも楽しいんだけど、やっぱりまたテーピングも観たいなぁ〜。。
そのためには日本人スパスタの活躍が必須ですな。。
頑張れ!ヨシタツ!!

またの来日を待ってますぜ。。



試合観戦の後は、一緒に行った会社の先輩とちゃんこ屋へ。
密かに目を付けてくれていた「川崎」は残念ながらお休みだったんだけど、駅前の「霧島」に行く。

大関霧島と言えば、あの豪快な下手投げを思い出す。
端正なマスクもあって、子供心に格好良かったなぁ〜と思ってました。。

ちゃんこ鍋〜 美味そう・・

正直、お刺身関係は今ひとつだったけど、ちゃんこは流石に美味しかった。

んで、ちゃんこの美味しさも去る事ながら、トークも面白かった。
自分の考えをしっかり持って、相手の話しもしっかりと聞ける人ととの「本気の会話」は、いつもながらとても勉強になるし、刺激になります。
自分の視野の偏りも気付けたりして、なかなか素敵な一時でした。。



そんなこんなで楽しんだ、初の国技館へのWWE来日ッ。
・・・また来年、日本に来るのを楽しみにしてまっせ。w

ビンス様来ないかなぁ〜.ww
(さすがに無理だろうな・・・)





8/20(金)国技館:涙の初日


国技館ッ! もう少し前の席に行けるのはいつの日か・・・

約1年ぶりのWWE日本公演!
RAWとしては本当に久々な気がする。。

何気に国技館に行くのも初めて。
日本の伝統的格闘技の聖地でアメリカンプロレスってのもまた一興。w


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「○ゴールダスト vs テッド・デビアス」
初戦はベテランと若手2世スパスタの一戦。
ゴールダストも久々だし・・・テッド・デビアスは初めてかな・・?

ゴールダストは持ち技全部やってくれた感があってかなり満足。
最初に登場して、相手をウ●コ座りで待つ姿も見せてくれたし、トップロープでのウ●コ座りも見せてくれるサービスっぷり。w
テッド・デビアスが勝つと思ってたら、奇跡的にゴールダストがファイナルカットで勝利。
試合後のネクサスの乱入は要らなかったなぁ〜・・・それがメイン戦への伏線なら良いんだけど、ゴールダストが絡むわけもないし。。

2日目は同カードながら、マリース同伴になるテッド・デビアスが有利でしょう。
マリース介入でドリームストリートって姿が目に浮かぶ。。w


「○イブ&ニッキー・ベラ&ブリー・ベラ
  vs マリース&アリシア・フォックス&ジリアン」

後々気付いたんだけど・・・今回は現地サマースラム直後の公演。
アリシアがベルトを持ってないってのは・・・つまり、そういう事なんだろう.w

それはさておき、双子の姉妹ベラ・ツインズは初来日かな?
どっちがニッキーで、どっちがベラかは全く分からんし、覚えようとも。。w

アリシア腰細いな〜、、とか、フランス系カナダ人のマリースは、本当にブロンド美女ってこういうの言うんだろうな・・などと思っている内に試合終了。
試合がサラッとしているのはしょうがない。w
イブのスタンディング・ムーンサルトの時は「オオッ」と声が出ましたが。ww


「○ザ・ハート・ダイナスティ(ナタリア&タイソン・キッド&デイビット・ハート・スミス)
 vs マーク・ヘンリー&エヴァン・ボーン」

今回、一番見直したのが、このハート・ダイナスティ。
TVでは今ひとつパッとしないなぁ〜と思ってたけど、実際に見たら結構プロレスが上手い。
タイソン・キッドとエヴァン・ボーンは、かなり相性良く見えた。
タッグじゃなくてシングル戦で観てみたいなぁ。。

最後はキッドのシャープ・シューターでタップアウト。
エヴァン・ボーンのシューティングスターが不発に終わったけれども、これは明日に期待って事で。w


「シェイマス vs ○ランディ・オートン」
WWEチャンピオンのシェイマスが前半の締めに終了。
初来日。色が本当に白い・・・ww

オートンの爆発的な人気はスゴイですなぁ。
確かに格好イイ。でも、コーナーで両腕を上げる姿は以前の方がキマッてなぁ(笑)

