日常的戯言



日々の戯言・・・・それが日記。。


11/14(月)幸いの形


ジェームス・デイビス
「女房と話したんだ。きっとお前のような男になるぞ、って。
他人を拒絶して、孤高を気取って、そして自分の意見は正しいと思っていて、
それでいて尚かつ――、
そうではないことを本心では求めてる男になるだろうとな」


リチャード・サンダーソン
「最悪の人種だなそれ」

by.『 終わりのクロニクル 4下 』 川上稔


・・・ドキッとするセリフです。

川上稔さんの「終わりのクロニクル」を読み直しています。
2度目・・・とは言え、文庫で7巻(総合計14冊)で7300ページ超過の作品。そう簡単に読めるもんではありません。

ようやっと4の下巻を読んだところ。
読みたい本はまだまだあるし、来年3月の試験に向けて勉強しなきゃいけないけれども、終わクロももう一度読みたかった。

常々、日常の限られた時間の使い方というものを考えさせられますが、「これだ!」と理屈と感情が納得する割り振りはなかなか考えつかないものです。



年齢的な事もあるとは思うのですが、今年、(主に経済的な理由から)生活様式を強制的に変えざるを得ない状況になって、改めて「今後の人生の方向性」というものを真剣に考えさせられます。
折しも、後輩に対して偉そうに「人生の方向性の考え方」を説いたばかりですが、話しながら、自分から出した言葉が、そのまま自分に返ってきているのを感じていました。



社会に出て10年弱。
物語で言えば主要キャラクターが出揃った感じです。

自分の良い部分、悪い部分を体感的に理解し・・・出来る事や出来ない事、努力すれば手が届くかもしれない事や、かなり多くの物を犠牲にしても届くか分からない事・・・その上で、何をやりたいか、どういう人生を歩みたいか・・・
視えたそれらを前に、「では、一体自分の人生をどう描くのか」を改めて問うべき時が来た事を感じています。

もちろん、今までも描いていなかった訳ではないのですが、確認と調整の必要がある、という事です。
10年前どころか、5年前・・・いや、3年前ですら、今の自分の生活は予想外の形ですからね。



「光陰矢の如し」とは、本当に良く言ったもの。
やりたい事は山ほどあるけれど、それら全部に手を出す事は出来ない。

たった一度の人生で、どれを選んで・・・そして「どれを捨てるか」。
欲と現状と覚悟の狭間で、色々と選び、自分なりの「幸いの形」を探していきたい。

そう・・・
死ぬ瞬間に、「ベストでは無かったけど、悪くない人生だったな」と、微笑みながら逝けるように。




10/31(月)SMASH22!


何だかんだで、今年も残す所あと2ヶ月。
仕事は相当に忙しく・・・そう、「貧乏暇なし」って状態なんですがそんな中で仕事以外の部分も維持していかなきゃならんわけで。。

金曜の午後半休から月曜の振休まで、合わせて3.5日の休み。
早くも、色々と今年の集大成となった3.5日だったのですが・・・そんな中、金曜日は「SMASH22」後楽園大会に行ってきました。
今日は、そのSMASH22の結果を一口コメントと共に御紹介です。


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開演前、まずはリング上で朱里さんとアイドルグループ「Apple Tale」の公開撮影会。
それが終わると恒例の練習生の公開練習。
今回は御本人の希望により、"ドラゴン"藤波辰爾さんが直接指導です。

意外にも、練習生の公開練習は結構見応えがあるのです。
大概、SMASHのレスラーも1人参加しているのですが、その身体能力の高さと、必死に食らいつこうとする練習生・・・これがまたテンションが上がるのです。
そう・・俺が10年若かったら、チャレンジしていたかもしれない熱さですw


(ワールドトライアウト)
「○ AKIRA vs シュガー・ダンカートン」


ワールドトライアウトとは、要はSMASHに参加したい人を世界から募集しちゃうよん、という事。
そんなこんなで、SMASHの大黒柱ベテランAKIRAさんが胸を貸すのはバスケットボールを持った怪しい外人「シュガー・ダンカートン」。

初見が多いであろうお客さんを、独特のパフォーマンスで盛り上げるシュガー。
盛り上げは良かったのですが、一つ一つのムーブの完成度がどうも今ひとつ。

AKIRAさんもやりづらそうな感じで・・・と思ったら、AKIRAさんのブログには「失敗した」と反省の言葉が。。
ここら辺がプロレスの難しい所でしょうね。
自分の技量と相手の技量と・・・それらが複雑に混ざって「良い試合」が創られる、と。


「大原はじめ vs YO-HEY ○」

我らが川崎のエース大原さんが、勢いに乗ったYO-HEY選手の挑戦を受ける。
大原さんスランプのストーリーに乗って、絶好調のYO-HEY選手のフィニッシャー「バンブードラゴンフライ」(トップロープからのコークスクリュープレス・・でいいのかな?)の2連発を喰らって撃沈。

YO-HEY選手、1つ1つの技や、重力を無視したようなムーブは非常に魅力的なのですが、1つ1つの技がコマ切れというか・・・試合が流れていない印象を受けています。
それが今後の課題なのかもしれませんが、折角あれだけのムーブが出来るのだから、もっと「流れるような」という試合を見てみたいです。

大原さんは・・・・ストーリーライン次第でしょうけど、頑張って欲しいです。。(祈)
スランプの末にどうなっちゃうんだろうなぁ・・・。。


(妄想実況ハンディキャップマッチ)
「木藤拓哉 vs 松田慶三 ○ 平野勝美」


木藤選手の妄想ストーカー相手(笑)の紫雷美央さんが、リング横で公開実況をするというスゴイ状況w
美央さんのマイクパフォーマンスは上手いっすね。
それがまた木藤選手の淡々系マイクとマッチしているのが面白い♪

こういうドタバタストーリーは上手くいかないと結構早く飽きちゃうもんだけど、今の所全然飽きない。
前回のデスマッチ(木藤vs紫雷)で決着かと思ってたので、「ええっ!まだ引っ張るの!?」と思う部分も正直あったのだけれども、全然心配無かった(笑)

試合中も会場のみんなでツッコミながら面白く試合を見れたし・・・美央さんの、その会場の声を拾いながらのマイクは、ホントに巧い。
こんなドタバタ劇場もSMASHの魅力の1つですw


(SMASHディーバ王座次期挑戦者決定戦 4WAYイリミネーションマッチ)
「○ 中川ともか vs 朱里 vs 真琴 vs Ray」


試合が始まる前にブル様こと、ブル中野がリングで挨拶。
来年1月の引退興行に呼ぶ選手を見に来たとの事。

ブル様


ブル様を見るのは初めてだったんだけど・・・・「想像より綺麗な人だな」って思っちゃいました。←失礼
いや、女子プロなんて全然観ていなかったから、ブル様のイメージというとヒールメイクした姿しか知らなかったもんで・・・(汗)


まぁ、そんなこんなで王者の華名さんへの挑戦権を掛けた4wayイリミネーションマッチ。
フォールかタップで1人1人退場していって、最後に残った人が勝ちです。

SMASH女子エースの朱里、最近は現役メイドレスラーとなった真琴、メキシコの武者修行から帰ってきた覆面女子レスラーのRay、百戦錬磨の(?)中川ともかの4名で対戦。

そうそう。真琴っちゃんは、現役メイドとなったのもあって、エントランスの際にメイドを引き連れて入場。
後に出てくる「お寺プロレス」の雫あき選手の応援で、観客席にはお坊さんも居るわけで・・・
お坊さんとメイドとプロレスラーが居る不思議空間に早変わりww

この試合は・・・個人的に期待する部分が大きすぎたかもしれんです。
イチ押しの中川ともかさんが勝ったものの、フォールへの流れが「ん?」って感じだったし、負けてなお存在感が光った朱里、メキシコ帰りのパワーアップした姿を観たかったRay選手が最初にイリミネートするなど・・・
ちょいと消化不良な感じ。
CS放送の時に、改めて冷静に見直してみます。

中川ともかさんも勝ったものの不調だったのかな・・・?というムーブ。
来月の華名さんとの試合に期待、です。


「天龍源一郎 ○ 児玉ユースケ vs マイケル・コバック ロブ・ロー」

4ヶ月振りに参戦したマイケル・コバックが、"地獄のプログラマー"の異名を持つロブ・ローを引き連れて参戦。
対するは、言わずと知れたリビングレジェンド天龍源一郎と、SMASHの火の玉ボーイ児玉ユースケ。

天龍、コバックにらみ合い


児玉っちは、最近よく公開練習で見る事もあり、結構応援しているのです。
1つ1つのムーブもしっかりしているし、もっとブレイクしてもいいんじゃないかな・・・と思うのですが、多分、必要なのはストーリーに乗る「きっかけ」ですね。

プロレスは、このストーリーやアングルから来る「きっかけ」と、レスリング技術の両方が無いとブレイク出来ない。
ただ身体能力が高いだけじゃ一線級になれない所が難しい所ですね。
だからこそ、「一流」と呼ばれる人たちのパフォーマンスがスゴイわけなんですが。。

初参戦のロブ・ローは、もっと「無感情」を前面に出しても良かったんじゃないかと。
事前の煽りでは無表情&無感情を前面に出していたのですが、いざ試合が始まったら観客へのアピールも普通にやっているし・・・いや、大概の選手ならば別に悪くないのですが、無感情キャラならばそういうアピールは止めた方が良いかと。。
まぁ、荒削りながらムーブはインパクトあるので、今後に期待で。

試合は、児玉っちが負けそうになっていた瞬間に、失踪していたリン・バイロンが白コスチュームになって復活&乱入!
自らを「ビッチ化」したマイケル・コバックに対して、蹴りを連発して児玉っちをサポート!

リンちゃん


一瞬「あれ?乱入は反則負けじゃ・・・?」と思ったのすが、どうやらセーフのようで児玉っちがピン!

試合乱入は連発されると嫌なんですが、「ここぞ!」ってタイミングで入るとテンション上がりますなw
今回は、TAJIRIさんのツイートでしっかりとリンちゃん復活の伏線も張られていたし、見事なタイミングでの乱入で御座いましたw

突然のエントランス曲で観客が「どこだ?どこだ?」って探すところや、観客席から走って入ってくるのも含め、全てが完璧な乱入でした。
あれで熱くならきゃウソですともw


「○ 藤波辰爾 ウルティモ・ドラゴン vs 真霜拳號 矢郷良明」

ウルティモ・ドラゴン ドラゴン藤波辰爾

重鎮ダブルドラゴンという豪華なタッグに対するは、"富山の怪人"矢郷先生(下写真右)と、KAIENTAI-DOJOのエースにしてTAKAみちのくさんも絶賛する真霜拳號(ましもけんご:下写真左)。

怪人コンビ


評判は聞いていたが、見たことの無かった真霜選手がどれだけのものか・・・という期待を胸に観たのですが・・・・

いやいや、なるほど。。
強くて上手くて・・・そして何より、観客を惹きつけるキャラやムーブを持った人ですわ。色々と納得。。

ドラゴン相手にドラゴンスリーパー!
(レジェンド"ドラゴン"藤波辰爾さんを目の前に、相手の十八番「ドラゴンスリーパー」を決める矢郷先生!)


「○ 華名 vs 雫あき」

初代女子王者となった華名さんの初戦にして・・・"無名の逸材"、お寺プロレスという独特な舞台を運営する、アマチュアレスリング全日本準優勝の雫あき選手の初SMASH。

雫あき選手 華名さんのエントランス


これは・・・・衝撃的な試合でした。

グラウンド得意の華名さんと、アマレスの実力者である雫選手の壮絶なグラウンドの攻防や、それを打撃で打開しようとした華名さんを問答無用で投げ捨てる雫選手・・・
雫選手の身長に驚いたという訳ではないのですが、頭によぎったのは「初めてアンドレを観た人達はこんな気持ちだったのかな・・?」という感想。

手四つ

そして更に驚いたのは、観客の反応・・・!

それまで静かだった人が「いいぞ!動き続けろ!」「右腕ニアロープ!!」とか相当声を上げ始めたり、バズーカみたいなカメラを用意しながら、それまで一切写真を撮ってなかった人が、この試合だけで1000枚近く撮ったんじゃない??ってくらい撮っていたりとか・・・。
これまでの試合ももちろん盛り上がっていたものの、この試合で一気に異質な空気になったことがハッキリと分かりました。

かく言う自分も、初めて見る華名さんの圧倒的な劣勢に、応援の声を上げたり、キックアウトに拍手しまくったり。。
いやぁ・・・あれだけ観客を惹き込み、盛り上げられるってのは本当にスゴイですよ。

来月、華名さんは中川ともか選手の挑戦を受け・・・雫あき選手も、相手は未定だけれども参戦を決定。
これからどうなっちゃうのか、あれだけの試合をした雫選手に誰が挑むのか・・・?非常に楽しみですね。。


(初代SMASH王座決定戦)
「TAJIRI vs ○ スターバック」


初代王者を決めるトーナメントの決勝は、TAJIRIさんと、"北欧の神"フィンランドFCFの総帥スターバック。

TAJIRIさん 両者相対す

試合前はお互いの国歌吹奏。
フィンランドの国歌なんて初めて聴いたかもしれない。




そして・・・予告通り「恐怖の大王」の正体発表。
正体は・・・俺の予想通りフィンレー。

フィンレーと言えば、初めて試合を観たのは、さいたまスーパーアリーナで故クリス・ベノワと闘った試合。
当時フィンレーを知らなかった自分が、そのテクニックに驚いたのを憶えています。

以来、結構好きになっていたものの、年齢のせいか表舞台では見なくなり・・・・
そしてまさか、この地で見る事が出来るようになるとは、、ね。


そんな余韻を残しながら、初代王者を決める試合が始まります。

予想通り見応えのある展開が続きましたが・・・最後はスターバックのフィニッシャー、パイルドライバーの2連発を喰らってTAJIRIさん無念の撃沈。。

初代王者はスターバック!

SMASH初代王者の誕生!


そして試合の余韻が残る中、マイケル・コバックとロブ・ローが襲撃!
名試合の後の乱入は好きになれないのですが・・・って思いつつも、思えば、SMASHって必ず「次回への伏線」をしっかりと張りますよね。
これってかなり重要な事。
「うぉ!次回も観なきゃ!」なんて思わせるのが巧いって事ですから(笑)



とまぁ、そんなこんなで、今一番ハマっていると言っても過言じゃない「SMASH」
2ヶ月連続観戦したので、経済的に11月は控えようかな・・・と思ってたのですが、早くもそんな気持ちが揺らぐほどに期待感が煽られていますw

これを読んでくれた皆さんも、多少でも興味を持ってくれたら是非観てくださいな!
多分、それまで感じていた「プロレス」ってものへの価値観がガラッと変わりますよ〜。

いや、ホントに遠慮無く声掛けて下さい。
「We are SMASH!」ですからw




10/23(日)記念日


ああ人の肝だ だがそれがどうした
死んだ他人より 生きてる手前(てめえ)だろ


いつ見ても いつ死んでもいいような眼をしやがって
おメェの一番気に入らねえところだ


生きる意志の薄弱な奴が 刃物を持って他人様を斬ってんじゃねえよ
大迷惑だろ バカが


by.万次 『 無限の住人 』 沙村広明


長年に渡ってアフタヌーンに連載されている「無限の住人」も遂に最終章。
最新28巻は万次さんが表紙なんですが、久々なんじゃないかな・・?
そして、満を持して(?)最強の剣士「乙橘槇絵」も御登場。

余談だけど、漫画で足元から映す登場シーンって興奮しちゃうんですよねw
漫画で最もカッチョいい登場シーンだと思っているのは、FSSで若い頃のヨーン相手に出てくるデコース・ワイズメル。
ジャックダニエル片手に足元から登場するシーンは、さながら映画のワンシーンのようで、相当鳥肌が立った事を思い出します。

ムゲニン、一体どういう結末を迎えるんだろう・・・?
終わってしまうのは寂しいけれども、最後をどう迎えるかは楽しみな所です。



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完璧にスルーしちゃったんですが・・・
10/5で、この『道化師の想い』も丸11年が経ち、12年目のシーズンを迎えました。

細々と更新しながらも、いつも来てくれる方、本当にありがとうございます。
たまに来てくれる方も、もちろん歓迎です。ありがとうございます。


年々・・・自分の生活の変化に合わせて、HPも色々と変わってきました。
今はパーソナルな事を中心に、コラムは週一程度の更新をしていますが、もし何か新しい事が出来たら楽しみたいとは思っています。
(そう言いつつ、最近はタグも全然勉強してませんが・・・)

明日には、私自身も1つ歳を重ねます。
ここ数年、特に嬉しいも・・逆に哀しいという事も無いのですが。。


しかし、HPといい年齢といい、区切りとなる日は、もうちょっと意識した方が良いですね。
先々週のコラムで「暦」や、そこから区切りという話しを出しましたが、暦以外の区切りが、この「記念日」って奴です。

感慨にふけるのも良いし、夢への進捗確認に使っても良い。何かを始めるためのきっかけにも使える。
暦も記念日も、それ自体(その日自体)が大切なのでは無く、それをきっかけに何かを行う「寄す処(よすが)」として大切なのでしょうね。




