日常的戯言・改
装い新たにリニューアルスタート。 色々試行中&相変わらずの不定期更新ですが、気が向いた時に気楽に読んで下さいな。 |
2022.12.31 行く年2022年 |
2022年大晦日の更新です。 例年であればバタバタしているこの日も、今年は12/23に陽性判定されたコロナのせいでゆったりな年末。 当初は、短い年末年始に久々にたくさんの予定が詰まっていましたが、オールキャンセルする羽目になってしまいました。 ************ ということで、時間が出来たので年内に今年の振り返り。 今年は社会構造が大きく転換した年だったという印象です。 2月のロシアによるウクライナ侵攻による世界構造の変化、これは来年以降も色濃く影響を与えそうです。 そしてその影響を受けた大きな転換、日本の国家安全保障戦略の見直し。 日本の歴史の大きな転換点となりそうです。 国、社会、世界、歴史などの大きな流れの変化に対し、「個」としてどう向かい合うか、日々考えさせられます。 嬉しいほうの転換点で言えば、サッカーワールドカップ。 自分はサッカーに疎いので細かい部分は分かりませんが、ドイツとスペインを立て続けに破ったという事実は、 今後の日本のサッカーをまたひとつ上のステージにあげてくれる転換点になる、大きな出来事だったと感じています。 変わらず世界中を苦しめたのは新型コロナウイルス。 ただ、数年経って、こちらも転換期を迎えている印象を受けました。 ワクチンを打つ意味合いも、感染予防から重症化予防に変わってきています。 変化を続けるウイルスに対して、国も人も、情報を常時アップデートさせていかないといけないことを感じた一年でした。 また、国が取る政策の真意を理解した上で、個人が適切な立ち回りをしないといけないとエアポケットに嵌まってしまいます。 何を前提とした政策なのか、どういうことを意図した政策なのか、またケアされていない部分はどこなのか、 分かりづらい!と匙を投げるのは簡単ですが、投げた匙はしっかりと自分の頭上に落ちてきます。 ************ さて、ここからは個人の話し。 2022年の私のトピックスと言えば、大きく2つ。 1つは「職場異動」。 2020年に異動したばかりだったので、予想外の異動でした。 しかも今までの現場部署と違って、複数の部署を統括管理する部署。 そして部署外との折衝が中心となる部署。 端的に言って、非常に面倒で大変な部署なので行きたくない部署ナンバーワンの所でした。 とは言え、今までの引き出しを駆使して、想定以上の評価と信頼を得られたのは僥倖。 現場部署では解決出来なかった大きな課題に対して、今の部署であればアプローチの仕方があると知り、 来年以降引き続きチャレンジしていこうと思っている次第です。 今までの社会人経験上、大変な仕事や嫌な仕事ほど自分の成長に繋がるもんなんですよね。 業腹ではありますが。 もう1つの大きいトピックは、「健康」。 特に後半色々ありました。 食あたり系が2回。 1回は恐らくジビエ(イノシシ)の焼き不足。 1回は恐らくタイムセールの海鮮丼による食中毒。 食あたり関係なく下痢も延々と止まらなかったので、人生初の腸の内視鏡検査を受けました。 良性の腫瘍を1つ切除し、軽い炎症を起こしている部分と共に病理検査を受けましたが、共に良性。 安心っちゃ安心ですが、ではこの症状は・・・とモヤモヤするところです。 腎臓?まわりも秋頃に少し悪くなって。 近年続いていた残尿感が酷くなってきて、ある日ジンジン痛み始めたので、こちらは市販の漢方薬で対処。 幸いにも約2週間で改善して、残尿感も無くなったので、取り敢えずは安心。 とか何とかやっている時に受けた定期検診で、肝臓(γ-GTP)が要治療判定。 昨年から一気に2倍以上に悪化したんですが、腹囲もグンと大きくなったので、 恐らく異動によって仕事による運動量が圧倒的に落ちたのが原因ですね。 これは1月にエコー検査の予約を取っているので、この結果次第。 肝硬変とかなっても嫌なので、ウォーキング始めたり休肝日作ったりしてますが、効果は如何ほどか。 そして止めは年末のコロナ感染。 詳細は後日備忘録として取りまとめようと思っていますが、発熱で3日強は寝込みました。 ただ、(咳は多少出ましたが)他の人が言ってるような激しい喉の痛みもなく、 今のところ強い後遺症も感じられないので、しっかりワクチン打っておいたのが功を奏したといったところでしょうか。 