オートンも、後に出てくるジェリコもそうだけど・・・ただ立っている姿、周りを見回すだけで大歓声を受けられるスパスタの存在感は、本当に圧倒的。
ヒール王者っぷり全開で、最後はシェイマスがレフェリーを突き飛ばしての反則負け。(反則裁定では王座が動かない)
まぁ、予想通り試合後はお仕置きのRKOで沈められましたが。w


「○レイ・ミステリオ vs ザ・ミズ」
最近一押しのミズ。w
試合前のマイクパフォーマンスでは、バッチリ「ア〜イム! オ〜〜〜〜サム!!」(俺はイカしてるんだ!)を会場全体で大合唱。w

試合内容は、試合巧者のベテラン、ミステリオとバンプや試合運びが日に日に上手くなっているミズの試合だけあって、かなり見応えがあった。
最近思うのは・・・意外にもミステリオの試合に少し退屈し始めている事。
どうやって619に繋げるか・・というのが肝だし、他のムーブもそれなりに多いのだけど・・・う〜ん・・・
あれ程のベテラン&天才であっても、試合にバリエーションを持たせるのは難しいのか・・と思ってしまう今日この頃。。

という事で、いつも通りに619からスプラッシュでミステリオがピン。
スカル・クラッシング・フィナーレが見たかった・・・w


「ヨシ・タツ vs ○クリス・ジェリコ」
間違いなく、今日のベスト・バウト!
ジェリコは誰相手でも試合を作れる人。それにヨシ・タツがどう応えるか・・・
正直、ヨシ・タツ次第のこのマッチメイク。
予想を遥かに上回る試合だった。

2人とも日本のマットがベースにある事もあって、日本スタイルの試合運びってのも見応えあった。
グラウンド中心で、手四つなどもあり、まさに日本スタイル。
ジェリコのボーン・アンド・アローは、日本でよく見せてくれるんだけど、本国では殆どやるのを見たことが無い。
きっと、観客の反応が日本では桁違いに良いんだろうな。。

25分に及ぶ熱戦、互いのフィニッシュ・ムーブを返し合っての攻防は、最後、2度目のウォール・オブ・ジェリコで決着。
派手なパフォーマンスは無いけど、最後に止まってヨシ・タツを見つめるジェリコ、ジェリコが去った後に涙ながらにファンにアピールするヨシ・タツ・・・
いやぁ〜・・・思わずもらい泣きしちゃいました。。
今年のレッスルマニアの「テイカー vs HBK」に勝るとも劣らない試合でしたよ。本気で。
心に残る試合でした・・・ハウス・ショーってのが本当に勿体無いくらいに。
あとは・・ヨシ・タツ、もっとRAWのストーリーに絡んでくれないかな。。
日本のCSですら見れないのは寂しいので。。ww


「○ビッグ・ショー&ジョン・シナ
  vs ネクサス(ウェイド・バレット&デイビッド・オタンガ)」

ネクサス初上陸・・・・ですが、バレットはともかく、オタンガの存在感が寂し過ぎ・・・w
相手がしかも、超弩級の2人ですから、更に格の違いが浮き彫りに・・・
その中でも存在感出せるバレットは新人離れしていると思うけど、こちらはこれからに期待。。

前のヨシ・タツ戦の後だった事もあって、ちょっと・・いや、かなり物足りない試合に。。
ネクサスをプッシュ&育てるためのマッチメイクなのは良く分かるんだけど・・・ファンのために、もうちょっと考えて欲しかったなぁ。。

最後は予想通りのチョークスラムとアティチュード・アジャストメントの共演でダブルピンフォール。
豪快は豪快。w


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そんなこんなの初日。
2日目は久方振りにSS席以外での観戦。
武道館の2階は悪くなかったけど、国技館の2階はどうかなぁ〜・・・
そして、ヨシ・タツ戦を超える試合はあるのか・・・?

そんな期待を胸に、会社の先輩と一緒に観戦。
帰りは今日食べれなかったちゃんこ鍋かな。。w




8/14-2(土)夏の合戦



一番いけないのは
お腹が空いていることと、独りでいることだから

by.陣内栄 『 サマーウォーズ 』



何とまぁ、自分でも驚きの連続アップ。w

この4連休のテーマは「できるだけ何もしない事」「時間を無駄に過ごす事」.w

歳や立場のせい・・・とは思いたくないけど、かつてない程の疲れが溜まっている(というか、疲れが取れない.w)ので、ちょっとシフトダウンする必要があるのでは、と。


2連休目の今日も、昨日に引き続き夕方に一眠り。
そこから打ちに行くのがいつもの流れだけれども、どうも身体が動かずに家に居る事に。
こういう時に、戸建に居る事が威力を発揮するなぁ〜・・・・と感じつつ。。