10/16(日)下天のうちをくらぶれば


合戦そのものは それまで積んだ事の帰結よ
合戦に到るまで何をするかが 俺は戦だと思っとる

猿(ひでよし)以外 本質は誰も理解せんかったがな


by.第六天魔王 織田信長 『 ドリフターズ 』 平野耕太


「戦う前に勝つ」
孫子の兵法に繋がるものがありますな。

昔、中学の頃に読んだ「孫子の兵法」という本、内容はあまり憶えていないけれども、今読むと面白いかもしれない。
かもしれないけど・・・・でも今は「他人の言う事に真実無し」って矜持の方が強く出ちゃうかな。
孫子くらい根源的な話しであれば大丈夫かもしれないけど。。


ドリフターズの2巻が発売。
まだイントロダクションなイメージが強いけど、どこまで話しが拡がるんだろ・・・?というワクワク感。
「ミュージカルを漫画で読むような」という印象はヘルシングの方が強かったけど、ドリフも平野耕太さんの趣味全開で面白いw

今巻は、信長の国獲りに対する概念や、豊久(島津豊久)の真っ直ぐさが描かれていて、結構読み応えがあった。
・・これくらいの読み応えがあると、年1巻ペースでも我慢出来るんだけどね〜w

はてさて、これからどうなるのか楽しみ楽しみ。


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ヴァイキング-1

震災の日に飾っていた棚から落ちて、剣の柄が折れてしまったヴァイキング(アイスランド土産)。
何だかんだでまだ直していなかったんだけど、遂にアロンアルファで接着。
微妙に欠片が足りなかったけど・・・まぁ、しょうがない。。

しっかし、写真に撮ると(俺の技量が無い事もあるんだけど)実物の迫力には遠く及びませんなぁ。
ノルウェーのお土産屋で、思わず衝動買い&クレジット使用制限解除した、あの迫力を伝えたい。。


今は床に飾っているけど、ホントはもっと画になる感じで飾りたいところ。
・・・震災の時に、地震対策をしなきゃいけない事がよっく分かったけど。。


ヴァイキング-2

ちなみにこっちも衝動買いw
小型ながら、馬に乗ってハチェット振りかぶっている姿が凛々しいです。

ホントは、全能なるオーディン神の像を買いたかったんだけど、良いのが売ってなかった・・・というか、絶対的に種類が少なくて残念だった。。
ま、機会と金と暇があれば、また行って探してみよう。(晩年あたりにw)



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人間五十年

化天のうちを比ぶれば 夢幻の如くなり
一度生を享け 滅せぬもののあるべきか


(敦盛の一節より)


(以下、Wikipediaから引用)
「人間(じんかん)五十年」は、人の世の意。
「化天」は、六欲天の第五位の世化楽天で、一昼夜は人間界の800年にあたり、化天住人の定命は8,000歳とされる。
「下天」は、六欲天の最下位の世で、一昼夜は人間界の50年に当たり、住人の定命は500歳とされる。
信長は16世紀の人物なので、「人間」を「人の世」の意味で使っていた。
「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」の正しい意味は、「人の世の50年の歳月は、下天の一日にしかあたらない」である。



一般に知られている意とは若干違うものの、儚さを謳ったという点では同じですな。

これを出陣前に詠った信長・・・
戦場に出る時、侍達は今では想像も付かない程の決死の想い、様々な想いを持って出陣したのだろう。

何しろ、今の世のように、失敗しても、何事も無かったかの様に生きられる訳ではない。
戦国時代の「失敗」は、命か、命に匹敵するものが失われるのだから・・。



こいが薩州の刀法じゃ
一撃になんもかも込め 後の事なぞ考えるな


あ あの
その一撃が外れたり よけられたらどうすれば・・・


さぱっと死せい
黄泉路の先陣じゃ 誉れじゃ


by.島津豊久 『 ドリフターズ 』 平野耕太


そう。作中でもオルミールが言っていたけど、「そもそも死生観が違う」のだ。
戦い、死してヴァルハラに逝く事を誉れとしたヴァイキングに通ずるものがある。

現代に合うかは・・・そうだな、何とも言えないな。。

いや、決して「合わない」のだけれども、どちらの死生観が「正しい」かどうかは分からない。
「正しさ」なんてのは、その時代の社会背景次第で如何様にでも変わるものだし。。



しかし人生の儚さは、今の所そう大きく変わらない。
平均寿命が延びたと言ってもたかだか20〜30年。

それに・・・これは持論だけれども、平均寿命が延びれば人生のスピードが遅くなる・・・必然、過ごす人生の密度が薄くなる気がするんだな。
結果、相乗的な人生の中身、その絶対量は今も昔も変わっていないのではないかという気さえする。

しかし、ま・・それもまた、「平均的な」話しよ。
個々人の人生の絶対量は、個々人で決める事だからね。



さあ、自分は果たしてどんな「死に際」を迎えるのかな・・・?
そして、それまでにどれだけ楽しい事や哀しい事、笑顔や泣き顔を作れるかな・・・?

どこにあるか分からないゴールテープ。
速く走るだけが能じゃないし、遅いばかりでもダメ。
大切に・・・そう、大切に、一歩一歩を踏みしめて行きたいね。





10/10(月)区切りに向けて


アンタみたいに そーやって
他人は強いとか自分は弱いとか ボヤいてればいいんだったら
毎日さぞかし幸せだろうと思ってさ


by.小春川玲子 『 おひっこし 』 沙村広明


「おひっこし」は、9年前の単行本ながら、結構好きで読み直すんですよ。
タイトル作品の「おひっこし」も、後半の「涙のランチョン日記」も、笑える上にグサッと来る作品。
特に「涙の〜」は、最後にウルッと来る。



・・・世の中には
恐らく誰にも支えられずとも 生きていけるような
強い女の人が たまに存在する――

だが「独りで強く生きろ」とつき放されれば
誰だって辛いに決まっている


「生きられる」「生きられない」と
「辛い」「辛くない」は また別の問題だ


by.遠野禎 『 おひっこし 』 沙村広明


選択したくなくても、選択せざるを得ない状況ってのもあるしね。
そういう理不尽さも含めて「人生」ですから。


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一年間で一番好きな月、10月に突入して、今年も3ヶ月を切りましたね。
ちょいと前ののんびり具合から一変、ここ1ヶ月ほど怒涛の忙しさの中を過ごしておりました。

確かに、「ダラダラ過ごすくらいなら忙しいくらいの方がいいな・・・」とは思っていたものの、限度があるってもんですw


以前から、「暦」というのは大事だと感じています。
人は・・暦というものに行事を乗せ、自分達の人生に時間という物差しをあてながら、区切りを作り、進んでいく。
そんな区切りが無くても進んでいけるのかもしれないけれども、あれば進みやすい。

だから、年末年始は一つの区切りとして大事に過ごしたい。

誰と過ごすとか、何をして過ごすとか・・・そんな事は関係なく、区切りを意識して時間を過ごしたい。
そんな風に想っています。


一年を振り返るにはまだ早いけど、今年は例年以上に苦しい年でした。
震災の直接被害は無かったものの、それによる社会の停滞。
社会の停滞が主原因ではないですが、引き続く厳しい会社(業界)状況、それによる家計の危機・・・

(心苦しいという意味で)頭を下げたくない相手にも頭を下げ、自分のライフスタイルすらも変えて、何とかギリギリで凌いでいる一年。
見た目はまだ余裕がある生活だったかもしれないけれども、きっと今の一線を越えてしまうと、転がる石が止まらなくなる・・・そんな予感があったからこそ、ここで踏みとどまらないといけないと感じていました。

まだ全てが片付いた訳ではないですが、来年に繋がる布石は打てました。
後は・・・更なるイレギュラーが無い事を祈るのみです。。


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生きる事のリスクを 他人の命であがなっていれば
本当の勝者にはなれない――


by.円造組組長 『 涙のランチョン日記 』 沙村広明


誰かに頼って生きるのも、悪いとは思わない。
頼れる人が居るって事が、その人の一つの長所だから。

極力、誰にも頼らずに生きるのも、悪いとは思わない。
そう生きざるを得ない人が選択する事が多いけれども、芯が強く優しい人になれるから。

逃げるのも悪くない。
実力が伴わずに、なけなしの勇気を振り絞る時、人は死ぬ事が多いから。

ただ・・・
自分が出来る事は、他人に頼ってはいけないと思う。
自力で立ち上がろうとしている人に、自力で立ち上がれる人に、手を差し伸べてはいけないと思う。


「人生で、その人が越えられないハードルは目の前に現れない」なんて言葉がある。
御都合主義の言葉のようで、しかし、困難を前に勇気を与えてくれる言葉でもある。


今年もあと3ヶ月弱。

それ以降も「時」は続くけれども、一つ一つの区切りやイベントを大事に過ごす。
その積み重ねの果てに何があるのかは、まだ分からない。
分からないから、面白い。



9/25(日)闘いと休息と


静虎(せいこ)は あらゆる闘いを嫌悪している

だが静虎は知っている
闘わなければ望みを叶えることができないことを・・・
厄災を取り除くことができないことを・・・


by.ジイちゃん 『 高校鉄拳伝タフ 』 猿渡哲也


1週間ほど前に久々に手に取った「高校鉄拳伝タフ」
TDKの決勝から読み直し始め、最大のクライマックスである静虎vs鬼龍、そして襲名式まで読み切り・・・再び涙してしまいました。。

最近ちょっと闘い疲れていたのですが、人生をもっともっと大きな枠で捉えなきゃいけない、人間としての器(知識や技術、力や視野という意味ではなく)をもっと広げなければいけないと、改めて感じました。
そして改めて、オトン(静虎)の生き様は本当に自分の人生に影響を与えているな・・・と再認識。
史上最強のモラリストの二つ名は伊達じゃありません。


余談ですが、数多い格闘コミック、その中からベストバウトを選べと言われると非常に悩むもの。
全部が全部読んでいる訳ではない・・という前提だけど、個人的に候補として挙げるのは・・・

・陸奥九十九 vs イグナシオ・ダ・シウバ
・愚地独歩 vs 渋川剛気
・宮沢静虎 vs 宮沢鬼龍
・丹波文七 vs 堤城平


この辺りかな・・・。
今読んでいない作品も、もっと色々と読んでみたいんだけど、さすがに金が。。w


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世間的には、いつの頃からか名付けられた「シルバーウィーク」。
今年は2週連続の3連休って訳ですが、6日間のうち、3日間は会社に出ました。
まぁ、フルタイムで行ってた訳ではないので、そんなにキツい訳でもなかったのですが。

ここの所、平日はトラブル対応ばかりで全く自分の仕事が出来ていなかったので、落ち着いて自分の仕事に集中出来る休日は結構貴重です。
・・と、こんな事書くとワーカホリックに思われるかもしれないですが、今と将来、自分のやりたい事や優先事項を考えると、決して悪い選択はしていないつもりです。
もちろん「ベスト」では無いと思うのですが、ベストを追い求めて動かないでいるよりかは、何かしら行動を起こしていた方が、まだ安心出来るもの。

以前は、無闇に心身に負担を掛け過ぎたり、逆に手を抜き過ぎたりしていたけれども、最近は我ながら上手く調整出来るようになってきたと思うのです。
もちろん、日々のストレスや負担を完全に避ける事は不可能なんですけど、それらを上手く咀嚼する事が出来るようになってきました。

「上手く立ち回れる」という表現は、ちょっと「狡い(こすい)」印象もあるので良くも悪くもあるのですが・・・様々な事が起こる人生、正攻法だけで生き残れる人は、ほんの一握りだと思っとります。



・・・と、ここまで来て気付く人もいるかと思いますが、今日はダラダラですw
2週間以上コラムを更新してなかったので、ダラダラでも更新しようと思った次第なんですww


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熹一よ・・・お前がこの世に生まれ出る前に 無数の命があった――・・・
父である私・・・私の父・・・私の祖父・・・その父・・・その祖父と・・・
遡れば人類の祖先にまで行き着くだろう

おまえの生命は 無限の歴史の中から生み出されたのだ


熹一よ 覚えておきなさい
お前の生命には 永遠の過去と 永遠の未来があるということを――・・・


by.宮沢静虎 『 高校鉄拳伝タフ 』 猿渡哲也


初めてこのシーンに出会ったのは、スロットの「タフ」のプレミアシーンでした。
静虎 vs 鬼龍のシーンから始まり、この襲名式のシーンで終わるプレミア演出。
不覚にも筐体の前で涙ぐんでしまい・・・それから、タフを全巻買い揃えたのです。


現在は「TOUGH」として連載中。
単行本では熹一の本当の父親、日下部覚吾と初めて出会った所です。

そこで「自分にとってのオトンは、宮沢静虎ただ一人じゃ!」と言い放った熹一。
言わば育ての親と生みの親が相まみえる状況で、三者は一体何を想うのか・・・
タフは格闘コミックというよりも、親子の繋がり、家族の繋がりを描いた作品だと思うのです。


とある映画からの引用との事ですが、静虎が言っていた「男はタフでなければ生きていけない。優しくなければ生きる資格が無い。」とは、厳しくも正鵠を射た言葉。
本来は後半部分に重きを置きたい所だけれども、自分の場合は、どうしても前半部分が先んじてしまいます。

以前、「思想が伴わない格闘技は、ただの暴力」と言ったのは誰だったでしょうか・・・。
しかし、これは全ての職業に当てはまる事ではないでしょうか。

先日、会社の「お客様」の定義から外れるのではないか?と思い、先方に詳細確認を取ろうとしたところ、「信用していないのか」とお客様を怒らせてしまったという失敗をしてしまいました。
この時、やり方が上手くなかったと反省する一方、「大事な部分をスルーせずに気付く事が出来た」と自分自身にホッとした事も事実です。
日常の忙しさに流されず、本質を問う事が出来た・・と。。


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自分の思想と日常の難題、闘うべき場面と息を抜く場面・・・
それらを上手くバランス取って生きていくのが「器用な生き方」なんでしょうけど、それが必ずしも「魅力的な生き方」とはならないものです。


・・・難しい。


けど、多分難しく考えちゃいけないんでしょう。
だから簡単。・・でも難しい。。


さ、また新たな一週間が始まります。



9/8(木)SMASH21!


そんなこんなで行ってきましたSMASH21。
興奮も冷めやらぬまま、各試合の感想を一言二言簡単にw

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第一試合「○ 天龍源一郎 vs 百田光雄」

天龍さんと、力道山の次男である百田のみっちゃん。
そしてレフェリーに和田京平さんという、重鎮揃いの一戦。

この試合は、一言で言って「歴史の重み」を感じました。
その道30年以上のベテランが第一試合をやるという事の意味、空気を初めて知りました。
いいですね。自分も自分の住む世界で、こんな年の取り方をしたいと思いました。


第二試合「ウルティモ・ドラゴン&Mentallo&児玉ユースケ
 vs 大原はじめ&ブラック・バッファロー&YO-HEY ○」


Mentallo、YO-HEY、児玉選手の3名は、アピールの場でしたね。
YO-HEY選手はミスムーブもあったけど、盛り上げ方もルチャ系の動きもなかなか。
Mentallo選手も、児玉選手も動き良かったように感じました。
(児玉選手は、試合前の練習生の公開練習で指導していたのもあって、無意識にいつも以上に応援してしまいましたw)

ブラック・バッファローさんは初めて見たのですが、プロレスの上手い人だと感じました。
全く知らなくても、惹き寄せるムーブを自然とできる技術と経験がある人、という印象です。
また観てみたい、と思いましたw

そして我らが川崎出身のエース大原はじめさんは・・・・苦悩のストーリーの予感が。。。
ベルト争いが終わった頃に本格化でしょうか・・・まだまだ厳しい時期が続きそうです。 頑張れ!

