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あ>「相四つ」
お互いに得意な四つの型が同じ事。しかし、相四つの対戦では、わざと自分不得手の四つに組もうとする作戦も見られる。(そりゃ、魁皇相手に左四つで挑もうとは思わないよね。。)
「いなす」
相手の押しに対して、はたいたり、突き落としたりする事。
「うっちゃる」
「いなす時はまともに引かず、横にいなす。」というのが基本。千代大海や闘牙などはまともに引いて自滅するケースが多い。いなしが上手いのは、やはり寺尾。速射砲のような突っ張りに、時折混ざる横へのいなしが絶品。。
投げ捨てる事。土俵際で反身になりつつ「うっちゃる」と決まり手は「うっちゃり」となる。
「上手(うわて)」
相手の腕の上側からまわしを掴む事。両手で取る事を「両上手」と言う。
「おっつけ」
相手の腕を手で押さえつけたりして、自由に使えなくさせる事。
「泳ぐ」
おっつけが強力だと相手は何もできなくなる。栃東などのおっつけなどが強力。
(ちなみに、おっつけながら上手を取るのが基本。)
体のバランスが崩れ、倒れかけた状態。・・でも、これって普通に日常で使いません?
か>「極める(きめる)」
「関節を極める」などの使い方と大体同じ。相撲では主にヒジが決まる事が多く、極めた状態で土俵外に出すと「極め出し」。
「組み手」
極めるためには非常に力が必要で、最近では貴ノ浪や敷島、引退してしまった水戸泉くらいしか使っていない。
*ちなみに、小手投げを打つ時にヒジが極まる事があるが、これは非常に危険。少しでもこらえると腕が折れてしまう。。
四つに組んだ時の状態。主に「右四つ」、「左四つ」のどちらか。
「けんか四つ」
お互いの得意な四つが相対している事。「右四つ 対 左四つ」など。
「御当所(ごとうしょ)」
けんか四つの一番は、差し手争いの一番とも言える。
力士が開催場所出身である事。声援のすごさがびっくり。
さ>「差す」
特に九州場所の魁皇への声援はスゴイものがある。。
腕を相手のわきの下に入れること。その腕のことを「差し手」といい、更に差した腕のヒジを張る事を「差し手を返す」と言う。
「仕切り(しきり)」
有名なのは武蔵丸の右差し。武蔵丸に差し手を返されると「腕に丸太が差し込まれたみたい」という感想を抱くらしい。・・あのレベルで差されるとまさに何もできなくなるのである。
両力士が土俵上に相対し、立てるように身構える事。仕切りの動作で気合いの充実ぶりが分かる。
「下手(したて)」
相手の腕の下側からまわしを掴む事。両手で下手を掴むと「双差し(もろざし)」となる。
「初日(しょにち)」
各場所の一日目。転じて、その場所の初白星の事を言う。
た>「立ち合い」
「寺尾、初日が出ました。」などといった使い方をする。
両力士が仕切った後、立つこと。勝負の始まる、その瞬間。
「土が付く(つちがつく)」
相撲の勝敗の殆どは立ち合いで決まる、と言われる程の最重要ポイント。
負ける事。黒星。
「突っ張る」
「全勝の武蔵丸に土が付きました。」といった具合に使用。
両腕もしくは、左右の腕を交互に伸ばして相手を突くこと。両手で突いて出る事を「双手突き(もろてづき)」という。
は>「はず」
曙や闘牙は腕が長く、突っ張りの威力が強い。
押す時に親指と他の四本指を開いて、相手のわきの下脇腹に当てること。「はず押し」とも言う。
「左四つ(ひだりよつ)」
かつて玉春日が「もろはず(両手ではず押しをする事)」で貴ノ浪の上手を封じたのが印象的。
互いに左手を差し、右手で上手を取るような組み方。
「変化(へんか)」
魁皇の右上手が特に有名。
立合いでまともに当たらない事。横に飛んだり、上手を取りにいったり、けたぐりをしにいったり..等々。
ま>「まわし」
変化はよほどの事が無い限りしない方が良い。その点、武双山が1回も変化した事が無いというのは非常に好感が持てるし、それがまた大関という地位につながっているのだろう。
力士が相撲をとるときに締めているもの。「締め込み(しめこみ)」ともいう。朝の若の蛍光色の締め込みはとても印象が強い(趣味はともかく(笑))。
「前褌(まえみつ)」
土俵入りの時に締めるような、後援会の名前や絵などが入ったまわしを「化粧まわし」と言う。
まわしの前の部分の事。「前まわし」ともいう。
「右四つ」
ちなみにjesterは前褌を引いて喰らい付いていく相撲が好きである。具体的には、栃東や濱ノ嶋などなど。。
互いに右手を差し、左手で上手を取るような組み方。
「無双(むそう)」
最近では、若の里や追手海が有名。(もちろん貴乃花も有名だが、彼の場合どちらのまわしでも相撲が取れてしまうから・・・)
太ももの内側あたり。
や>「四つに組む」
内無双などの時、手で太ももを払う事を「無双を切る」と言う。
お互いにまわしを取る事。四つに組んだ相撲を「四つ相撲」と言う。