最近TVに常備されているHDDは、便利だけれども、録り溜めてばかりでなかなか見れない。
勢いで録って見れていない映画も数多く・・・という事で、良いチャンスと思って、先日日テレでやっていた「サマーウォーズ」を観る事に。


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評判通り結構良かった。

あの大家族の雰囲気はとてもうらやましい。
昔、父方の親戚が集まる所に顔を出した時、あんな雰囲気だった事を今更のように思い出した。
自分が勝手に手放した部分もあるんだけれども、それでも、あんな家族の姿には憧れる。

アカギじゃないけど、「一番冷たいのは、無関心」
家族だからとかは関係無く、他人に関わろうとする姿勢って、人間の・・というか、日本人の良い所だと想うんだけどなぁ。。

主人公役の神木隆之介さんは、どっかで見た名前だと思ったら、タイムリーに「借りぐらしのアリエッティ」の「翔」役だったのね。
翔は・・・ちょっと自分の想いとはズレていたんだけれども、「健二」役はなかなか似合っていた。

内容も風刺的で面白かった。
決着の付き方が、最後の方で「え?ギャンブル(花札)で決着??」って思って、途中のおばあちゃんが亡くなるシーンが良かっただけに、ガッカリくる所だったけど・・・結局は、それだけで終わらずホッと安心。。
(花札で決着付いちゃったら、本当に普段読んでる麻雀劇画と何ら変わらない作品になる所だったヨ・・・・ww)


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こういう作品こそ映画館で観るべきだったかな、、と今更ながらに思ったり。
ま、ともあれ・・・こんなにのんびりして、それでもまだ2日も休みがあるのが本当に嬉しい。
あとの2日間もダラダラ過ごすぞ〜。。www




8/14(土)パパエッティ



君たちは滅びゆく種族なんだよ。
by.翔 『 借りぐらしのアリエッティ 』



7月の頭から特殊な仕事が続いて、機器トラブルや何やらも重なって・・・殆ど休みが無いまま走り続けた約1ヶ月半。
ようやく一区切り付けて取った4連休。
休み前最後の出勤は、ふと思い立って帰り道に映画を見ていく。

数年前に映画館が出来た時、「お、これで帰り道に映画が見れるじゃん」と思ったもの。
だけど、実際の会社帰りは、レイトショーすら終わった後だったり、疲れていて「帰りたい」が優先していたりで、殆ど見ていなかった。
それでも観たいと思って行ったのは、「エヴァ序」と「エヴァ破」だけ。w


11連勤の締めくくりで何か観たいと思っていた。
間違いなく反論があると思うんだけど、俺はアクション映画ってあまり映画館で観る気がしない。
たまには良いな・・とは思うけど、何だろう、、お金払って「ドカーン!」を観るのは、何だか勿体無い気がしてしまう。
(それでもいいじゃんって気もあるんだけど、避けてしまうのは取り敢えず事実。。w)

今回は、「インセプション」「借りぐらしのアリエッティ」で迷う。
迷いつつも・・・何だか癒しを求めてジブリ作品に。w


実は、ジブリ作品を映画館で観るのって初めて。
昔は「ナウシカ」を中心にそこそこ観ていたんだけど、人気が爆発してからは「人気があるものは避ける」の法則通り、殆どと言っていいほど興味が無かった。

今回は、どういう風の吹き回しなんだろう・・・・なんでだろう??www
自分でも分からないんだけど(笑)、観てみようという気になった。
あんまり騒がれていないからかな。。w
(この後は「借りぐらしのアリエッティ」について、パンフや公式HPに出ている程度の話しが出てきますよ。一応念のため。。)


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観終わった直後の感想は、「サラッとしてたなぁ..」という感想。
んで、時間が経つと徐々にノスタルジックな・・・寂寥感というか、そんな気持ちが出てくる。
この感じが、「あぁ、ジブリ作品だな」と想う一番の所。

主人公のアリエッティは、ナウシカを思わせる「凛とした」という表現が似合う女性。
ジブリに良く出てくるキャラのように思う。
月並みな表現だけど、「優しさと強さを持った」という感じ。
目力も強くて好きです。