・・・という諸々全てを、優しく見つめるウルティモ校長、という感じですw


第三試合「木藤拓哉 vs 紫雷美央 ○」
(凶器使用OKノールールマッチ)

妄想が現実を超える事は無く、夢は夢で終わった試合・・・w
美央さんの有刺鉄線バットで額から流血したキトタクが、無念のタップアウト。

幸せな結婚生活を自らの手で諦めた・・・かと思いきや、試合後のマイクを聞くと諦めていない御様子でww
酒井代表からも「とことんやりなさい」とお墨付き(?)も貰って、今後もまだまだ粘っていくか・・・!?
・・・と思ったところで、元IWAの松田慶三氏が「自分、女性には興味無いんで」という言葉と共に乱入w
三角関係勃発かッ!!??ww ← どう考えても被害者は美央さんw


第四試合「朱里&真琴 vs 栗原あゆみ&Ray ○」

一言で言うならば「女の意地」という試合でした。
栗原あゆみさんの試合は初めて見ましたが、「女子界のエース」と言われるだけあって、汚い部分も含めて「上手い」ように感じました。
朱里の打撃にも耐えられるタフネスもあるし、「称号は伊達じゃない」と思わせる試合。
しかし・・・朱里ちゃんのあの猛烈な蹴撃を喰らって、「SMASHはラクじゃない」と思ったんじゃないなか・・?フフフw

Rayさんは「流麗」という言葉がよく似合うファイトスタイル。
スタイルいいし、マスクを含めたコスチュームも豪奢な感じだし・・・そう、「女性版ウルティモ・ドラゴン」!そんな感じですw
これからもSMASH参戦してくれるみたいだし、期待期待。
・・・そうそう、帰る時に売店に居たRayさんと目があったのですが、綺麗で真っ直ぐな眼に負けて視線を逸らしてしまいましたw

真琴っちゃんは、これから色々模索していく感じでしょうか。
SMASHメンバーとして初参戦という事もあるかもしれませんが、現時点では他3名に押されてましたね。

そして我らが朱里ちゃん。
完全にストライカーとして確立してきた感じですね。(って言う程、今までしっかり見てませんが・・w)
華名さんあたりとやってると釣り合うのですが、他の選手とやると・・・・激しさが際立ちますな(笑)
でも、いいです。いいですよ、あの気迫はッ!w


そしてここでインターミッション。
インターミッション後には、「いちファンとして観戦に来ていた」というドラゴンこと藤波辰爾さんがリングへ。

次回の参戦を明言すると共に、SMASHの魅力を語ってくれましたが・・・
天龍さんと言い藤波さんと言い、やはり何十年もその世界で生きてきた人の言葉というのは必然重くなるもんですな。。
一言一言に、本当に重みを感じます。。


第五試合「○ 華名 vs セリーナ」
(初代SMASHディーバ王座決定戦)

3戦目にして初めてセリーナを破って、初代王者に輝いた華名さん!
いや〜・・・熱かった。。

熱かったけど、セリーナの打撃は全部浅かったように感じました。
その分、打撃で華名が上回って、お得意のサブミッションで制することが出来たのではないかと。。

個人的には、セミファイナルの「朱里vs華名」の方が熱かったですが・・・
でも、初代女子王座が決まる瞬間はたまらなかったですね。。
試合前の国家吹奏、自分の人生で最も神妙に国家を聴いた瞬間かもしれません。


セミファイナル「○ スターバック vs VENENO」
(初代SMASH王座決定トーナメント準決勝)

神同士の対決は、スターバックに軍配。
やっぱり外国人選手はデカイですなぁ・・・。

VENENOは動きも面白いし「ウッハ!」で盛り上げるのも上手いのですが・・・ちょっと細かいムーブに頼り過ぎかな?という印象を受けます。
もっと内面に持っていそうな(?)激しい攻撃性を出せば良い気がしますが・・・。。

ともあれ決勝進出はFCF総帥のスターバック。
決勝はTAJIRIさんとどういう試合を魅せるのか!?
必殺のパイルドライバーが決まればスターバックの王座獲得・・・・ソウデスネ!


メインイベント「○ TAJIRI vs AKIRA」
(初代SMASH王座決定トーナメント準決勝)

興業前、売店でAKIRAさんのポートレートをサイン&握手付きで買いました。
その時に、ちょっとお疲れな感じだったので心配してましたが・・・・
でも思い返せば、眼はかなり鋭かったと。。

言葉少なに握手してもらった時に、「グッ」と強い視線を貰いました。
それをしっかり見返す度量が無かったのは、俺自身の問題ですね。。
AKIRAさん格好良いな・・・チクショウ、、、ホントに格好良い。。。

TAJIRIさんは、正に「全開」を感じる戦いっぷり。
TAJIRIさんが制限無しに戦ったらこういう戦いになるんだ・・・と初めて知るように、(WWE時代から見てきてますが)今まで知らなかったムーブを次々と見せてました。

最後はバズソーキック2連発でAKIRAさんに辛勝。
次回のSMASHは、スターバックかTAJIRIさんか、どちらを応援するか悩んじまいやすね〜w


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そんなこんなでサラッと流したSMASH21の感想・・。

来月は初代王座の決勝戦!
もちろん、連続参戦する所存です!w






9/4(日)SMASH the Life!


男がロマンと冒険を捨てたら ただの屁ですよ

by.天龍源一郎 「 生涯初の第一試合 百田光雄戦に向けて 」


『 SMASH 』というプロレス団体が日本にあります。
→ 「 公式HP 」
元WWEのTAJIRIさんが1年半前に立ち上げた団体。
今、このSMASHという団体に凄く熱いモノを感じているので、今日はその御紹介を。

(偏見かもしれないけど)格闘技モノのコラムを書いている人は、何故か文章の上手い人が多いと思うのです。
そんな人に見られてしまうと恥ずかしい所ですが、いつものスタイルと変えるのも嫌なので、それはそれで御容赦をw


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今でこそ普通にプロレスを見ているけれども、実は中〜高校くらいは嫌いなジャンルだったのです。
理由は「シュート(真剣)じゃないから」
今でこそ根本的に誤解した考えだったというのが分かっているものの、当時はそんな出発点から、食わず嫌いになっていました。

ところが社会人になって、深夜にフジTVでやっていたアメリカのトップ団体「 WWE 」の放送を見て、考えは一変。
友人の持っていたWWEのDVDを借り・・・・その迫力とアクションに圧倒されて徐々にハマっていく事に。。
そして、彼らが何をやっているのか理解しないまま見続け、織り成すドラマに感動し・・・・と、気付いたらドップリとハマってしまっていたのですw

それでも、見ているのはWWEだけ。
日本の団体は数多くあり過ぎるし、地上波ではあまり放映されないし、ストーリーも見えない・・・という事で、いわゆる「取っ付きづらい」状態だったんですね。
そんな「WWEしか見ない」状態が8,9年ほど続き・・・そして出会ったSMASHというブランド。


よく「プロレスって何なの?」と聞かれる事があります。
(実際はもっとカチンと来る表現で聞かれる事も多いのだけど、ここで載せるには非常に抵抗があり過ぎるので・・。)
WWEだけを見続けていた時は、「エンターテイメント・ショーだよ」と答えていたと思います。
事実、その考えでほぼ固まっていたんだけど・・・SMASHに出会って「いや、そうじゃないな」と、考えを改めている所なのです。

もっと「怪しくて」「笑いや感動があって」「生き様を見せつける」場所
そしてそれらを、観客も一緒になって創って行く場所。
・・・・一言で言い表せない状態なんです。今w

プロレスは「プロレス」。
それが今の答えなんだけれども、それじゃ興味の無い人に興味を持たせる事は無理なんですよね〜。

まだ10年弱しかプロレスを見ておらず、日本の選手なんて、半年前まではそれこそ殆ど知らなかった自分が、今更ながらに日本の団体を追おうと思ったのは、「正にこれが自分の求める『プロレス』だ」と感じたから。
そんな想いを胸にしながら、9/8に後楽園ホールで行われるSMASH21のチケットをゲットしました。

現地に観に行くのは、今回で3回目。
どんな試合が行われているのか、どんな内容なのかを当日のカードと共に御紹介します。
(SMASHは大体、月に1回の興業。その間に公式HPやツイッター、ブログ等々のメディアでストーリーが展開されていくのです。)


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第一試合「天龍源一郎 vs 百田光雄」

さすがに皆さんも名前は聞いたことがあるだろう天龍源一郎さんと、あの力道山の次男である百田さんの対決。
そして、天龍さんはキャリア35年にして生涯初の第一試合!

飛んだり跳ねたり、そのアクションに目を奪われるルチャスタイルも楽しいもんですが、「間」を創っていくプロレスというのは、観ている人を「より惹き込む」スタイルだと感じるのです。
還暦を過ぎ、俺が生きてきた人生よりも長く業界を走ってきた2人が、敢えて、原点とも言うべき第一試合で一体どんな試合をするのか・・・?
SMASHのステージには無駄な部分なんて一つも無いんだ!という意志のようにも感じます。

ちょっと長い映像ですが、この生涯初の第一試合に望むメッセージです。
こんな年の取り方をしたい・・・と思うようなコメント。もし良ければ。
→ (You Tube) 『 天龍源一郎、初心に帰る生涯第一試合 』 (6分20秒)
(冒頭の天龍さんの言葉も、このコメントの中からの引用です)


第二試合「ウルティモ・ドラゴン&Mentallo&児玉ユースケ
 vs 大原はじめ&ブラック・バッファロー&YO-HEY」


この6人タッグマッチ、ストーリー的な部分は薄いのですが、その分若手にチャンスを!という感じのマッチメイクのようです。

そして、ウルティモ・ドラゴンと大原さんとは師弟の間柄。
先日壮絶な師弟対決を制した大原さんは、jesterが育った町、川崎市の出身。しかも、意外と近くに住んでいるようで・・・
そんな人がメキシコに行き、「諦めろ」と言われながらも必死に努力して、師匠越えを果たしたSMASH18。

そういう、試合にある背景をしっかりと表現してくれるのも、SMASHのスバラシさだと思うし、途中からでも入りやすい部分だと感じるのです。


第三試合「木藤拓哉 vs 紫雷美央」
(凶器使用OKノールールマッチ)

ストーリーという部分では、ある意味今回のメインを凌ぐストーリーを展開している、木藤拓哉こと"キトタク"と、紫雷(しらい)美央のミクスドマッチ(男女混合マッチ)

何と皆様聞いて下さい(笑)、この試合でキトタクが勝ったら、2人は結婚ですよ!w
ストーカー張りの妄想を全開にして結婚を迫るキトタクと、本気で嫌がる美央さん・・・・
そして辿り着く先が、両者初のデスマッチで、しかも結婚が掛かるというww

いや〜・・・WWEだとこういうストーリーは時々あるんだけど、日本でこういうストーリーって初めてなんじゃないかな・・・?
キトタクも美央さんもバッチリハマっていて、(しょっちゅうは嫌だけど)プロレスには必要な要素が満載。
美央さんが勝って結婚が御破算に・・・ってのが順当なストーリーだろうけど、思惑通りにならないのがプロレス界の面白さ。

さてさて、どんな結末を迎えるやら・・・・?(笑)


第四試合「朱里&真琴 vs 栗原あゆみ&Ray」

女子のタッグマッチ。
・・・そう、女子プロレスに対する見方を変えてくれたのもSMASHだったんです。

女子プロ団体のアイスリボンと交流のあるSMASHには、かなり女子選手が豊富なのですが・・・
今となっては本当に申し訳ないのですが、女子の試合は「イロモノ」という目で見てしまっていたのです。
確かに「そういう」試合もあるのですが、しっかりと試合を作り、プロレスをやっている女子選手の方が多いようですね。
食わず嫌いで大変失礼しました。。。

とまぁ、そんな中でのタッグマッチ。
SMASHを引っ張ってきた打撃系の朱里さんと、アイスリボンから移籍してきたWWEを目指す真琴っちゃん。
(試合はまだ見た事無いのですが)女子界のエースと言われる栗原あゆみさんと、アイスリボン所属のマスクを被ったRayさん・・・

それぞれがそれぞれに、これからもう1歩踏み出そうとしている・・・そんな、「ここから誰が抜け出す!?」という要素を含んだ試合。
もちろん、SMASHを引っ張ってきた朱里さんに抜けて欲しいですが、前回の華名さん(後述)との壮絶な試合を引っ張っていると・・・・・
これもどうなるか目が離せない試合です。


第五試合「華名 vs セリーナ」
(初代SMASHディーバ王座決定戦)

今SMASHでは、男子も女子も初代王座を目指してトーナメントが行われているのです。
9/8は女子王座の決勝・・・つまり、初代女子王座が決まる日なんですね。

セリーナは元WWEディーバ。
自分はそれで知っていたんだけど・・・多分、シングルで試合した事は無かったんじゃないかなぁ・・?
だから実力未知数だったんだけど、この間の試合を見たらエライきっちりした試合やってたんでビックリしました。
これで何でWWEで試合をしてなかったんだ・・・?って。。

セリーナはSMASHで負けなしなんですが・・・それに対するは、華名さん。
そう。華名さん・・・・俺が今一番注目している女子選手かもしれません。

過去の経歴とかは全く知らないんだけど、どうやら結構「異端」扱いされてきたみたいです。
しかし・・・・今のあのファイトを見たら、正に「泣く子も黙る」という感じでしょう。
まだ数試合しか見てませんが・・・グラウンド中心のスタイルだけど、ストライカーとしても闘えるし、バンプ(受け)もいい・・という印象です。

マイクもなかなかだし・・・そして何より、ファンに対する接し方にも好感が持てます。(twitterでも、「自分のためにもなる」と言いながら、出来る限りファンの声に答えようとしてくれているし・・。)

ちなみにヘアーサロンのオーナーでもあるのです。
・・・いつ寝てるんですかwww


そんな両者の対戦。
前回、SMASH20で朱里さんとの壮絶な試合を制した華名さん。
是非とも、過去2戦2敗のセリーナを破って初代女子王者に輝いて欲しいですが・・・はてさて、どうなる事やら。。


セミファイナル「スターバック vs VENENO」
(初代SMASH王座決定トーナメント準決勝)

フィンランドの団体FCFから継続参戦している「北欧の神」スターバックと、「メキシコの神」VENENO(ベネノ)との一戦。
カラーの違う「神vs神」の一戦は、果たしてどちらが勝つやら・・・

「言葉が違う」というのはプロレスでは大きなハンデになりそうだけれども、でも実はそんな事なくて。。
言葉でしか自分をアピール出来ないレスラーってのは、どっちにしろ活躍出来ないんですね。
そういう意味では、この2人の神の自己主張具合はスゴイ。

観客をドンドン巻き込んで、盛り上げていくのがウマい両者。
初対戦がどんな形になるか・・・今からワクワクしてしまうのですw


メインイベント「TAJIRI vs AKIRA」
(初代SMASH王座決定トーナメント準決勝)

そして・・・今回のメインイベントです。
SMASHを立ち上げたTAJIRIさんと、参戦し始めてからずっと、SMASHメンバーの精神的支柱となってきたAKIRAさんの一騎打ち。

この一騎打ちは・・・・俺が考える「プロレス」にほぼ合致する試合なんですよ・・。
ロマンがあって、想いがあって、でもそれらはリングの上でしか表現出来なくて・・・・
そんな色々な感情や想いが詰まった一試合なんです。。

そして、この試合のPVがあまりに格好良すぎる。
正直、今までの俺の文章は読み飛ばしてもらっても構わないので、このPVだけは見て欲しい!w
そうすれば、プロレスを見ていない人にも、「あぁ、これがプロレスなんだ・・」と少しは分かってもらえるんじゃないかと想うから。。
→ (You Tube) 「 TAJIRI vs AKIRA PV 」 (2分23秒)


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日本で「お家芸」と言われるジャンルって何でしょう。
柔道、相撲、プロレス、野球・・・・色々とある中、相撲やプロレスは不遇の時代を迎えています。

もちろん、時代の流れと共にニーズが変わっていったり、スタイルが受け入れられなくなったり・・・というのが理由なんでしょうが、その「不遇の時代」からは、もう復活の息吹も感じられます。

大相撲は・・・まだまだかもしれません。
けれど、変わるチャンスは到来しています。

そしてプロレスは・・・変わってきています。確実に。
何事も1から創り上げるというのは、とても難しくて、でもとても楽しく充実するものです。

かつて、クラシックギターのステージを仲間と1から創っていた自分。
SMASHのレスラー(スタッフじゃないよ!)が、丁寧なチケット対応手配してくれる事や、試合後に売店に立つ姿、そんな「これから俺達が創り上げていくんだ!」という熱い気持ちが伝わるのも、自分がSMASHに惹かれる理由なんだと想います。


もし、今回の自分のコラムで、ちょっと心動いた人が居たら是非とも御連絡を。

是非ともあのSMASHの空間を味わって欲しいのでありんす。
きっと新しい「何か」が見えてきますよ♪





8/28(日)自己満足


熹一
親父(おとん)が言うてたわ
人間の行動のほとんどは"自己満足"という言葉で説明がつくと



静虎
お前が強くなりたいと辛苦の鍛錬をするのは 自己実現であり
ひいては"自己満足"のためや

もっとも尊いとされる自己犠牲であっても"自己満足"や
人民を救済するために磔(はりつけ)になったイエス・キリストも"自己満足"や


だから他人のために何かをやったとしても 決して見返りは求めるな
もしそれを望んだら その瞬間お前の行動は醜悪なものになる


by.宮沢熹一,宮沢静虎 『 TOUGH 』 猿渡哲也


久々にダラッと出来た土日。

しっかし、先週は色々と厳しかったなぁ〜。。
イレギュラー&トラブル対応ばかりで、殆ど自分がやりたい(やるべき)仕事が出来なかった。
挙句、眠気もあって集中力も切らしてしまい・・・orz

イレギュラー対応も自分の仕事の内・・・ってのも分かるのだけれども、成果を上げていない、利益を上げていないという事が、気持ちを陰鬱なものにさせる。
マイナスを抑える仕事も大切、と頭では理解していても・・・・でもまぁ、それを実現してこそ評価されるってもんですよね。
状況を言い訳に甘えてちゃいかんです。


 ************


土日になって2週間振りくらいに5時間以上寝た気がするんだけど、やっぱり身体と脳のスッキリ具合が全然違う。
頭がスッキリして身体が動くと、当然やる気も出る。

突っ走るのもいいけど、それと同じくらい息抜きするのも大事だからね。
ま・・・そのバランスが難しいのだけど。。


溜まっていた洗濯やら掃除やらをして、友人の店に食べに行ったり、買い物したり・・・
冒頭の静虎のセリフは、久々にTOUGHを読んだから。
たまたま手に取った3巻がハイパーバトルの導入の部分で、そこから思わずハイパーバトル最後まで読んでしまったのです。。

サクッと読めるとは言え、25巻分は結構ありますなぁ〜。
そして"地上最強のモラリスト"宮沢静虎の生き様には、またまた感銘を受けてしまいました。影響されやすい性質(タチ)なんですw


とまぁ、色々と書きたいネタはあるのですが、この土日は「休息」がテーマなので簡単にこれくらいでw

最近雨が続いているのもあるけど、夜は風が涼しくなって気持ちいいですなぁ・・・
今年はホントに何事も我慢の年みたい。
先の見えない道にフラストレーションは溜まる一方だけど、1つ1つ凌いで、1年後、3年後・・・はたまた5年後には「あの時を良く凌いでここまで来れた・・・」と、そんな風に想えるような状態にしたいですな。
それを実現するために、今何をやるべきか。

焦らず、諦めず、ただただ目の前にある壁に向かうだけ。
簡単そうで・・・それが難しい。




8/21(日)キャンプさね


8/19〜21、2年振りに恒例の道志川キャンプに参加させてもらいました。

天気が3日間とも悪く、上半身が一切川に触れていないという未だかつて無い状況でしたが・・・それはそれ。
キャンプ熟練者に囲まれながら、雨の中でも楽しいひと時を過ごさせてもらいました。
(と言っても、よくよく考えると自分も13回目?くらいの参加ですが・・・w)
いつもながら誘ってくれる友人に感謝です。

ちなみに、自分が雨男と言われているみたいですが、キャンプの時以外は別に問題無く晴れているし・・・・しつこく言われるので正直気分は悪いけど、まぁスケープゴートになる事でその場が..(ry


それはさておき、たまには画像をズラズラ〜と並べるのもいいかと思って、簡単に写真で3日間を御紹介
ちょっと画像が多いので閲覧御注意を。



******** 1日目(8/19) ********

今年の場所
今年の場所はここ。
川に近い方が色々便利だし風情も出ますやね。シチュエーション大事。

ビール序章
ビール第一部。← 注:酒呑み4人分w
ちなみに、2日目に350mlを追加で18缶入れました。

今年の祭壇
今年の祭壇w
今後は巨木用のアレンジを入れたい。

初日の獲物
初日の獲物。一番手前のが湿っていて強敵。

点火開始
点火開始!