そして、そんなアリエッティを凌ぐほどに好きになったのが、「パパエッティ」こと、アリエッティのパパの「ポッド」。
あまりに器がデカ過ぎだろ!と言いたくなる程の「男の大きさ」を感じました。w
ヘマをやった娘を静かに、でもしっかりと気遣う姿、「借り」の時の素早く力強い仕事っぷり、決意した時の芯の強さ・・・・格好良すぎです。。w

死の淵に立っている「翔」は、彼女ら小人族と対照的に「揺れる」存在だった。
冒頭に紹介したセリフ、アリエッティと翔が「種の存続と、個の存続」について話すシーンは、明らかに作品の中で浮いたシーンだった。
間違いなく伝えたいテーマの重要な部分なのだと想うけど、そこだけ「別作品ッ!?」って想うほど切羽詰ったシーン。

せっかく信頼が芽生えてきたアリエッティに、「君らは滅びゆく種族なんだ」と伝える必要があったのだろうか?と思う一方、心臓の手術2日前であれば、実際にはこんなネガティブな、「死に逝く者の気持ち」となったとしても不思議ではない・・・

そんな、ファンタジーの世界にあるリアリティが、「浮いた」ものの正体なんだろう。
それに対して、「私たちは、そう簡単に滅びたりしないわ!」と毅然と跳ね返すアリエッティの強さも素敵だった。

思い返すと、とても良いシーンだったと想う。
もう一度観たいな。w



素直に言うと、観終わった後は「物足りなさ」を感じていた。(最後のセリフも、重い言葉なのに、どこかしら軽く感じて・・・)
過剰に期待していた訳ではないけれども、ここがもう少しこうだったら・・・なんて事も思っていた。

けれども、時間が経つと共に意外と心に残り、もう一度観てみたいな、と思う気持ちが徐々に出てくる。
これが「ジブリ作品」の魅力なんだろうな。。


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今までやりたくてやっていなかった事を、やろうと思う。
今回をきっかけに、月に1度は何か映画を観よう。

逆に言えば、月に1度観れる生活にしよう。ww

本当に・・せっかく、観やすい環境があるんだもんね。
これを活かすかどうかは、俺次第。

色んなジャンルを観て、もっと感性を磨こう。




8/7(日)身体不足



本当だったら・・・今頃、道志川のほとりで星を眺めながら、焚き火の前でほろ酔い気分で居る頃。。。


だがしかし・・・・

あまりに切羽詰った仕事状況のため、泣く泣くドタキャン
準備を進めてくれていた仲間に謝りつつ。。


今日も元気に土日出勤。
11日客先納品の分析が上手くいかない・・・んで、当然ながらデータの取り纏めにもシワ寄せが行くわけで。。
てか、そんな時に限って、平日にトラブル続きで自分の仕事に全く手を付けられない。。

急ぎの問い合わせやら機器トラブルやらを片付けている内に、一日が終わる平日。
腹を括って、謝る方向に。。

人生って・・・(遠い目)


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久々の日本丸

今年は何だか土日両方出勤って日が多い。

7月の最終週も土日仕事・・・の中で、でも7/25は、「日本丸メモリアルパーク」でのイベント『「よこはま・未来・うみ」フォーラム』に、同業の集まるボランティア団体として参加してきた。
話しが来たのが1ヶ月ちょっと前という、実にドタバタした準備期間ながらも、毎度おなじみ「プランクトン検鏡」でブースを出した。


でも今回は、場所が奥まった所にあったのが相当マイナスに働いたかもしれない。
お客さんが本当に少なかった。
んで、そんな中で俺の悪い所も見付ける。

俺はどうやら・・準備して当日を迎えるまでで、大概満足しちゃうみたい。
どんなに良いものを作ってもお客さんが来なければ意味無いのにね。w

そんなダメさ加減を感じながら、もうそろそろ何かしら変化を付けた事をやりたいなぁ〜とも思う。
どうしても仕事の片手間になっちゃうんで、うまいアイデアは浮かばないけれどもね。。



タコスって感じじゃないなぁ・・

昼は、色々食べる所が周辺にあったけれども、やっぱり日本丸の前のカフェで食べる。
せっかくだから、行った場所を充分味わうってのが本筋かと。w

余談だけど、「タコス」って名前が付いていたから「咲」の片岡優希を思い浮かべつつ頼んだんだけれども・・・
揚げていたせいか、全然イメージと違ってガッカリ。
キーマカレードッグ(?)も、ホットドッグに具の無いキーマカレーが乗って490円という、「やっぱりというか・・」な感じで意気消沈。
まぁ・・・観光者対象のショップに当たり無し、、という王道を貫いている、とも言えますな。ww



周りの団体さんにもらったサボテンが、その日一番の収穫.w

さぼてん

縋りついちゃうのが怖くてペットが飼えない俺だけれども、サボテンくらいなら大丈夫だろう。
お互いドライな関係で付き合えそうだ。w  サボテンなだけに.ww 



そんなこんなを楽しんで、会社に戻り、後片付け。
そこからデータチェックをやりたかったんだけど・・・別の、「いつかやろう」と思っていた仕事が目に付いちゃって、思わずそっちに手を掛ける。

予想以上の苦戦に、「善意のつもりで努力しても、きっと報われないんだろうな・・・」と、マイナススパイラルに突入。。

そのまま、螺旋状に堕ちていき・・・
「結局、努力や苦労なんてのは、自己満足が原点の言葉だから・・・そもそも、例え誰かのためだと思って頑張っても、これで評価を得ようなどというのは的外れもいいとこなんだよな。
努力は報われない・・・そんな事ァ、骨身に沁みて知ってるはずなのに、時々それを忘れて心が対価を得ようとしてしまう。悪い癖だ。。」

・・・な〜んて、真実だけれども、光の射さない闇へと歩みを進めてしまう。。


しかも、いざ自分の仕事のデータチェックを始めようと思った瞬間に、途方も無い疲労感が身体を襲う。
あまりにもマイナスな気分&身体を目の当たりにして、「この状態でデータチェックしても、絶対『抜け』が出るよな・・・」と思って、店仕舞いにすることに。。
襲ってきた疲労感は、とてもじゃないけど振り払えるものではなく、自分のペース配分が失敗だったことを如実に語ってくれる。


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この時も、今も「そう」なんだけれども、自分がやりたい事を満足にやるためには、明らかに「身体不足」
睡眠時間や体力と引換えに、今までは我を通してきたけれども・・・どうやら、もう少し考えなきゃいけない時期に来たようである。
今週、月曜3時間睡眠、火曜2時間睡眠で徹夜の河川調査に行ったんだけれども・・・明け方近くの意識の飛び方がハンパ無かった。
睡眠不足の失敗は色々やってるのに・・・反省の無いヤツだ。。w


今月後半は、GARNET CROWの「Symphonic Concert 2010 〜All Lovers〜」と、WWE日本公演という、正に「俺ッ!」ってイベントが目白押し。
GARNET CROWは、一夜限りの東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団とのコラボって事でとても楽しみ。
作曲の中村由利さんが元々クラシック畑の人で、そのせいか、とてもクラシックにマッチする曲が多いので、こういったコラボは前々から聴いてみたかった。
どの曲をやるんだろう・・・と、今からスゴイ楽しみである。(NORAとHoly Groundは外せないな..w)


WWEは、久々のRAWが来日。
HBKが引退して、HHHも休養中ってのが寂しい所だけれども・・・いっつもハイパフォーマンスのジェリコや、オートンに期待ッ。(もちろん、ゲイルキムにもね。w)

実は、国技館は初めて。
そんな意味でも楽しみな2日間なのです。(もちろん金曜日は有休取りますともッ.ww)


楽しい事が目白押しの8月。
早くも1つ潰してしまったけれども・・・・残りは絶ッ対に捉えてみせるッ!
絶ッ対に!!w





7/19(月)光を探して


落ちる場所まで落ちたのなら、堂々と正面から傷つくべきだと決めた。
縛られることでしか、過去の意味を計れない人間もいる。
それが私であり、それがせめてものプライドだ。


by.キョウコ 『 太陽の坐る場所 』 辻村深月


6月末の平和な日々はどこへやら。
予測していたとは言え、あるいは予想以上に忙しくなって、7/5から14連勤。

3連休も2日出勤になったけど、ようやっと身体を休める事ができた。
14連勤中も、徹夜も含めての終電続きだったので、短い時間を利用して気分転換しているつもりだったけど、段々と心にも身体にも余裕が亡くなってきているのがよく分かった。

これからは、結構週末に私用も入れているんで、もっと無理が続くかもしれない。
ホント、身体が資本。
仕事だけじゃなくて、その合間で人生楽しむためには、体力や健康が絶対条件になってきますやね。w