風景
こんな風景がキャンプの醍醐味の一つ。

具材調理
初日の昼御飯は、なんと「ハンバーガー」!
いつもながら、メニューを作ってくれるシェフのスゴさに脱帽です。。
まずは具材調理。

ハンバーガー完成直前
アボカドやらケチャップやらを乗せて、ハンバーガー完成直前に。

ハンバーガー完成!
ハンバーガー完成!
メチャクチャ旨かった!!

霧掛かった山々
昼頃から雷雨があって、テントを守るために本格的な土木工事。
山には霧が深く掛かっている・・・

県警パトカー
豪雨が降ると来る夏の風物詩、県警のパトロールw
余談ですが、数年前に台風直撃の時に来て怒られた事がありますww

閑散としたキャンプ場
土日も天気が悪い予報だったせいか、お盆を避けたせいか、すんごく閑散としたキャンプ場。
場所取りがラクなのは嬉しいけど・・・心配しちゃいますぞ。

夜の一幕
そして迎えた初日の夜。
暗がりに焚火が映えますなぁ。。

炭火
この炭の色が堪らないのですよ...

タコライスのソース
夕食は、なんと「タコライス」。
まずはソースから。

ゴーヤチャンプルー
そして、ゴーヤチャンプルーがメインディッシュ。
量と調理器具のチョイスがおかしい事に気付く瞬間w

ゴーヤチャンプルー2
やっぱ、こうじゃなくちゃねw

ゴーヤチャンプルー完成形
完成!
タコライスとゴーヤチャンプルーを食べられるキャンプは、そうそう無いですよ!?
味は言うまでもなく抜群に美味しかったですw



******** 2日目(8/20) ********

霧掛かった山々2
2日目のスタートも、霧掛かった山々の見える不安定な天気。
結局、夜まで天気は保ったんですけどね。

朝食
朝食はキャンプの定番、コンポタスープにパンに目玉焼き、サラダ。

コーヒー
キャンプのコーヒーも定番ですね。
何故こんなに美味しいのかw

ウインナー
昼御飯はお好み焼き!
・・を作っている間に、ウインナーを天然の炭火で。

お好み焼き作成中
お好み焼き作成中。

お好み焼き
お好み焼き完成!
壮絶に美味くて!・・・壮絶に腹に貯まるw

鹿ジャーキー
戴いた鹿ジャーキーも炭火で炙って。

雨上がり
雨が降らないのは本当に大事。

木漏れ日
木漏れ日・・・ではないけど、見上げる木の葉は絵になりますやね。

焚火とビール
焚き火とビールは切っても切れない関係w
(一瞬サッポロに浮気しちゃいました・・・キリンさんすいません。。)

薪追加
地元の(?)方に、大量に材木の切れ端を戴きました。。
今年はこれを貰えたのが大きかったなぁ・・・

日暮れ
完全に日も暮れて・・・

ナン
夕食はナンとキーマカレー。
天然の炭火でナンを焼き中。

ナンとキーマカレー
完成!
これもまたまた美味かった!!

焚き火1
夜の焚き火の素敵さは抜群ですよ・・・。

焚き火2
この炭火の美しさッ!!w

焚き火3
夕方に戴いた材木で盛大に!

花火1
そして定番の花火タイム。
花火と焚き火のコラボレーション。

花火2
4本同時着火の術!

おまけ
おまけ:ファイアーウィップに襲われるの図



******** 3日目(8/21) ********

祭壇終了1
夜中に豪雨の攻撃を受けるも、徹夜作業で何とか全ての木を燃やし尽くした俺。
全て燃やし尽くしたのは久々です・・・

祭壇終了1
そして、今年の祭壇が閉鎖。
この絵柄を見ると、キャンプも終了の気分に。。


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今年は雨が強かったり寒かったりで、川に入れなかったのは残念ですが・・・
その分焚き火に集中出来たし、年々進化している友人作成の献立がスゴ過ぎで、更にはビール呑みまくり・・・。。
寒さや風は大変でしたが、これはこれで楽しめました。

「これはこれで楽しめました」
↑ 実は、これがキャンプを楽しむ一番のポイントなんですよねw

また行けたら、またよろしくお願いします。
さ、明日からまたすぐに平常営業っすか〜・・・・遊んだ分、また頑張らなきゃいけませんなw









8/14(日)白秋を望みて


自分探しを自己の内面で決着出来る幸福な国だ。
そんなやり方では、自己に都合のいい自己しか見つからないというのにな。

哲学の本場から見たらお笑いだろう?


by.大城至 『 終わりのクロニクル 』 川上稔


「今の時代、惰弱が尊ばれているようですけど」とディアナに日本を揶揄された時の、大城至の返し。
自己とは、他のモノとの関係性を鋳型にして出来上がるもの。
迷えば迷うほどに自己に問い掛け勝ちだが、自己の内面に答えが出る事は少ない。

・・というのが一般論。
それに当てはまらない人も多いと思うけどね。


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それにしても暑い。

今でこそかなりマシになったけれども、夏は非常に苦手
中学時代〜高校時代は、夏バテの影響で夏時期で体重が毎年7kgも落ちていた。
そして、秋〜冬に標準体重にリバウンドっていうw

この全力の夏バテは、働き始めてから大体治ったかな・・。
無理矢理にでも食べないと体力が続かないっていう状況に置かれれば、嫌でも食べる。
そして年中通して体重は一定になったものの、だからと言って夏が得意になったわけじゃないのだ。


暑さは行動を鈍らせるし・・・睡眠もあまり取れなくなる。
睡眠が取れないイコール、体力の回復が弱い。。

いや、「寝れない」って事は無いのだ。
ただ典型的な夜行性の自分に取って、朝の暑さで強制的に起こされるのが辛いだけ。

じゃあ早く寝なよ・・・って意見は、まぁ実現不可能なので却下w
実現不可能な事はここ10数年の歴史が証明しているww


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世間的にはお盆休みみたいですね。
菓子屋のバイトをしていた頃から始まり、今の仕事でも「お盆休み」なんてものは皆無。
ここ数年こそ「纏めて有休取っていいよ〜」と言われ、実際に取れそうな雰囲気になってきているものの、今更感が漂うのは致し方なし。
別に仕事量が減るわけでもないので、いつも通りの日常なんです。

そもそも、生まれて此方「帰省」という概念が無い自分。
生まれは東京だけど人生の殆どを川崎で過ごしている自分に取って、「実家に帰る」という感覚が分からない。
独り暮らしを始めてからも、色々な理由により、両親が住んでいる所にわざわざ行く・・・ってのも皆無。
本当に、自分の人生で「お盆休み」というのは、「別の国の行事」という感覚なのです。


とは云え、皆が休みになるのがこの時期。
普段会えない人と呑みに行く・・・ってのが、盆暮れ正月GWの定番の過ごし方なんですが。。

今年は、究極の金欠っていうのも手伝って、かなり静かにしています(悲)
そんなこんなで、今年は高校時代からの友人と呑む程度。
しかも「金無いんで〜」って言って、家飲みにしてもらいましたwww

有り難いのは、その友人が中華ダイニングのシェフって所。
向こう都合のタイミングも手伝って、沢山色々と料理を持ってきてくれたので、かなり豪勢な家飲みになりやした。
(恩返しに、また呑み喰いしに行かないと・・・)


そして・・・


私は殺せる 微塵の躊躇も無く
一片の後悔も無く 鏖殺できる
この私は化物だからだ


ではおまえは お嬢さん(インテグラ)

銃は私が構えよう 照準も私が定めよう
弾(アモ)を弾装(マガジン)に入れ 遊底(スライド)を引き
安全装置(セーフティ)も私が外そう


だが
殺すのは おまえの殺意だ


さあどうする 命令を!!
王立国教騎士団(HELLSING)局長
インテグラル・ファルブルゲ・ウィンゲーツ・ヘルシング!!


by.アーカード 『 HELLSING 』 平野耕太


そして何故か、HELLSINGのOVAを観ながらの呑み、というねw

かつて深夜アニメでもやってたけど、OVAで最初っからリメイクされているんで、も〜〜グッチャグチャでドロドロですよww
てか、「こんなの見ながら呑み喰いする俺たちって・・」ってな会話をしながら呑みましたwww

「いや〜譲治いいよ、譲治〜」とか「アンデルセン〜〜!!」とか、「トバルカイン影薄〜〜!」とか話しながらw
まぁ、これはこれで面白かったですな。

唯一残念なのは、友達が6巻までしか買ってなくて、ベルナドット隊長の一番カッチョイイシーン手前で終わってしまっている所。
セラスが血を飲むシーンは見たかったなぁ・・w


コホン。閑話休題(それはさておき)。


やっぱり、夏もお盆休みも苦手っすな。俺は。
でも、これを耐えれば待望の・・・個人的に一番運気の高まる(と信じてるw)秋の到来ですよ!

あの薄寒く、寂しげな風の吹く夜・・・今想うだけでも待ち遠しい。。
今の暑苦しく・・そして色々と苦しい夏を乗り越え、待望の実りの秋を迎えませう。

それまでしばし、色々とギリギリの生活を・・・。。




7/31(土)スジ


着工から殆ど見ていなかったスカイツリー
たまたま近くに行く仕事があって、ここ1ヶ月で何回も目にするようになってきた。

隅田川より1

隅田川より2


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相性の悪い仕事ってのはあると思う。
ある種の仕事をやる時、特にミスはしていないんだけど、現場状況などでどうしても難航する・・・そんな「相性」というのが実際にあると思うのだ。

今自分がやっている仕事も、どことなく「相性の悪さ」を感じている。
十全に手を尽くしても悪い方向に転んでいく・・・だからと言って、その仕事の責任者として動いている以上、逃げる事は許されない。
責任感と重圧を感じつつも、何とかして完了し、利益を出していかないといけない。

トラブル含みの案件を進める上で大事だと思う事は、「相手の立場を立てた上で、自分の要望をいかに通すか」
下請けで動く事が多い私達の業界だからこそ・・の考え方なのかもしれないけれども、無闇に自分の主張を振りかざしても(例えそれが正論であっても)立場の差で潰されてしまう。

社会的な力が弱い立場だからこそ、自分の持っているカードを切るタイミングや、立ち回り方、主張の持って行き方が非常に大事になってくる。
そしてこの点については、自分もまだまだ力量不足だと痛感している部分なのだ。


 ************


今日は ずいぶん派手な麻雀打ってたが・・・
注意したほうがいい
麻雀ってのは生きた人間と打つもんだから


by.黒沢義明 『 天牌 外伝 』 嶺岸信明/来賀友志


ある程度の人生経験を積めば、誰もが「正しさ」の内に潜む「怖さ」に気付き始める。
自分が主張する「正しさ」を通すためには、他人が主張する「正しさ」を踏みにじらなければならない。
どちらの主張が勝つにしても、負けた方からは恨みつらみを受ける事になる。

これは、一方から見て他方がどんなに理不尽な内容であっても、避ける事は出来ない事実。
意見を主張するという事は、相対する人の恨みを買う事である。

もちろん、その覚悟を持って自分の主張を告げる人も居る。
(実際に自分が敗れた時に、その覚悟を棚に上げて「痛み」を背負わない人も多いけど・・。)

しかし残念ながら、多くの人は、無責任に「自分の主張」という暴力を振りかざすだけの存在でしかない。
そして皮肉な事に、真面目で己の「正しさ」を主張出来る人ほど、その「怖さ」に気付いていないのだ。


 ************


これからの話しは自分の部署の話しになってしまうけど、世間に溢れている主義主張と何ら変わらない話しだと思う。


うちの部署は、(管理職を除いて)意見の主張の仕方が二極化しているように感じている。

一方は、自分の意見の主張の仕方が分からないため、内側に溜め込み、他者の主張に従う者達
当然、こういった人達には、他社との「競争力」や「交渉力」は身に付かない。
そればかりか、不満を内側に溜め込み過ぎるので、心身共に自分自身を追い詰めていって壊れてしまう。

もう一方は、自分の意見の主張の仕方にバリエーションが無いため、ただ自分の意見を押し付ける事しか出来ない人
言っている意見は正論である事が多いが、他者の意見を力だけで踏みにじっていくため、軋轢ばかりが残っていく。
そして結局、恨みつらみなどの感情論で受け入れてもらえなくなる。

社外に出れば尚更、他社の立場を踏まえた上での交渉を行わなければならないため・・・必然、「競争力」も「交渉力」も前者と同レベルになってくる。(あるいは前者よりたちが悪いかもしれない。)



こういった人材が増えてきたのも、原因としては学生時代までの(家庭を含めた)教育のせい・・・と言えるかもしれない。
しかし、やはりそれでも半分程度。

残り半分は、先輩だったり上司だったりが創り上げてきた「社風」という土壌が良くないのだと考える。
自分が入社する前から、綿々と続いてきたその歴史を変えていくのは非常に難しいし、長い道のりになる。
しかし・・「それ」に気付いてしまった以上、見て見ぬ振りは出来ない。

更に言えば、社風を変え、しっかりとした主張と手法を学んだ人材が多く現れてきても、その「土壌」を創った人達は評価されないだろう。
それでも、「自分が責任を持ってやるべき事」だと想うからこそ、他者の評価を望む事なく、推し進めなければいけないと考えている。


 ************


むか〜〜〜し 突っ張るだけが趣味の男がいてな
色んな忠告に耳を貸さず 勝ちだけに走っていた
そして遂に簀巻き(すまき)にされ 真冬の川に投げ込まれた

まさに死を覚悟したその時・・・
決死の覚悟で助けてくれた恩人が現れた


 ・・・・

俺は麻雀道の探求だけは 誰にも負けないと自負している
ただ・・・それだけじゃ許されない
世間への筋の通し方を その時 学んだつもりだ


by.黒沢義明 『 天牌 外伝 』 嶺岸信明/来賀友志


自分の主張のみを声高に叫び、突っ走る事も一概に悪いとは言えない。
ただ、ふと立ち止まった時に、周りに刃物しか無かったら・・・その時に後悔しても遅い事。

周りを見て、相手を見て、自分の主張の性質を見極め・・・そして、どうやって主張していくべきか、落とし所はどこか・・その辺りを常に考えていかないと、特に弱い立場であるほど、自分の主張は通らない。
もちろん、それらが当てはまらない例外と呼べる人は居るけど・・・やはり、例外は飽くまで「例外」なのである。


自分が見ているこの景色をいかに後輩に伝えていくか・・・
自分自身のスキルアップも然る事ながら、その辺りが自分にとっての今後の課題なのです。






7/24(土)なんとなく


地デジ終了
アナログ放送が終わりましたなぁ。。
58年の歴史ですか。

そういえば、この間スカイツリーの近く(?)に行く機会があって、ようやく初めて見たのですよ。
スカイツリー
ちょっと遠いからかもしれないけど、「思ったよりも小さいなぁ〜」というのが初めての印象。

思えば、東京タワーの中に行った事も・・・・、あぁ、確か小さい頃に連れて行ってもらった気もするけど、殆ど憶えていない。
スカイツリーは是非とも行ってみようかな。10年後くらいにw


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話し変わって、昨年12月頃から始めているtwitterについて少々。

勢いだけで始めたってのは昨年末に書いたんだけど、その割には半年以上も続いている驚き。
今は熱も冷めて、「こんくらいの距離感だな」ってのが分かってきた所。


そして熱が冷めても続けている理由は・・・「なんとなく」

この「なんとなく」って理由、自分にしてはかなり珍しい。
放っておくと理屈っぽい考え方に偏る自分としては、何かにつけ、すぐに「それをやる意義」「それをやる意味」を考えてしまう。
何でもかんでも目的を探し、それに外れる事を除いていく。

良く言えば「目的意識がしっかりしている」だけど、悪く言えば「視野が狭く、融通が利かない」
何も考えず、漂うだけの世界に身を置く事もまた一興・・・というのが、twitterを続けている理由なのです。
簡易ブログって言われているけど、インタラクティブなTVを観ている感覚に近いかな・・?