合間に、辻村作品を2つ読み終える。
「太陽の坐る場所」は・・・連載だったからかな、ちょっといつもの全部収束していく感じが少なかった気がする。
半田さんのエピソードも、何だかうやむやになってしまった感じ。

ただ、所々にいつもの「痛み」は散りばめられていた。

冒頭に出したキョウコのセリフなんか、とても共感できる。
あそこまでファシズムに走った事はやってないけど、自分も昔から傲慢な方。
だけどその裏で、その結果起こる事からは逃げないと決めている。親を見ていて、それだけはやりたくないと思った。
だから、このキョウコのセリフと、痛々しいまでにピエロを受け容れる姿には、とても共感できる。



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人殺しに、美学はないよ

by.J 『 V.T.R. 』 チヨダコーキ(辻村深月)


今出ている最新の辻村作品だと思って読んだ、「V.T.R.」
チヨダコーキ名義のためか、文体がまるで違う。
でも辻村作品。匂いはそこかしこに漂っている(笑)

180ページ弱の軽い文体だから、あっという間に読み終わってしまって・・・
んで、なんだか神坂一さんを思い出した。(全然違うのに・・テンポ感だけの感想ね.w)

これまた、「太陽の坐る場所」と同じで、肝心な部分が明かされずに終わっているなぁ〜・・というのが読後の正直な感想。
でも、「チヨダコーキだからかな」「核心に見えて、そこはチヨダコーキにとってはどうでも良い部分だったんだろうな」なんて結論に至る。
「太陽の坐る場所」と違って、これは意外にもすんなりと腑に落ちる。


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余談なんだけど・・・主人公ティーの行きつけの店、親友「S」のやる「ポルカドット」という喫茶店が出てくる。
その光景や会話がとても良い感じで、「知り合いのやる行きつけの店」なんてのが羨ましくて・・・・そんで、「俺にもあるじゃん」と思い立って、先週ちょっと無理して高校の同級生のやる「穂の華」に行った。

午前中は外部研修で、午後半休を取った日。

ちょっと遠回りだったけど、メール1本打って昼飯を食べに行く。
タイミング良く暇な日だったらしくて、ゆったり喋りながらの食事。
実は、昼に「穂の華」に行くのは初めてで、初めて頼む海老チャーハンと小龍包に舌鼓を打つ。


今更のように思うんだけど、アイツって料理のセンスあると思う。
進学校と呼ばれる高校にいながら調理師学校を選んだのも、今更ながら頷ける。

俺は、友達だからってお世辞言う人間じゃないけれども、それでもアイツの創る料理は全体的に美味しい。
何かのついでに行く事が難しい場所だけれども、これからもチョクチョク食べに行きたい。
俺にとっての「ポルカドット」(笑)


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最初見て、思った。
君の描く世界はきれいで、いっぺんの翳りもない。
自分の持っている現実世界が好きじゃない。
・・・ほとんど憎んでいると言っても過言じゃないほどに。


世界が痛々しくて、残酷だということを心底理解している人でなければ、
あそこまで世界を閉じてしまえない。
残酷なことを知ってる人の嘘だ。


by.田辺颯也 『 しあわせのこみち 』 辻村深月


「V.T.R.」で取り敢えず全部読み終わりかと思ってたら、先月短編集が出ていた。

『光待つ場所へ』

タイトルと辻村作品ってだけで、何だか胸が締め付けられるようなこの一冊は、辻村作品のスピンオフ作品が、短編として3作品入っている。

今読んでいるのは、最初の「しあわせのこみち」
「冷たい校舎の時は止まる」に出てくる、清水あやめのスピンオフ。

まだ最後まで読んでないけれども・・・これぞ辻村作品の真骨頂!と言いたくなる内容。
ここ最近の作品もまた良かったけれども、「GARNET CROWと言えば、やっぱりミディアムバラードだよね」っていうと同じくらい、「辻村深月さんと言えば、これだよね」って言いたくなる内容。w

誰でも持っている、自分の中の綺麗な部分と汚い部分、それらが入り混じって「日常」を作っている。
それを、内面からとても丁寧に描く。
その周りでは、小さな、でも中身はとても大きな事件が起こっていくミステリー。
そして、息をつかせぬ最後の結末・・・。


「しあわせのこみち」は、清水あやめって事で「絵を描く」という事にフォーカスしているんだけれども、それがまた、絵と心の内面、人生自体を綺麗にリンクさせている。
清水さんが絵を本気で描く事に対面するのを見て、自分が持つ夢に対しても、「本当にそんなスタンスで良いの?」と訊かれたように思え、読んでいてかなりドキッとしました。
今のままではダメ・・だと思います。
むしろ、それが本当に自分がやりたい事なの・・・?という揺らぎもあります。

じゃあ、どうするの・・・?



いいですね。
こういう気持ちにしてくれる作品、とても好きです。
だから、辻村作品が大好きです。






7/4(日)バトン


そんな風にダマサれては駄目よ
今みんなが思い描いているのは
疲れが生み出した悪魔のささやき

・・そして妥協するの
ここまでやったんだから充分じゃないか
努力したんだから悔いはないって


でも・・・そんなのはウソ
どんな上手い言い訳しても
結果のない努力なんて無価値だわ


by.藤咲鈴 『 蹴球少女 』 若宮弘明



自分の感性を誇るべきなのかどうなのか。
今、色んな場面であまり結果を残せていない自分に対して、すごくフラストレーションが溜まる。

ツイてない部分もかなり多い。
というかドヅカン状態だった。(最近はちょっとマシだけど)
ツイてない時はこんなもの・・というのも分かってるし、長いスパンで見れば、ちょっとした壁にぶつかっているだけの・・・下手したら、うまくいかない自分に魅せられているだけのような、そんな状態なのは分かる。

だから、ここをじっと凌いでいけば良い目も見えてくる・・・・のに。
理屈と心は一致しない。

「結果のない努力なんて無価値」
こんな事を周囲に言えば色んな方面から反論を受けるんだろうけれども、少なくとも自分相手に言う分には損は無いだろう。
・・ツラいけど。。w
まぁこの言葉さえも、結果の決め方次第の言葉だけれども・・・結果の視点をすり替えて、自分への言い訳にするような事もやりたくない。言うまでも無い事だけど。

そんな中、耐えに耐えて、もがくだけもがいて、ようやく流れが変わった気がする。
結果はほんのわずかだったけど、流れが切り替わった瞬間を感じた。
まだ絶好調モードとは言えないけれども・・ドン底は抜けだしたような気がする。。

俺の実経験に過ぎないけれども、「何かを学ぼうとして」「出来る限り努力」なんて姿勢だと、結果として何も残らない事が多い。
「後先考えず必死に」「相手を潰そうと真剣に」という姿勢で臨み、結果として「何かが残る」のだというのが、自分の中での教訓。
全てに対してこの姿勢で向かうと、すぐ死んじゃうんだろうけれども(笑)、行ける部分ではこの姿勢で向かいたい。


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土曜は、ギター関係の友達を家に御招待。
40になった先輩の誕生日を祝いつつ、新築を見せつつ、先輩のお子ちゃまを見つつ..w

先輩のお子ちゃまは1歳半って事だけど・・・1年前に見た時よりもすんごい成長している。
早いなぁ〜、あの頃の成長は。。ww

なんか、俺の知り合いのお子ちゃまは、人見知りしない子が多い気がする。
その子も、最初はさすがにちょっと緊張してたけど、1時間ちょっとで(一眠りしたら)フツ〜に懐いてきた。

てか・・・カワイイッ!www


でもきっと全然憶えてないんだろうなぁ・・・
あの子にとってはjester「オジチャン」なんだろうし。w

それが知り合いの子供であっても、子供を見ていると、自分の年齢の経過を否が応でも感じさせられてしまう。
会社の先輩のお子ちゃまも、自分らが入社した年に生まれた子が小学生・・・って思うと、「うむむむむ..」と自分の歳を思わず計算してしまう。。

隣の家の子も、今は小学生だけど、10年もすれば20歳近いわけで・・・
そう思うと、俺が感じる10年と、子供が感じる10年とじゃ、えらく時間の流れが違うように感じる。
何だろうなぁ〜・・・これが人生の密度の違いなのかなぁ・・・


会社でもプライベートでも、知らない内に、「創り、切り拓く立場」から「受け渡す側」にシフトしていってるって事なんだろうね。
俺くらいだと、それらの立場が両方ミックスしている立ち位置に居るのかもしれない。

10年前には全く考えもしなかった思考。
自分の考え方の移り変わりを感じていくのも、また面白い。




6/27(日)まっすぐ



カントクと お前と田島が優勝目指すんなら
オレだってそっち側へ入りてーよ!