でも、この「漂うだけ」というのが自分にとって難しい時があるのも事実。
気付くと、(良くも悪くも)メッセージ性のあるツイートばかりしそうになったり、逆に読み手「だけ」を意識したツイートをしそうになったり。。
そして、他者のツイートに、必要以上に私的な感情を動かされてしまう事もたまに。


・・そうそう。
ネットを使っての見知らぬ人との交流・・・ってのは、実はかなり久々。
何年振りかは忘れちゃったけど・・・ネットを始めた当時に比べて、遥かに感情の「いなし方」が上手くなっている事を、ここ数カ月で実感しています。(他人から受ける感情だけでなく、自分の感情もね。)

ネットに渦巻く様々な感情。
剥き身の感情も簡単に置いてある世界だからこそ、それらの全てをまともに受ける事が非常に危険だと、今までの経験を通して良く分かっているからね。


まぁそんな感じで、ぷかぷかと波間に漂うクラゲのようにtwitterをやっているのですw
そんなスタンスだから、一気にバサッとヤメる事は無さそうだけど、徐々に面倒になって・・・なんて事はあるかもしれませんね(笑)


ま、それもこれも帰るべき場所、この『道化師の想い』があるからこそ。

目的を持った世界と、目的の無い世界。
両方を味わってこそ広げられる知見もあり、なのです。




7/18(月)しぶとさ


佐々村ありがとよ

麻雀でも人生でも この「渋太い」って言葉こそ
俺は 最大の褒め言葉と思っている


by.安西雅 『 麻雀群狼記 ゴロ 』 嶺岸信明 / 来賀友志


色んな作品で数多くテーマにされるものの1つ・・・・
「強さとは何ぞや?」

永遠に語り続けられるような難しいテーマだけれども、俺の答えは固まりつつある。
「どんな状態になっても戦いの場に立ち続ける事。戦いの場に戻ってくる事。」
それが、「強さ」「強い」という事だと考えている。
ボロボロでもいいし、笑われ、蔑まれてもいいから、それでも戦場に立とうとする人こそが、真に「強い」人であると想う。

色川武大さんの著書にも似たような事が書いてあった記憶があるけれども、現時点では、これが俺に取っての「強さ」の答えじゃないかと思っているのだ。


そういう意味では、安西の放った上のセリフ、「渋太い」って言葉の価値が十分に伝わる。
安西は苦しい状態から凌いで凌いで勝っていくタイプ。
「強者の勝ち方」なんてイメージは様々だけど、粘り勝ちなんて「強者」の最たるモノではないかと思ってしまうのだ。


「凌ぐ」という言葉は、相当に好きな言葉である。
こんな事を書くと引かれてしまうのだろうけど・・俺は昔から、本当に取り柄も才能も無い人間だったと思うのだ。
運動神経は悪い、容姿も悪い、性格もひねくれている、勉強はせいぜい地区大会止まりのレベル。
ツキも細いし・・・って、本当に挙げていったらキリがない。

けど、そんな自分が一応社会でやっていけているのは、たった2,3個の武器があったから。
それを「自分の武器」として認識して使えたから、だと思うのだ。


そしてその、2,3個の武器の内の1つが・・・・「渋太さ」

土俵際の粘り腰には自信がある。
「アイツ、もう終わったな。」「崩れたな。」と思われた所で、何度となく予想を覆してきた。
気付けば、他人が言う「ピンチ」がピンチに感じないという事実。

そういった意味では・・・順調に「強くなってる」のかもしれない。
何度も言わずにはいられないけど、今年は人生の中で1,2を争う程の苦難に直面している。
しかし今回もまた、自分の頼ってきた武器の1つを持って、キッチリと凌ぎ切るつもり。

いや・・・凌いでみせる。


 ************


だってこの世は、退屈だらけのようでいて・・・
だけど探せば探すほど、面白オカシイことが多過ぎる。


昔から思ってたよ。
こんなにも至る所に愉快なことが仕込まれまくってる世界ってヤツは、
出来すぎてるぐらいな代物だって。

ちょっと見方を変えれば気づく、知恵を巡らしゃ探し出せる伏線が満載だ。
いざ本気で楽しもうと思ったら、この世界に勝るほどのエンターテインメントは他にねぇよ。


by.雨生(うりゅう)龍之介 『 Fate / Zero 』 虚淵玄


友人の勧めで、遅ればせながらFateに手を出しているんですけどね。
リュウノスケの言葉があまりに素敵過ぎて・・・しかしその実体は、快楽のために連続殺人を犯す人間のセリフww

発言者の背景を考えなければ、ホント最高のセリフです。
テーマパークなんて、人生そのものだけで十分じゃないの、、って俺も思いますもんw


苦しさも不合理も、楽しみを彩るスパイス。
人生なんてのは、ただただ、今眼の前にあるモノをどうやって楽しむかだけ考えていればいいと思いますよ。
人生、楽しんだ者勝ちですから♪





7/3(日)フォーム


不撓不屈 独立不撓
断じて行えば鬼神もこれを避く―――!!


by.加藤優子 『 兎 』 伊藤誠


人生初めて麻雀というものに触れたのは小学校1年くらいの頃だったか。
その昔、スーパーカセットビジョンなんていうハードがあって、その麻雀ソフトで父親から教えてもらった。

実際に牌を握ったのは小学校3,4年くらい。
家族麻雀ながら、当時は鳴く事にすらドキドキしていた事を思い出す。
それから20年以上。未だに打つ度に色々な発見があり、色々と学ぶ事が多いのは、一重に麻雀の奥深さから来るものだろう。

小学校の時分、父親が卓を前にして放った一言。「麻雀は人生と同じだからな」という言葉は、未だに鮮烈に憶えている。
そして今なお、その言葉の重みを実感しているのだ。


「麻雀は人生と同じ」
その時は、「苦しい時(流れの悪い時)は、じっと我慢する。」という意味で使われた場面だった。
しかし、それ以外にも言える場面は多い。

実に「打ち方」は、その人の性格や人生を反映させる。
勝負所で攻める人、慎重になる人、逃げる人・・・
敗色濃厚になった時に、投げて場を壊す人、次局に繋がるようにと懸命に打つ人・・・
実に様々。「人間力」がそのまま雀力になってくるとすら言われているが、それもあながち嘘では無い。


自分も、今まで何回か大きくフォームを変えてきた。
いずれも、自分のフォームでの限界を感じた時。
フォームを修正するのは難しいし、勇気の要る事なんだけど、それらも覚悟で必死に変えていく。
その結果、「以前よりも強くなったな・・!」と確かに思えるようになるのであれば、これ以上無い喜びとなる。

最近だと、4〜5年前に強敵に出会って、フォーム改造に着手した。
自分の運の性質すらも変えようとしたから、結構試行錯誤を繰り返したけれども・・・・ここ最近、ようやく結果が出てきた。
数年振りに打つ人の多く(殆ど全員)に「打ち方変わったね」と言われるようになったのを素直に嬉しく想う。

「麻雀は人生と同じ」
勝負事のフォームを変えるという事は、日常の考え方も変える必要があった。
それにも手を付けた。

今まで成功してきたフォームを変えるのだから、始めは上手くいかない事ばかりだけど、新たなフォームのために必要な犠牲と思って、批判や中傷も気にしなかった。


そして・・・逆もまた然り。
「人生も麻雀と同じ」

今までに下してきた選択や、立場や信念によって捨ててきた物や人。
当然多くの批判や中傷を受けてきたが、このフォームを貫く事によって、100ある事象の内、55は良い方向に転ぶという自信がある。
それだけのものを創ってきたつもり。

45は悪い方向に進むが・・・まぁ、それはしょうがない。
何かを得れば何かを失うのだから、10の差であっても安定して創る事が出来れば、人生上出来過ぎるというものだ。



そして・・・

覚悟の差が出たな

最後まで生き残る事を考えていた大辻と
最初から命を捨てていたKとの差が


by.高津 『 凍牌 』 志名坂高次


そんな、大きいけれども僅かな差だからこそ、姿勢の差というものが出る。
勝負事でも人生でも、勝ち負けが決まる瞬間というのは常に紙一重。
結果の差に紛らわされる事が多いけれども、決する瞬間というのは、ほんの一動作で決まってしまうもの。

しかも、向かう姿勢が良く、弛まぬ努力をしていても・・・結果が出るとは限らないのも真実。
この辺りの認識を誤ると、フォームの修正も間違った方向になる。



意識するしないに関わらず、全ての人がある程度のフォームを持っている。

苦しい時に支えにするフォームがあるか・・・?
そのフォームの長所短所を理解してるか・・・?


フォームなんて、意識しなくても生きていける。
けれども、「敵を知り『己を知れば』百戦して危うからず」
百戦勝とうという気持ちは驕りだとしても、ポイントとなる部分を勝ちきるためには、芯をしっかりとしておく必要がある。

これからの人生・・・何度、自分のフォームを見つめ直す事になるだろうかな・・。




6/18(土)夢を創る心得


久々に、大好きな辻村深月さんネタ。
気付いたら5月末に新刊「オーダーメイド殺人クラブ」が出ていたらしいです。
読みたいけど・・・・給料日まで我慢ですなw

今日は、以前に読んだ「ツナグ」「本日は大安なり」について。


 ************


世の中が不公平なんて当たり前だよ。
みんなに平等に不公平。
フェアなんて誰にとっても存在しない


by.水城サヲリ 『 ツナグ 』 辻村深月


死者にもう1度だけ出逢えたら・・・・そんな共通の世界観を元に、短編が5つ。
「アイドルの心得」「長男の心得」「親友の心得」「待ち人の心得」・・・そして、「使者の心得」

死者に合わせる橋渡しをするのが「使者(ツナグ)」。
依頼者の違う4つのエピソードを元に、最後の「使者の心得」で(辻村作品お得意の)「実はアレはこういう事で・・」と、4つのエピソードを裏側から観ていく構成。


冒頭の水城サヲリのセリフは「アイドルの心得」から。
アイドルの死後、自分を訪ねてきたのは1ファンだった・・・・というエピソード。
水城サヲリのサバサバした性格から来る死生観と、ファンである平瀬愛美の、たった1回のエピソードに縋りつく姿が、お互いを際立たせている。


自分が好きなエピソードは・・・・一番は「親友の心得」かもしれない。
間違い無く一番残酷なエピソードで、それに惹かれる自分もどうかと想うけど・・・
たった一言のセリフで自分の頭の中がひっくり返されるという、自分が辻村作品で真っ先に感じる部分が、一番色濃く表れる作品。
幸福感を求めるならば、「アイドルの心得」「待ち人の心得」かな。

そういった意味では、辻村作品の色々なテイストを、ダイジェスト感覚で見れる作品なのかもしれない。
辻村作品を読んだ事が無い人に、最初に勧められる1冊・・・・・そんな印象を受けた。


 ************


楽しいよね。トラブル起きると。
大変だけど、私、アドレナリン全開になる瞬間がわかって興奮する。
非常事態だ、さあやるぞって思うわ


by.和木 『 本日は大安なり 』 辻村深月


同日に行われる4つの結婚式、結婚式場での1日のドタバタを描いた作品。
・・と書くとコメディっぽく聞こえるけど、もちろんそんな事は無く。
ただ、辻村作品にしては軽く、重いミステリではなく・・・そう、「スロウハイツの神様」のような心温まる作品。


これを読んでいたのは4月頃。
ちょうど自分が・・仕事で大きなトラブルに向かい合っていた頃。
約1500kの損失を掛けてクレーム対応中。しかも官庁絡み。

過去の酷い経験もあって、精神的にはそれほど辛くなかったんだけど・・・何しろ複数の会社が絡んだ大きいクレームだったから、対応ひとつ、言葉ひとつで最悪な状況になる緊張感が続いていた。
そんな折に、この和木さんの言葉と、主人公の1人である「ウェディングプランナー」山井さんのプロ意識が、自分の心を強く打ってきた。

クレーム自体の問題もあったのだけど、やり取りしていた人が、結構気分掛かった要求をしてくる人。
そんな人であっても、プロとして接し、自分の本分を見失ってはいけないと・・・そんな気持ちを意識させてくれ、そして支えてくれた。


奇しくも、山井さんと自分は同い年w
山井さんほどのエピソードじゃないけど、この年になると幾つか大きな困難を乗り越えているからなぁ・・・

だからこそ、更に難しい問題にも立ち向かえるというもの。
自分はワーカホリックじゃないと思っているけど、自分の仕事に対して護るべき信念は持っているつもり。
そこはブレないようにしていきたい。


話しがズレちゃったw

実はこの「本日は大安なり」、辻村作品で一番早く読み終わった作品かもしれない。
それくらいサラッと読めたし、だからと言って面白くない訳ではなかった。

ちなみに、この作品には懐かしい登場人物も出てくる。
「子供たちは夜と遊ぶ」に出てくるあのコンビ・・・と言えば辻村ファンには分かりますかねw
しかもチョイ役じゃなくて準レギュラーな感じなのも嬉しい所。


また、結婚していない自分にとって、「ウェディングプランナー」って職業は興味も無かった職業。
この作品を読んで「あぁ・・なるほど。。」と思う部分は多く、新たな視野を拡げてくれた。
作中で山井さんも言っていたけど、ウェディングプランナーって仕事はディズニーランドのスタッフに似ているのかもしれない。
夢の世界を創るスタッフ。感動を創る職業。

双子の仕掛けた罠や、小学生が結婚する叔母に寄せる好意の行方・・当日に天からの制止を期待する新郎・・・・等々、エピソードが同時進行すれども、自分はやはり山井さんの仕事へのプライドが一番心に残った。
クレームだらけの客、自分にとって因縁のある相手の幸せを演出してまで、プロの仕事に徹する姿とプライド。
・・・そして最後には・・・・


だからこそ、俺にとってこの作品のヒロインは山井さん。
力を分けてもらったしねw


 ************


本の紹介をするつもりが、ちょっと取り留めもない文章になってしまいました。

今度の「オーダーメイド殺人クラブ」は、どんなものを心に残してくれるのか・・・

書いてたら、過去の作品全てを読み返したくなっちゃいましたw
辻村作品の1つ1つが、自分にとってはとても心に残る作品ですから・・・。





6/18(土)夢を創る心得


久々に、大好きな辻村深月さんネタ。
気付いたら5月末に新刊「オーダーメイド殺人クラブ」が出ていたらしいです。
読みたいけど・・・・給料日まで我慢ですなw

今日は、以前に読んだ「ツナグ」「本日は大安なり」について。


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世の中が不公平なんて当たり前だよ。
みんなに平等に不公平。
フェアなんて誰にとっても存在しない


by.水城サヲリ 『 ツナグ 』 辻村深月


死者にもう1度だけ出逢えたら・・・・そんな共通の世界観を元に、短編が5つ。
「アイドルの心得」「長男の心得」「親友の心得」「待ち人の心得」・・・そして、「使者の心得」

死者に合わせる橋渡しをするのが「使者(ツナグ)」。
依頼者の違う4つのエピソードを元に、最後の「使者の心得」で(辻村作品お得意の)「実はアレはこういう事で・・」と、4つのエピソードを裏側から観ていく構成。


冒頭の水城サヲリのセリフは「アイドルの心得」から。
アイドルの死後、自分を訪ねてきたのは1ファンだった・・・・というエピソード。
水城サヲリのサバサバした性格から来る死生観と、ファンである平瀬愛美の、たった1回のエピソードに縋りつく姿が、お互いを際立たせている。


自分が好きなエピソードは・・・・一番は「親友の心得」かもしれない。
間違い無く一番残酷なエピソードで、それに惹かれる自分もどうかと想うけど・・・
たった一言のセリフで自分の頭の中がひっくり返されるという、自分が辻村作品で真っ先に感じる部分が、一番色濃く表れる作品。
幸福感を求めるならば、「アイドルの心得」「待ち人の心得」かな。

そういった意味では、辻村作品の色々なテイストを、ダイジェスト感覚で見れる作品なのかもしれない。
辻村作品を読んだ事が無い人に、最初に勧められる1冊・・・・・そんな印象を受けた。