by.阿部隆也 『 おおきく振りかぶって 』 ひぐちアサ



連載に比べてコミックが遅すぎる〜と評判らしいですが.w
アフタヌーンを買ってる俺としては特に何も感じることなく。。

新15巻は、新章が始まるに相応しい、みんなの目標を言い合う内容。
こんなにもストレートに「上を目指して精一杯やりたいんだ!」って言えるのは、高校生ならでは・・・・・なんて事ァ無いよね。w


年を重ねると、こんな風にストレートに表現する事が出来ないと思い込み始める。
・・理由も無いままに。

チキショー!って思っちゃいますよね。
世間の感覚に流されてしまった時に。

酷い「場」だと、精一杯努力をする事さえも軽蔑の対象になってしまうのは、本当におかしいと思う。
それぞれが、自分の立ち位置での「精一杯」をやる事、それは誰にも笑う権利は無い。

成果主義の世の中だけど、成果が出ないからと言って、その人が居る位置で精一杯生きる事を笑う権利が発生するわけじゃない。
ただただ、結果に準じた結末が発生しているだけである。

でも、「姿勢が全て」なんて情緒的になるつもりも無い。
情緒的にもならず成果主義にもならず、ただ「行動」と「結末」があるだけ。
「結末」が選べないから、「行動」を選ぶだけ、なのである。。(俺はね)




けどまだ15〜16歳
これから誰がどうなるかなんて わかんないってことに
早く気づいて・・・!


by.百枝まりあ 『 おおきく振りかぶって 』 ひぐちアサ



会社に入ってもうすぐ10年。
毎年入る新人を見ていて、ある時ふと気付いたんだけど・・・・
20代だって「これから誰がどうなるかなんて分かんない」!

中学、高校、大学と進んで就職して・・・それぞれのステップで、何かのレッテルを貼ったり貼られたりしながら、就職してきたのだと思う。
一度貼り付いてしまったレッテルは、とてもしっかりと貼り付いてしまっているように感じるかもしれないけれども・・・でも決してそんな事無い。
事実、今まで何人も見てきたけど、最初の社会人1,2年目で(良くも悪くも)大きく変化していく。


就職した時なんか、平均寿命で見れば、1/3すらも生きていないんだ。
30越えた俺だって、平均寿命で見れば半分も生きてない。
何で、そこで「今後の人生の立ち位置」までも決めようとする・・・??

確かに、若い方がやれる事は多いかもしれない。
けど年を取っても、失くした分と同じくらいの新たな「やれる事」が増えているはず。

要は、それに気付くか気付かないか、なのだ。
(無論、それまで手抜きで生きていると、増える「やれる事」は少ないんだけど。。)

いつまでも失くした可能性に想いを馳せているようじゃ、新しい可能性に気付く事は出来ない。



何か・・・・・珍しく前向きなコト書いてるな、俺。。www

いや、でも持論っちゃ持論だけど、事実だと思うよ。
しかも、どっちかって言うと、事実というより史実だと思う。



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当時の紗江子は自分の身の程を悟り、立ち位置を見つけていたせいで、
怖いものなどほとんどなかった。


ただ一つ心配だったのは、
自分が夢を見ることだった。


by.里見紗江子 『 太陽の坐る場所 』 辻村深月



え〜・・・バランスを取るわけではないのですが。。。
今読んでいる「太陽の坐る場所」から。

「そう」と分かっている紗江子さえも、夢を見て、そして壊れていく。
「希望とは、生きる望みを与えてくれる『嘘』である」と言ったのは誰だったか・・。


辻村作品を読んでいる時、登場人物が自分よりも「現実」を「生きている」という気になる。
間違いなく錯覚なんだけれども、妙に切迫感のある錯覚で、とても切なくなる。


物語も終盤に差し掛かり、電車の中で読んでいると、ハッとする一文が目の前に表れる。
「これがストーリーの核心だ」と直感的に感じ、読むのを止め、続きは家で読む事にする。
以前の教訓から、クライマックスは家で静かに読みたいからね。

今回もどんなストーリーか分からないまま読み進んだんだけど、ようやく色々と見えてきた。
相変わらず、「あとこれだけしかページが無いのに終わるのかな・・・?」なんて感じだけれども。
それがジェットコースターのように一点に向けて収束していくから、辻村作品はやめられない。

あと60ページほど。
周りの現実を遮断して、思いっ切り作品の中に入って・・・逃げずに想いを受け止め、痛みを感じていくんだ。。






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