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楽しいよね。トラブル起きると。
大変だけど、私、アドレナリン全開になる瞬間がわかって興奮する。
非常事態だ、さあやるぞって思うわ


by.和木 『 本日は大安なり 』 辻村深月


同日に行われる4つの結婚式、結婚式場での1日のドタバタを描いた作品。
・・と書くとコメディっぽく聞こえるけど、もちろんそんな事は無く。
ただ、辻村作品にしては軽く、重いミステリではなく・・・そう、「スロウハイツの神様」のような心温まる作品。


これを読んでいたのは4月頃。
ちょうど自分が・・仕事で大きなトラブルに向かい合っていた頃。
約1500kの損失を掛けてクレーム対応中。しかも官庁絡み。

過去の酷い経験もあって、精神的にはそれほど辛くなかったんだけど・・・何しろ複数の会社が絡んだ大きいクレームだったから、対応ひとつ、言葉ひとつで最悪な状況になる緊張感が続いていた。
そんな折に、この和木さんの言葉と、主人公の1人である「ウェディングプランナー」山井さんのプロ意識が、自分の心を強く打ってきた。

クレーム自体の問題もあったのだけど、やり取りしていた人が、結構気分掛かった要求をしてくる人。
そんな人であっても、プロとして接し、自分の本分を見失ってはいけないと・・・そんな気持ちを意識させてくれ、そして支えてくれた。


奇しくも、山井さんと自分は同い年w
山井さんほどのエピソードじゃないけど、この年になると幾つか大きな困難を乗り越えているからなぁ・・・

だからこそ、更に難しい問題にも立ち向かえるというもの。
自分はワーカホリックじゃないと思っているけど、自分の仕事に対して護るべき信念は持っているつもり。
そこはブレないようにしていきたい。


話しがズレちゃったw

実はこの「本日は大安なり」、辻村作品で一番早く読み終わった作品かもしれない。
それくらいサラッと読めたし、だからと言って面白くない訳ではなかった。

ちなみに、この作品には懐かしい登場人物も出てくる。
「子供たちは夜と遊ぶ」に出てくるあのコンビ・・・と言えば辻村ファンには分かりますかねw
しかもチョイ役じゃなくて準レギュラーな感じなのも嬉しい所。


また、結婚していない自分にとって、「ウェディングプランナー」って職業は興味も無かった職業。
この作品を読んで「あぁ・・なるほど。。」と思う部分は多く、新たな視野を拡げてくれた。
作中で山井さんも言っていたけど、ウェディングプランナーって仕事はディズニーランドのスタッフに似ているのかもしれない。
夢の世界を創るスタッフ。感動を創る職業。

双子の仕掛けた罠や、小学生が結婚する叔母に寄せる好意の行方・・当日に天からの制止を期待する新郎・・・・等々、エピソードが同時進行すれども、自分はやはり山井さんの仕事へのプライドが一番心に残った。
クレームだらけの客、自分にとって因縁のある相手の幸せを演出してまで、プロの仕事に徹する姿とプライド。
・・・そして最後には・・・・


だからこそ、俺にとってこの作品のヒロインは山井さん。
力を分けてもらったしねw


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本の紹介をするつもりが、ちょっと取り留めもない文章になってしまいました。

今度の「オーダーメイド殺人クラブ」は、どんなものを心に残してくれるのか・・・

書いてたら、過去の作品全てを読み返したくなっちゃいましたw
辻村作品の1つ1つが、自分にとってはとても心に残る作品ですから・・・。





6/12(日)ターニングポイント


傷ついた時にしか 見えないものが
今なら瞳に 映りはじめる
Just Try-again 強くなるチャンスさ


by.『 Fight! 』 高橋由美子


ワタルがきっかけで知ったこの曲。
小学校時代に聴いたこのセンテンスに何度勇気をもらった事か。

辛い時、傷付いた時、イコール「強くなるチャンス」
復活不可能な所まで潰れなければ、どんな経験だって自分の血肉になって、その後の人生の力になってくれる。
これは持論だけど、恐らく真実。


 ************


人生生きれば生きるほど、「あの時こうしていれば・・!」と想う事は無いだろうか。

俺は、今のところ無い。

そんなバカな、嘘だ、と思われるだろうけど・・・・いやいや、本当に無い。
かと言って、「じゃあ、今満たされて幸せなの?」と言われれば、もちろんそんな事は無い。

でも、岐路に立った時、1つ1つの岐路を「こっちを選んだ」としかっり意志を持って進んだという自負がある。
2択で、どっちを選んでも大きな傷が残る・・という選択肢も1つや2つじゃなかった。
でも、他の誰でもない自分が「こっち」と選んだからこそ、「後悔」という形では残っていない。

今でも当然、やりたい事や欲はある。
けれど、自分が追える可能性の中で、理想型に近い部分を選んで来ているのではないだろうか。
そんな自己分析。


「希望」とは両刃の剣。
高みを目指し、希望を追わなければ志が低い!というのは正に正論。
正論だが・・・残念ながら希望に敗れた人の人生は、誰に見向きもされず、それどころか蔑み、侮蔑される。
「希望を追え」と言った人々も、結果が出ないと見るや、一気に糾弾する側に回る。

それを知ってなお、高みを目指す人は本当に素晴らしい。
素晴らしいと想うが・・・廃人となった後の人生は本当に酷いものだ。
この年になって、そんな人も同年代で何人か見てきた。
本当に、酷い。


しかし当然、「じゃ、高みを目指さない事が良い人生なの・・?」なんて、そんな極論を持ち出されても困ってしまう。
何が言いたいかと言うと、要は「選択し、それを目指した時、得る物と失う物をしっかりと把握した上で、自分が決断し、選ぶ事。」、「自分が人生で出来る事が何か、冷静に見えているか。社会常識や世論とやらに流されていないか。」、「どうしても目標としたい事ならば、アプローチのやり方は合っているか。自分の能力を考えて、実現の可能性が高い道筋を選んでいるか。」、そして何よりも・・・やはり最終的には、「自分はその選択で後悔が無いか」
これらがしっかりと見えていれば、自分の選んだ結果が悪い結果であっても「後悔」は残らない。

いや・・・本当を言えば、人間だから後悔に近い感情は湧いてくる。
けれど、近いだけで「後悔」や・・ましてや「恨み」などにはならない。
これは、俺の人生経験上での真実。


 ************


とは言え、その「分岐点」が分からなければ決断も何もない。
気付いたら分岐点は過ぎていた・・・なんて事だと、自動的に「あの時にこうしていれば!」と後悔するだろう。
まずはこの分岐点、ターニングポイントを感じ取る事が肝要。


ようやく今回の本題に入る訳だけど(笑)、俺が今その「ターニングポイント」に居る事を感じている。
もちろん、人生で幾つかある分岐点の中の一つに過ぎないのだけど。

しかも今回は、自分が人生であまりピンチになった事が無い「経済的な問題」においてだ。
実家が裕福だった訳でも無いし(むしろ20過ぎからは逆)、自分が働いてからも、稼ぎがスゲェ良かった訳でも無い。
けれども、衣食住にそれほどこだわらず、またそれほど浪費家という訳ではなかったし・・スロットの稼ぎもそこそこあったから、それなりに節約なんてしなくても自由気儘に暮らせるだけの金はあった。
後輩と食べに行ったり呑みにいったりすれば、大体奢ってたり。
それでなお貯金もそこそこ出来る・・・それ程には余裕があった。


それが今、「●週間を●円で過ごさなきゃいけなくて、来月の支払いが○円だから、△日までに▲を入金して・・・」とか、緻密に考えないと支払いが滞る状態。。
とは言え、実は・・・これだけの酷い状況も、大学の頃に経験済みだったりする。

奨学金をもらってたとは言え、大学の中頃に父親の会社が倒産してからは、学費の一部も負担。
中途退学などにならなかったのは、今思えば親がしっかりと最低限の学費を確保してくれたからだと感謝するけど・・・それでも、ある程度は日単位で金策に走る日々があった。
まぁ昔話はともかく、今現在がそういう経済状況。


原因は幾つかはっきりしている。

主原因は、昨年に勢いで購入した新築戸建て。
資産は殆ど無かったので、厳しめのローンを組んだ。
購入後の支払いが大変になる事も分かった上で組んだのだが、それが1つ。

もう1つの大きな原因は、不況の煽りを受けての収入減。
同じ業界の中では(経営陣の配慮もあってか)まだマシな方だが、かなり厳しい状況。
そんな状況に加えて、3月の震災影響による市場の停滞も受け、回復の見込みはまだ見えていない。
例えば、予想していた手取りよりも5万も少なければ、自分の資金繰りは大きく変わってくるでしょう?
「先が見えない世の中」でも前へ進む事を望んだ結果とは言え、予測との大きなズレは、かなりの負担となってくる。

もう1つ特筆すべきは、スロットの不調
まぁ、世論の批判は受ける覚悟で書くけど、やはり自分にとってスロットはある程度の収入源となっていた。
時間対金額で言えば確かに低いが、金以上に得る物が大きい事もあり、20歳の頃から延々と打ち、生き残ってきた。
それが、ここ数ヶ月異常なスランプに入ってしまっている。

理由はある程度分かっている。
震災後のパチ屋の自粛。それに伴って、短縮営業分の収入を取り戻すべく、店がかなり締めてきた。
そこでしばらく様子を見れれば良かったのだが、自分が好調だったせいもあって、かなり深追いしてしまった。これが敗因。
結局、ここで崩したバランスが影響しているのではないかと考えている。
色々と足掻いたけれども、立て直す前に資金が尽きてジ・エンド。
さすがに人生を代償に打つ気は無いので、経済状況が復帰するまで半永久的に自粛です。


そんなこんなな経済状況。
欲が少ないせいもあるのか、今までの過去で「何か買うのを我慢・・・」って事は殆ど無かったんだけど、しばらくは考えなきゃいけない。
休日の過ごし方も、今後の金の貯め方も。

まぁでも・・・今まで目を向けられなかった事に目を向けるチャンスでもある。

正直言えば・・・勝負の場から離れる事が、本当に辛かった。。
しばらく勝負の場に立てない・・と想った時、その次の日は胃が痛くなるほどに悔しかった。
俺が小3の頃、家族麻雀を前に父親が「麻雀は人生と同じだからな・・」と語った一言は未だに忘れられない。
世論で批判されようとも、俺は勝負の場で本当に色々な事を学んできたし、そこで得た様々な経験があるから、今居る社会で潰れずに生きていける。
だからこそ離れてたくは無かった・・・が・・・・

まぁこれも人生の彩りの1つ。
取り敢えず、ライフスタイルを変えて、今まで目を向けていなかった事に目を向けようと想う。
そこで新たな発見もあるだろうし、だからこそ無駄になるという事は無いだろう。
自分が決意して進んだ道ならば、どんな結果を迎えようとも、それは人生を彩る色彩となろう。



そして・・・

ああ そうかい
ならゼロになったろうじゃないか

死体になってもよ
必ずこの墓場から片手を這い出してやる


by.影村遼 『 天牌 』 嶺岸信明/来賀友志

・・ですな。


苦しくなるタイミングを、まだ身体が動く時代に合わせたのは、むしろ計算通り。
気力と体力がまだ衰えてない「今」だからこそ・・・じっと耐えて、反撃の狼煙を上げる時を待ちますよ。

今こそが、我が人生の「ターニングポイント」也。




5/22(日)自由の代償


みゆきさん オレやっとわかりましたよ
自由って命がけなんですね!!


あら タダで手に入ると思ってたの?
タダで手に入るものなんて この世には何もないのよ


by.七瀬カオル&坂東みゆき 『 弾丸ティアドロップ 』 稲見独楽


手に取るコミックは、やはり絵から入る事が多い。
定期購読しているアフタヌーンも、全部読むわけじゃない。
新連載も「何か」が引っ掛からないと手を出さない。

「弾丸ティアドロップ」・・・絵がそんなに自分好みじゃないから連載当初は読んでなかった。
けど、な〜んか気になって、何話か進んだ後に読み始める。(途中から読むってのも俺にしては珍しい)


絵も安定していないけど、惹き込まれる「何か」があったんだろう。
設定とテンポよく進むストーリーかな。多分。

単行本で2巻完結っていう短いストーリーで終わったんだけど、このストーリー内容だと、当初からこのくらいのボリュームって設計だったんじゃないかな。
最後は綺麗にまとまって、違和感無く終わっていた。


二時代前くらいの臭いがするのも、何か面白かった。
ヒロインの殺し屋、坂東みゆきは食事前に必ず「いただきマンモス、マンモスうれぴー」と言うところとか、主人公のバンドがさらっと「尾崎家の祖母(おざきんちのばばあ)」を歌う所とか・・・・萌え萌え可愛い漫画全盛期のこの時代に、見事な殴りこみをかけている感じであるww

(余談:「尾崎家の祖母(おざきんちのばばあ)」や、放送禁止となっている「ブスにもブスの生き方がある」を歌った「まりちゃんズ」。今回、ウィキペディアを見て初めて知ったのだけど・・・「まりちゃんズ」の3人の内の2人が、崖の上のポニョで主題歌を歌った「藤岡藤巻」だというからビツクリである。路線が全然違うじゃん。。ww)



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コラムとしては、またも1ヶ月以上振りの更新。
twitterをやるとHPの更新が滞る・・・って通説に合う部分もあるんだけど、メインの理由はちょっと違うかも。

新築に越してから1年ちょっと。
覚悟していた事とは言え、経済状況がかなり厳しくなり・・・自分の今後について真剣で考える時間・時期が必要で、そんな事に時間を使っていました。
もがいていた、という表現が正しいかもしれません。

まだまだ安定して方向性が決まった・・・とは言えないのですが、現状把握と「生きるために、何をいつまでにしなくてはいけないか」、という情報が整理出来てきたような気がします。
日々、やりたい放題、自由奔放に生きているつもりの自分ですが・・・冒頭の七瀬&みゆきさんのセリフ通り。
「自由を得るのは命がけ」って事を再認識しました。


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真剣な話しはさて置きw
久々のアップなんで、幾つかの画像と共に昨日行った「肉祭」の模様をッ。

肉(前半)調理前

「かつてない程の肉量をガッツリ食べたい!」という主旨で行われた「肉祭」、ホットプレートを持ってきてもらい、肉を持ち寄っての開戦。

上の写真は、当日用意された肉量・・・の前半戦分ですw
これが前半戦ってあたりで、今思えばオカシイところww


肉(前半)調理後1 肉(前半)調理後2
何人前か・・・って、3人前です。誰が何と言おうともw


イタリア土産の赤ワイン イタリア土産のチーズ

hideが持ってきてくれた、イタリア土産の赤ワイン&チーズ
お世話になった人にもらったものって事だけど・・・メチャクチャ美味かった!

赤ワインは、発泡性の赤ワインで不思議な味。
テーブルワインって事で、さらさら飲めるスッキリとした味わい。

チーズの方は・・・これも本場!って感じの、濃厚だけどしつこくなくて、手が止まらなくなる味。



ってな感じで、昼12時から食べ始めて・・・・
ホークス戦やらカープ戦やらを見たり、勢いだけの三麻をやったり・・・なんて事をやりながら、そして小腹が空くことも無く後半戦突入www

肉(後半)1.5kg-1 肉(後半)1.5kg-2

えぇっと・・・・腹より先に顎が死亡しましたwww
すんごい硬い肉って訳じゃないですが、この量を食べると顎が壮絶に痛くなる事が判明。
未知の世界に突入デスww


とまぁ、そんなこんなで楽しんだ週末。
手軽に楽しめるけど、顎が重要と分かった週末w



仕事も人生も真剣に。
真剣に努力して、真剣に遊ぶと、真剣に面白い。
・・・そんな事を改めて想った週末でした。とさ。

人生でやりたい事はたくさんあるけれども・・・
焦らず、本気でやって、苦しい時すらも楽しんでいきまっしょい♪



4/10(日)愛すべきオヤジ


気付いたら前回更新から1ヶ月も経ってしまった。
思えば、1ヶ月前は震災が起こった頃。
「まだ1ヶ月」なのか「もう1ヶ月」なのか・・・


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数週間前、朝一から直行して都内に打ち合わせに行く事があった。
久々の満員電車。
もちろん見るつもりは無かったんだけど、身動きできない車内で、目の前のオヤジの携帯メールが見えてしまった。

本当に典型的な中年サラリーマン。
髪が薄くなり始めていて、身体からはメタボ臭。
ヨレた背広が毎日の疲れを物語っている。
自分も似たようなものなのかな・・と思いつつも、一方では、こんな風にはなりたくないと思っている姿。


見えてしまったメールは、「今朝はイラついてゴメン」から始まる文章。

「○○(多分お子さんの名前)の事は、また改めて話そう」


お世辞にも慣れているとは言えない手つきで、一文字一文字打っていく姿。
周りに見えちゃうのにも気付かないのか・・・それとも、そんな事にも気が回らないほどに必死なのか。

こんな表現はおかしいのかもしれないけど、たったそれだけの1シーンで、見知らぬオヤジに好意を持ってしまった。


日本のオヤジ、愛すべきオヤジ・・・禿げても、メタボでも、ヨレヨレのボロボロでも、そして不器用でも・・・これからも、家庭と仕事を必死に守っていって欲しい。

格好イイぜ。



3/6,3/19 第三種事件(クリーチャー・トラップ)


いやな雨・・・
いったい・・・いつになったら やんでくれるの・・・


by.『 サイレントメビウス 』 麻宮騎亜


twitterで麻宮騎亜さんをフォローしてたら、文庫版でサイレントメビウスが出る事を知って・・・
「懐かしい」というよりも、「買わなきゃ」という気持ちを胸に購入。

その日は、色々と買いたいコミックが多くて、結局7冊も同時購入してしまったのです。。


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モックルカールヴィ
「私はただマシンの機能を発揮させたい!
そのための整備と開発を怠らなかっただけだ!!」


ベルダンディー
「それを愛って言うんですよ」

by.『 ああっ女神さまっ 』 藤島康介


「ああっ女神さまっ」の42巻。
アフタヌーンの連載で読んでるから別に買わんでも・・・
と思いつつも、大学時代に買い揃えて以降、つらつらと買っている次第w

終わる事があるのだろうか・・・と思う作品のひとつ。
今巻はスクルドの活躍がメイン。
時々挟まれる物理ネタが分からなくてゴメンなさいww


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地獄からの使者?
閻魔大王のパシリ・・・

ぬおーーっ
つまり 私の魂は焼きそばパンといいたいわけかっ!!


by.『 プ〜ねこ 』北道正幸


「プ〜ねこ」の4巻。
4コマはあまり買わないんだけど・・・・
買っているのは、「プ〜ねこ」と「臨死!江古田ちゃん」と「赤い空白い海」かな。
見事にアフタヌーン寄りだw

4コマじゃないヨタ話シリーズが特に面白いんだけど、最近描いてくれない。
北道さ〜〜んw

北道正幸さんのtwitterのアイコンは「ぷ〜助」です。
モコちゃんじゃないんだ、、と思いつつ、猫マンガだから主人公はぷ〜助か、と得心。

ちなみに、父親の名は「ミネストローネ風パパ」。
そして4月からアニメ化予定w


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成り行きはどうであれ
牌は卓に置かれた――


それだけが現実だ

by.鷲巣巌 『 ワシズ 』 原恵一郎


ふっ・・・・勝負師の矜持を絵に描いたような言葉ですな。。

「ワシズ」の5巻。
(「ワシズ」には出てないけど)鷲巣麻雀をやってみたいと思いつつも・・・きっと頭が付いていかない。
膨大な記憶量と、先読み能力が無いと闘える気がしない・・・・
けど、それらをやろうとする異常な人が集まるからこそ、勝負の舞台は飽きないものだ。。

鷲巣の若い頃は、豪運もさる事ながら、その根回し能力や「共生」の運営能力が卓越していた事が分かる。
見習わ・・・いや、あそこまで見習ったら犯罪かww

そういや、原恵一郎さんと言えば「凌ぎの哲」の単行本化が止まってしまっているのが残念。。
結構好きだったのにな・・・少年誌みたいに「連載=単行本化」とは行かないか。。


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老いて眼がくもったな・・・
どんな鉄壁のガードでも過信は禁もつっ・・・!


by.井川ひろゆき 『 HERO(ひろ) 』 前田治郎


HERO(ひろ)の2巻。
あの伝説の麻雀劇画「天」からのスピンオフ作品。

今回は、若きアカギとも対戦した盲目の雀士「市川」とひろの直対。
ひろの打ち筋が、かなり豪腕になってきているのが分かる一戦。。

最近、実戦でも大明槓の使い方が分かってきた。
麻雀を覚えて26年目にして、未だに新しい発見や学びがあるのが凄い。
飽きず、そして辞められない訳だ・・・・


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 (ここから後編)
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あなたが どれだけ突飛な事を
どれくらいご存知なのかは知りませんが
ここまでの勝負の傾向としては――

どうやら「考えた方が負け」なようですよ


by.四王寺五条 『 エクセル・サーガ 』六道神士


エクセル・サーガの26巻。
ヤングキングアワーズ最長連載作品も、いよいよもって次巻が最終かッ!?てなクライマックス。
話しがややこし過ぎて、最終話が終わった後にスッキリする自信が全く無いのですが。。ww

みんなが薄々考えていた、「美和さん=天満宮博士」説が・・・おっと、これ以上は言えないなww
そういた、アニメ版のエクセル役、三石琴乃さんはハマり役だったなぁ。。(懐かしい)


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香織
辰じいは仕事が上手く行かない事ってある?

身体と気持ちがバラバラって言うか
何やっても歯車が狂っちゃう時ある?

そういう時どうする?


辰じい
そんなの決まってるだろ

もう一度つまずいた所まで戻って
そこからやり直すだけさ


by.『 武士道シックスティーン 』 安藤慈朗 / 誉田哲也


色々とメディア展開されている武士道シックスティーン
アフタヌーンでは、将棋漫画の「しおんの王」で人気を博した安藤慈朗さんが連載していた。
面白いと思って単行本を買っていったんだけど・・・打ち切りみたいに3巻で終了。
残念。。。

今回は書い忘れていたのを購入。
不思議な事に、他のメディアではまだ見る気が起きていない。
でも、その内に見たくなる気がする。

安藤慈朗さんの次回作に期待。
絵が綺麗で、真っ直ぐな目が素敵です。


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いやな雨・・・
いったい・・・いつになったら
やんでくれるの・・・


by.『 サイレントメビウス 』 麻宮騎亜


再び・・・そして締めとなるのは、サイレントメビウスです。

中学時代、3年間一緒のクラスだった女性が居て、よくこのサイメビの話しで盛り上がった事を思い出します。
当時好きだった闇雲那魅のイラストを描いてくれたりw(未だに持ってるww)

その女性、高校の頃に亡くなってしまって、もう会う事はできない。
当時、「人が亡くなる」という事に対して、感情や感覚が追いついていなかった自分。
だからこそ、今更になって感傷に浸って同情をもらおう・・・なんて気持ちはさらさら無いのですが・・・
でも、サイメビを見るとその人の事を想い出すのは事実。

文庫版1巻を読んで感じたのは・・・いやもう、懐かしさって言葉だけじゃ表せない気持ち。
脳の奥底がジンジン来るような、そんな感覚。。

「ガブリエルのホルン」「剣皇グロスポリナー」「ギゲルフ・リキュール」・・・そんなキーワードが、ことごとく心を揺さぶってくる。
最後まで読んだはずなのに、なかなかどうしてエンディングを思い出せない。
課長(ラリー・シャイアン)の「何故、AMP(アンプ)が女性だけで構成されているか分かるか・・?」という台詞だけは覚えているのですが・・・


そんな想い入れのある作品に再会できたのも、twitterで偶然(ヒツゼン?)麻宮騎亜さんを見付けて、フォローしようと思ったからこそ。
こういう運命のイタズラってのは、いつ出会っても素敵なものを感じてしまう。。
若い頃には若い頃の楽しさがあるのと同じように、齢(よわい)30を過ぎて、別の人生の楽しさを味わっている気分です。


漫画、音楽、絵画、料理・・・色々なモノを寄す処(よすが)として、自分の感覚を味わう。
「想い」へのブックマークは、それこそ何でもいいものだ。。







3/13(日)地震にて


3/11(金)14時頃、国内最大規模と言われる地震が起こった。
4階建ての社屋、その3階の自分のデスクで報告書をまとめている最中だった。


 ****** 会社にて ******


最初は「長めの地震だな・・・」という程度だったが、揺れが大きくなってから「これはヤバい」と感じ、火とガスを使っている実験室に消化指示、窓を開けて揺れが収まるのを待ち、外へと避難した。

幸いにも、社内の直接的な人的被害はゼロ。
4階に設置された蒸留装置が転倒して、ガラス製の蒸留装置が殆ど砕けたのが一番の被害か。
停電も無く、ガスも大丈夫。


もちろん、軽微な損害は多い。
実験中のガラス器具が転倒破損してたものは多数。

第一波が収まった後に周囲を見回ると、想定していなかった被害や、対策が足りなかった部分も見えてきた。

予想以上に危険だったのは、床にこぼれた多量の水
ウォーターバスを主に、水を溜めて使っている分析は多い。
それらが揺れて床上にこぼれ、歩く際に非常に滑って危険な状態になっていた。(実際に転倒しかけた)

対策が足りなかった部分は、ガスボンベの固定
実験台に固定されたガスボンベだが、固定が弱く、外れたボンベが隣の机に倒れ込んでしまっていた。
机上の機材が多少損傷を受けたものの・・・それよりも、ガスボンベが床上に落ちて、衝撃で破裂・・・なんて事が無くて本当に良かった。
先日、ガス屋に無料講習を頼んだ際、ボンベ破裂の怖さを映像で見せられたばかり。
この程度の軽微な損害で済んで、本当に良かった。。


停電も無かったうちの会社ですが、近くの同業他社は、地域一帯が停電になったとの事。
業務へのダメージは計り知れません。
手助けしてあげたい所ですが・・・週明け、恐らく私達もそんな余裕は無い状況だと予想しています。


 ****** 帰宅路 ******


周囲の被害は皆様良く御存知の通り。

この状況でも落ちないtwitterのスゴさに驚いて、パシパシ安否確認等で呟いていたものの・・・地震情報とか深刻な情報が流れてくるのを見て、「いやいや、違うな。」と自粛。
最低限の安否確認、安全通知のみにする。(今更ながら、若干余計なモノも流してしまいましたが・・)


会社関係が終わって、次に問題になったのが交通機関の麻痺。
電車関係は終日復旧の目処は立っていないし・・・会社が社用車の使用を認めてくれたけれども、台数に限りはある。

皆とは逆方向に帰る人間が1台占有するのも如何なものか・・・というより、道路も死んでいるのでは?
と思えば、案の定この有様。

R246

帰りを待つ人が居ない人間が先に帰るよりも、御家族を持つ人が優先されるべきなのは明らかでした。
(数年ぶりに両親にメールして、生きている事は確認しましたが。。)


金曜は、新人の子の誕生会で呑みに行く予定だったのですが・・・
若干悩みつつも、そのまま決行を決意。

賛否両論・・・というか、反対意見の方が多いでしょう。
自分の都合で言えば、飲んでいる間に電車が動けばラッキー。
(でも動かないだろうから、一緒に呑みに行く後輩の家に泊めてもらう予定でした。)

一方、一緒に行く人達は・・・全員、近くで一人暮らしをしている人。
余震に怯えながら独りで居るよりも、数人で笑ってた方が良いかな・・と地震後の不安そうな顔を見て思ったのも事実。


交通機関が麻痺している中、2駅分30分強歩いて予約していた店へ。

23時頃まで呑んで帰ろうとすると・・・なんと、奇跡的に復活してる東急線!
かくして、描いた画がピタリとハマって無事家まで帰る事ができたのです。。


 ****** 家にて ******


自宅の被害で心配していたのは、薄型テレビの転倒破損と、アイスランド土産の一番大切なグラスが割れていないか。。

ガス関係で出火している可能性も考えられたけど・・・まぁ、そこまでなってたら、もうどうしようもない。
1年だったけど、真新しい家に住めて楽しかったな・・・と想うだけ。。


そんな覚悟を胸に、(しかし酔っ払って)家に帰宅。

各部屋を見て回ると・・・かなり損害は軽微。
薄型テレビも倒れていないし、グラスも大丈夫。

時計落下 バイキングが・・・
時計が落下して、GARNET CROWのパラユニツアーで買った絵皿に当たりそうになってたけど、何とかセーフ。
大事なアイスランド土産のバイキングも落ちてたけど・・・・無傷っぽい。(以前、自分で落とした所の傷だけww)


トレー落下
そして一番被害らしい被害が、このトレーの落下。
トレー自体も砕けた上に、床が思いっ切り傷付いていました。

ですがまぁ・・・・予測していた被害よりも相当軽微だったのは事実です。
本当に良かった・・・


 ****** 翌日 ******


翌日、起きてTVを見る。
ようやく、TVというメディアで今回の地震を見たのだけれど・・・

確かに、同じ日本とは思えない惨状。
街が一つ津波に飲み込まれるなんて、その猛威は想像を遥かに超えている。
しかし・・・一方で、その惨状と、殆ど被害を受けなかった今の自分の状態が相まって、また自分の中で「対岸の火事」という悪い感覚が首をもたげる。遠方の災害をマスメディアのみで知るような。。

あるいは・・・自分が被災していても、自分を「他人事」のように見ていたかもしれない。
これは、最近の俺の悪い部分なんだけれども・・話しが脱線するのでまたの機会に。。


そんな中、しばらくTVを見ていたのだけど・・・
延々と災害報道を見ていると、さすがに、気持ちだけが圧倒的に陰鬱な雰囲気に連れて行かれる。


思い返せば、この土日は・・・・延々と忙しかった自分が、試験も休出も無い、本当に久々にゆっくりできる土日だったのだ。
地震ですっかり忘れかけていたけれども、結構、身体も心も疲弊している状態。
そんな中、また心を追い込むのは危険。
そう判断し、TVを消し、昼飯&買い物がてら普段通り打ちに行く事に。


駅前の良く行く蕎麦屋で、天丼ミニ蕎麦セットを食べてリフレッシュ。
打ちに行くと・・・この日は結構苦戦状態。
-10kくらいが最高形か・・?と何度も思いながらも、針の穴をくぐって、最終的には+24kで終了しました。スバラシイ。

ちなみに、ホールも震災影響により22時閉店。
閉店まで居たんだけど・・ホールを出ると、24時間営業の吉野家も閉店し、23時まで営業のはずのケンタッキーも閉店。
今まで震災影響の見えなかった街並みに、わずかながら震災の影が見え始める。


帰り際、駅前のスーパーで買い物。
家に食材が殆ど無かったんだけど・・・ここでようやく、震災の爪跡を実感する。
仕入れる事ができないため、陳列棚に商品が無いのだ。
特に食材関係。こういう時に、自分が食べている物の本来の姿が見えてくる。


 ****** やれる事 ******


そんな中、自分が出来る事は何か・・・?

twitterをやってて、本当に多くの情報に触れて分かる事は、自分の知識の少なさと、情報選定の難しさ
恥ずかしながら、マスコミのヘリの音がどれだけ救助活動を阻害しているか、などは全く考えてもいなかった。
実際に被災された方ならではの経験談。重みが違う。


他方、多くの情報に触れ・・・どれが正しい情報なのか、自分達がするべき事は何かを選定するのは本当に難しいと思った
捉え方の、ほんのわずかな角度の違いで、良くも悪くもなる行動・・・というのが殆どのように感じる。

先ほど「対岸の火事」という言葉を出したが、今回はさすがに何かアクションを起こしたいという気持ちになった。
被害の大きさ・・というより、自分の住んでいる所に近く、多少なりとも自分に影響を起こした災害だから、かもしれない。


選んだ方法は、義援金
だが・・・この義援金すらも、星ほどある中から寄付する相手を選ばないといけないというから、何ともなぁ・・・。。

そんな思いも胸に、深く考えずに目の前にあったyahooの義援金に募金。
一日経って、もう少し精査すれば良かった・・という気持ちもあるが、俺のダメな性格上、悩んでいる内に行動しなくなる可能性が結構ある。
それを考えれば、精査するより、時を掴む方が先決か。。

募金額も考える所。
気休めの額にはしたくないし・・・と思ってた所で、「よし、今日のスロでの勝ち額を全て入れよう」と決める。
24k入れるつもりだったが、10kが区切り良く・・・・20kでいいか、、と募金。

良し、と思って風呂に入っている内に思う。
「自分が傷付かない額を入れても、単なる自己満足に過ぎないか・・?」と。
結局、10k追加して30k募金。

これが多いのか少ないのか。賛否分かれる所だろうけど、これ以上は現状の財政ではゴメンナサイ。。


 ****** 未来に向けて ******


今後も余震は続くだろうし、数ヶ月内に同規模の地震が来る、という説もある。
何よりも、今後も長く続くであろう、東北の方々の復興作業。

自分達自身も災害へ備えると同時に、自分が出来るレベルで何かしらの復興支援行動を起こしていきたい。
頭の中の意識は、残念な事に、相変わらず「対岸の火事」という気持ちの方が優勢だけど・・・意識と行動を切り離せば、そして偽善だと開き直れば、幾らでも行動できる。
今は、大義名分よりも、精査されたアクションが必要なんじゃないかな。

良い事をすれば因果応報で自分に返って来る・・・なんて楽観的な考えは持っちゃいないけど、でも返って来なくてもいいじゃないの、と想う。
要は、「どう生きるか」なんだから。


災害の時だけでも良い。お互いに助け合う気持ちを忘れないでいたいです。
そして、日常の些細な事でも、自分が苦しい時に他人に優しく出来る人を、心から尊敬しています。

自分はまだまだですが・・自分のペースで、少しずつでも近付こうと想っています。




2/28(月)そして1年


子の運命の岐路に 親がまとわりつくは見苦しい限り
拳志郎は もはや漢(おとこ)である


漢とはそもそも銀河の意
たとえ死しても天空の星となり 一片の後悔もせず・・・
そのように悠にして 凛と生きるが漢

親は黙して その生き様を我が責とするのみ


by.霞鉄心 『 蒼天の拳 』 原哲夫 / 武論尊


父親もまた漢・・・
日々の出来事を糧として、少しずつ少しずつ・・・しかし、確実に人生を研ぎ澄ましていく。

一片の後悔もしないという事が、どれだけ難しい事か・・・と想う一方で、それこそが「幸せ」の正体ではないかと想う。

それを護り切るのは、とても困難だ。
社会通念というのが、最も大きい障害かもしれない。
・・が、それすらも笑って、大きく包み込めるような、そんなスケールの大きな漢になりたい。

言うまでもなく・・・今の自分はまだまだ。
過去の自分と比較すれば、間違い無く「今」が一番充足しているが・・・しかし、求める場所には程遠い。。


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2/28。
1年前のこの日、今の家に引っ越してきた。
新築一周年記念である。

まだ1年!?ってのが、本心。
もっと長い時間が経っているように思えるけれども・・・

家の中で欲しい家具はまだまだあれど、資金と相談できるほどの余裕はある。
4つの季節を過ごして、良い面や悪い面も見えてきた。

まぁ・・・ゆっくりやろう。。


戸建てになって良かったと想う事は沢山あるけれども・・・一番感じるのは、休日に家でゆったりしている時。
前のアパートでは、落ち着く時もあったけど、正直、隣人次第って部分があったからね。。


まだまだ色々手続き関係残ってるけど、身体が動く30代前半をチョイスしたのは正解だろうな。
仕事も鬼のように忙しく(2月の完全休日は2日だけ!)、家の事に手を出せない状態だけど・・・身体が動き、気が張れるのは大きいアドバンテージ。。

人生というキャンパスの中、描ける絵は限られている。
限られた中で、どんな絵を描いていこうか・・・



この桜は 武人の心・・・

精一杯生きたらば 潔く散る
儚く 美しく・・・ 艶やかに


by.霞拳志郎 『 蒼天の拳 』 原哲夫 / 武論尊


桜は、そして人生は、散りゆくからこそ美しい。
・・・そんな思想は、日本人ならではなんだろうけど。

だけど、しかし日本人だからこそ感じられる美しさ。


忙しくなればなるほど、目の前しか見えなくなる。
日常、周りで起こる事の大半は、人生という杓子から見れば瑣末な事。
しかし、そんな瑣末な事に一喜一憂し、それらの積み重ねこそが人生である事は間違い無い。


大きく、しかし1つ1つの事も大切にしていこう。

蒼天の如き生き様。
大きく在れ・・と心に願う。




2/19(土)幕間


どの世界でも
プロってのは 抜きん出るような卓越した才能と
魅力を持っている奴に与えられる称号だろ


by.井原優二 『 麻雀群狼記ゴロ 』 嶺岸信明 / 来賀友志


自分を顧みる。

卓越した才能・・・?
向いているとは思うが、果たして「卓越した才能」と呼べるものがあるだろうか・・・
「魅力」・・・「個性的」と呼べるモノは持ち合わせている自信があるが、それは果たして「魅力」だろうか・・?

片山まさゆきさんの「まんちょくスナイパーとどめ」でも、「素人を圧倒できなきゃプロじゃない」って台詞が出てくる。
俺が想う「プロ」という定義はこれ。「素人を圧倒できる事」

果たして、自分が環境分析・調査に対してそれらがあるだろうか・・・・?
明らかに、勝負事に向かっている自分の方が「プロ意識」を持っている。

環境調査でも「プロ意識」は持っているつもり。
しかし・・・充足しているかと問われれば、即答する事はできない。

まだまだ力不足という事なのだろう・・・


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毎年のように2月は短く感じる。

今年も然り。
実はまだ1日しか休んでいない。

管理業務は相変わらず多いまま、物件や現場関係が集中し、分析も大量入荷がある状況。
1月時から分かっていた事だけれども、予想通り。
仕事に集中しなきゃいけない月・・・と割り切っているものの、やはり私生活に殆ど関与できないのは厳しい。
モチベーションを落とさないために、自分の気分転換をするのに必死です.w

私生活も意外と繁忙。
住宅ローンの控除のために、3/15までに確定申告しないといけないほか、3/6には環境計量士の試験もある。


以前、何かでこんな事を聞いた事がある。
「仕事は片手でやらなきゃダメ。片方の手を空けておかないと、落ちてきたチャンスを掴む事はできないでしょう?」って。。

今は、間違い無く両手で仕事をしてしまっています。
もちろん、今の仕事が楽しいから続いているんだけれども。w

でも、「それ」ばかりを見てしまっていてはダメですよね。

twitterをやり始めて、一番のメリットは自分のやる気をかなり上げてくれる事。
周りの人達が色々な業界で、色々な事をやっているのを見聞きして、嫉妬心と共に「俺も負けられない!」という気持ちが出てくる。これが良い。w


更新が1ヶ月止まってしまっていたので、取り敢えずの更新。(・・あ、ぶっちゃけた.w)
「プロ意識」を持って・・・しかし、私生活も大事にしながら、自分のペースで生きていこう。
一部に否定されてもいいから、自分の意志を持って生きていこう。



1/22(土)そして2011年


「ピン」って千点1万円じゃなかったの?

ひ・・・低い・・・低すぎる!!
ここは保育園か!?

しまった・・・とんだ勘違いで席についてしまった・・・


by.堂嶋 『 牌王伝説ライオン 』 志名坂高次


こんなセリフ言ってみたいもんだ。。w
千点1万切ると保育園ですか、、堂嶋さん。。ww


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そんなこんなで、年明けからPC関連ドタバタでHPの更新やらメールやら滞っています。すいません。。

しかも、前回の「2010 to 2011」は、前後編一気に書き上げていたのですが・・・
そのPCのドタバタの合間に消してしまったらしく、後半は闇の中に・・・(涙)

書き直さなきゃ・・・と思いつつも、全くモチベーションが上がらず、しかも次の更新まで滞り始めてしまったので、意を決して書き直すのを辞めました。ww

読書に「初読」って瞬間があるように、書き物でも「初書き」ってものは一度きりなんすよ・・・
その当時の勢いを思い出して書こうと想っても、それは難しいってものです。。。


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普通・・・か
お前さん、点3と点ピン、親リーに全ツッパするならどっちだ?

俺なら点ピンだ

俺はライオンだからな
どうせ命を張るなら でかい相手のほうがいい!!


by.堂嶋 『 牌王伝説ライオン 』 志名坂高次


無謀と勇気の見極めってのはホントに難しい・・・って思いますよ。
しかも、その見極めを間違えれば深いトンネルに入るという・・・
ま、それが勝負事の魅力でもあるのだけれども。。


昨年の振り返りをしない代わりに、今年の目標を。
いつもなら一言テーマを決めて終了だけれども、今年は、具体的に幾つか立ててみる。


追加するかもしれないけれども、現状の今年のテーマは以下の通り。

・愛知旅行(ナゴヤドーム,師匠の家へ)
・福岡ドーム野球観戦旅行(大学の友人と共に)
・神宮球場野球観戦
・XXさんとハマスタに行く

・XXを1回以上する。
・ウェブを使って人の繋がりを拡げる

・仕事にて、新たなシステムの構築
・環境計量士に合格する,合格できるだけの勉強をする

・1回/2月以上の割合で麻雀をする。
→ 年間トータルトップ,同卓した人の心に残る麻雀を打つ



まだ増やすかもしれないけれども、現状はこんな所かな。。


・愛知旅行(ナゴヤドーム,師匠の家へ)
・福岡ドーム野球観戦旅行(大学の友人と共に)
・神宮球場野球観戦
・XXさんとハマスタに行く


愛知は、昔の(仕事の)師匠が今居る所。
「行きます!」って言いながら行けない年が続いていたので、今年こそは行きたい。
ナゴヤドームからは遠いらしいんだけど、どうせなら一度も行ってないナゴヤドームも寄りたい。

福岡ドームは、正月明けに多少詰めた話し。
大学時代の友達と共に「全国の野球場に観戦に行きたい・・」と話しているんだけれども、今年は福岡を目標に。
友人も世間の波に漏れず、倒産の危機に瀕しているとの事で、お互いに金がある内にやりたい事をやっておきたい・・・って、、前向きか後ろ向きか分からんセリフだね。。w
ま、ウチも同じなんで、お互いにどうにかなる前にやりたい事をやれる時にやっておきたい。

神宮は・・・近場なのに実はまだ1回も行った事が無いので行ってみたいところ。
XXさんとのハマスタは・・・・最近になって思い立った事。
まだオフレコの部分があるので、詳細は伏せますが。。
勘の良い人は「ひょっとして」と思っておいて下さい。
お世話になった人と別れざるを得なくなり、その恩返しとして一緒に野球を観たい・・と想った次第です。。


・XXを1回以上する。
これは、ごくごく私的な話しなんで、解説は割愛。

・ウェブを使って人の繋がりを拡げる
昨年末に始めたtwitterもあり、HPやらmixiやら・・・
しばらく振りに、ネット媒体を使って人の繋がりを拡げようかと思い始める。

ネットを始めて10年超過。
媒体はかなり変わったなぁ〜・・・という想いと、当時に知り合った人と、細々ながらも続いている事はスゴイと想うのです。。
面白い世の中だなぁ〜。。ww


・仕事にて、新たなシステムの構築
・環境計量士に合格する,合格できるだけの勉強をする


仕事は、結果を出さないとどうにもならない状況。
うちのグループは若い人間が揃うからこそ、他の老練な手合いに絡まれるんだけれども・・・
俺としては望むところ。www

うちのグループの長は苦戦しているけれども、俺はイキますよ〜〜!

堂嶋じゃないんすが、相手が強いほど燃えるってもんですよ。w


環境計量士の試験は・・・
正直、今年の合格は厳しいかもなぁ・・・

でも、僅かな望みに掛けて、やるべき事はやってみます。
んで、もしダメだったら、2012年の合格に向けて勉強を続けていきます。。


・1回/2月以上の割合で麻雀をする。
→ 年間トータルトップ,同卓した人の心に残る麻雀を打つ


昨年もこのくらいのペースでやっていた会社の人達との麻雀。
春先に一緒に打った人が、秋口に亡くなったり・・・・という事もあったけれども、だからこそ、一緒に打った人との想いは強く。。。

昨年から「場」を提供してくれている会社の先輩も、癌に侵されいてる勝負師。
しかも60過ぎで、だからこそ、本当にキツい時代を生き残ってきた博打打ちの人。
そんな人が、昨年亡くなった人を見て「俺もいつ逝くか分からないから、好きな事やって死にたいもんなッ!」と言いながら、俺を麻雀に誘ってくれるんだ。
間違いなく勝負師冥利に尽きる。
俺なんか、ホントまだまだ拙い麻雀しか打てない人間なのに・・・

最近、その人とは「これが最後の同卓かもしれない」と想いながら打っている。
冗談じゃなく、比喩でもなく、ホントに「そう」なんだから。。
天牌で・・黒澤さんの最期の半荘に、沖本瞬が打ったような・・・あの麻雀には届かないだろうけれども、それに近い想いのこもった半荘を共に過ごしたい、、と想うのだ。

社会人として、勝負師として、ホントに色々と教わった人への恩返しと想って、全力の麻雀を打ってます。
今年もまた、後悔の無い・・・同卓した人の心に残るような、最高の麻雀を打っていきたいです。。


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そんなこんなで始まった2011年。

やっぱ、世の中楽しい事ばかりですな。。
と想う始まりなのです。。w

辛さも、思い通りにいかない不具合も・・全ては人生を彩るスパイス。。
何をやっても、うまくいく部分とうまくいかない部分が出てくるのは当たり前。
だからこそ、それら全部を楽しめたら、人生を味わうスペシャリストになれるんじゃないかな〜・・・と、今年も想うわけです。。

もうちょっと仕事の割合を減らしたいなぁ〜・・と想いつつ、今年も楽しんでいきます。
『道化師の想い』に来てくれる人達にも、今年一年が良い一年でありますようにッ!

今年も宜しくお願いします。





1/9(日)2010 to 2011(前編)


最近発見したんだが・・・・
言い終えた後 「国家も同じだ」と続けるだけで
どんな言葉も格言のように聞こえるのだ

・・・・

同胞諸君!
アブラムシは牛乳をキリフキでかけると死ぬ!
国家も同じである!!


by.小董卓 『 ハルシオンランチ 』 沙村広明


冬場は、洗濯物を室内で干しても乾きが早い!
国家も同じである!!ww


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とまぁ、そんなこんなで明けましておめでとうございます。w

明けて一発目の更新。
一年初めは、恒例の昨年の振り返りなのです。


昨年のイベントをピックアップすると・・・
[ 生活編 ]
引越し
下着泥棒再び

[ 仕事編 ]
車両事故
部下・後輩の成長

[ 読書編 ]
辻村深月作品
終わりのクロニクル

[ 趣味編 ]
GARNET CROW10周年イヤー
麻雀
ホークス優勝


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[ 生活編 ]
まぁ何と言っても、2010年最大イベントは新築への引越しですな。
2009年末に購入手続きをし、2月末に引渡し手続き。
6年間住んだ高津のアパートを出て、遂に自分の城へと引越しました。

あと2ヶ月弱で一周年記念。
正直、「まだ一年しか経ってないんだ・・・」って印象です。
金銭的に厳しい選択をしているのは承知の上だったので、家具を始め、冷暖房機器や各部屋の灯りも後回し・・・と思ってたのですが。。

夏の酷暑は、エアコン無しじゃどうしても耐え切れず、やむを得ずリビングにエアコンを購入。
その結果、一年間ギリギリの経済力で過ごす事となってしまいました。。(ギリギリ、ってのは言い過ぎかもしれないけれども。)


引っ越す直前には、人生2度目の下着泥棒も経験。ww
でも、新しい場所は治安状況が全然違いますよ。
駅前ってのは便利だけれども、治安面の怖さもあるんだと実感しました。

今は、駅から徒歩10分程度。
閑静な住宅地域・・・に近いかな。

隣は用途地域的には「工業地域」扱いなんだけれども、以前の駅前に比べれば治安はグッと良い。
近所の人も(今の所は)結構感じ良いし、ずっと住む場所を選ぶ上では本当に良かったと想うのです。。


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[ 仕事編 ]
仕事は引き続き、様々な案件をこなしたり、機器のメンテナンス、管理業務が中心。
分析自体の割合は減らしているけれども・・・パートラ(パージアンドトラップGC/MS)を覚えたのが収穫かな。

現在は、塩化ビニルモノマーなどのパートラ分析を中心に、エピクロロヒドリンやらフタル酸ジエチルヘキシルなどの要監視項目に手を出している。
あとはまぁ、自分の受け持つ部下の持つ項目のサポート。
(余談だけれども、自分が一番好きな分析はCODMn。w)


仕事のイベントと言えば、4月に社用車で車両事故を起こしたのがイベントか。
年度始めというのもあって、前日、26時まで計画書を作って・・・翌日午前中に提出。
その帰りに、ウトウトして前の車にぶつかりました。

ハッと意識が戻った瞬間に、車が「ゴキャッ!」とぶつかる音がして・・・いや、もうその瞬間は忘れられませんよ。
停止中のクリープでぶつかったので、お互いに軽傷で済んだのは不幸中の幸い。
普段、昼飯を食べた後に取る仮眠を取らなかったのがマズかった・・・

すごい反省しました。そして・・・幸運に感謝しました。


部下や後輩の成長を多く感じたのも、今年の印象に残った事。
相当厳しい会社状況の中、頑張っている人は頑張って成果を出しているし・・・その一方で「俺はこんなに頑張っているのに、会社は評価しない」と言っている人も、相変わらず居る。
厳しい会社状況だからこそ、その双方の差がかなり明確に出てきた一年。

手前味噌になってしまうけれども、自分が見ているグループは、かなり成長して組織として力を付けてきた。
一昨年、自分がリーダーになった頃には、多くの人が「指示待ちの若手」あるいは「ネガティブ思考な中堅」だったのが、かなり変わってくれた。
自分から動き、ポジティブな意見を出す集団に変わっていった。
おかげで、厳しい状況に面しても一任する事が出来、だからこそ、自分も別の発展的な仕事に手を出せる状況が創れている。

今年は本当に厳しい一年になるし、結果をシビアに求められる一年。
自分達がそれらに対応できる実力を持っているか・・・というと甚だ疑問ではあるが、弱音を言える段階がとっくに過ぎている事も事実。
百の言い訳よりも一つの結果が求められる一年、である。

俺にもまだまだ甘い部分がたくさんある。
シビアに自律して、結果を出さねば。


そして思い返せば、自分の培った土壌から実りが出てきた一年でもあった。
官庁系の仕事を続けてやる事で、また、きっちりとした仕事をする事で、他社との相対評価ではあるが、かなり信頼してもらい色々な話しをしてもらえるようになった。
正直言って、かなり嬉しかった。

また、自分の現場で作ったコネクションを経由して、仕事をもらったり、他社からの引き合いについて応援を求めたり・・・そういった、業界内の人の繋がりがようやく成果として出てきた一年であった。
jesterの名前も、会話の中で話題に上がるほどに一部では知られてきた。

「これから」という想い、ようやくスタートラインに立った、という実感がある。
他社との勝負は、誤魔化しが利き辛いからこそ面白いし、勉強になる。

今年もまた、実力勝負の場面に自分をさらして頑張っていきたい。


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(後編に続く)






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