今後も防ぎきれない可能性はありますが、できれば今回くらいの症状で済ませたいし、 済ませられるように準備しておきたいところです。 ************ 当初目標に対してはどうだったか。 目標は大きく2つで、「健康の維持」と「(諸々の)資格の取得」。 健康については、前述の通り駄目だったとも言えるし、 起こったことに対して最低限の被害で食い止めたとも言えるし、まぁドローですな。 資格について。 ここ毎年の最優先目標である環境計量士については、取り敢えず結果待ち。 当落線上にいますが、ちょっと厳しいかな・・・。 例年(夏の社内試験が終わってからの)3か月強の勉強期間ですが、 いつも10月ころにペースダウンするのが良くない。 加えて、今年は少し作戦ミス(勉強計画ミス)のような気もしました。 技術士の二次試験は申し込んで、過去問を取り寄せたり、勉強を始めたものの、 回答論文を書く訓練が不足していると感じて、受験まではしませんでした。 今年は、常に新しい知見・技術を取り入れるために業界誌を定期購読し始めたので、 ここら辺も有効活用しながら、来年はリベンジ。 社内試験は、今のレギュレーションの最終年。 ということで、殆どやる気が出ず、受けることに意義があるという感じでした。 来年は別レギュレーションでの受験に変わるので、そこで心機一転頑張りたいところ。 細かい資格で言えば、「有機溶剤作業主任者」と「水道施設管理技士(3級)」をゲット。 後者は経歴から無試験で登録になりました。 来年度に2級を受験予定。 資格に関してはこんなところですね。 来年も引き続きここら辺の資格を中心に。 来年・再来年あたりで関係資格は一通り取っておきたいと考えています。 ************ プライベートな目標で言えば、こちらも2つ。 「北欧記」をいい加減完結させると言いながら出来ませんでした。 これは計画を立てていないことが原因ですね。 来年はしっかりと計画立てて完結させます。 もう1つは貯金関連。 目標額に達しませんでした。 原因は複数ありますが、分析済んでいるので、ここら辺を反省に来年の予算立て(実施済み)。 50が近くなってきて、そろそろ貯金額見ながら焦り始めている頃です。 ************ そんなこんなで、珍しく年内に振り返りをしてみました。 来年もまた最低限の健康を確保しつつ、色々なことにチャレンジする(できる)一年にしていきましょう。 最後まで読んで頂き有難う御座いました。 皆様もどうぞ良いお年をお迎えください。 |
2022.7.31 検索とデマ |
先日、twitterで気になるワードがトレンドに上がっていたため、そのワードで検索した。 出てきた内容は、明らかなデマや、根拠のないことを肯定する情報・コメントで溢れていて、少しぞっとした。 他方、2022年現在、新型コロナウイルス関係の明らかなデマが未だに根強く広がることに違和感を覚えていたが、少し謎が解けた気がした。 人がネットで検索をするとき、真偽を確かめたい、詳細を知りたいという思いであろう。 しかし、今の検索システムは曖昧な検索でも求める情報が得られるようになった反面、広く、客観的な情報を得るのが難しくなっている。 広く、客観的な情報を得たい場合には、コツがいる。 このシステムがデマの発生と非常に厄介なマッチングをしてしまう。 検索者は「これが真実か?」という判断根拠を検索したつもりでも、検索の仕方(ツール、検索ワード)を失敗すると、 「それが真実という前提の言葉」ばかりがヒットしてしまう。 ここで、求める情報とは違うことに気付けば良いのだが、この情報のすり替わりは、よほど気を付けてないと気付けない。 結果、 「客観的な根拠を求めて検索」 ↓ 「『それが真実という前提』の検索結果が多数出てくる」 ↓ 「検索者は、『やっぱり真実なんだ』『こんなに多くの人が同じ意見なんだ』と誤認する」 こういった流れで真実を誤認してしまうのだと思われる。 また、ヒットする内容も、 あたかも真実であるような書きぶりであること、 一見はその分野に明るいように見える人が発信していることも、誤認を助長している。 これを防ぐにはどうするか? まずは、こういう事象が起こるということを認識し、忘れないこと。 これは出来そうである。 そして、よく言われることだが、複数の方法で多角的に情報を確認すること ・・・だが、これはなかなか難しいと感じている。 理由は単純に「時間」。 刻一刻と新しい情報が膨大に流れていく現代、それぞれの情報を精査するには莫大な時間が必要になる。 そして、精査しているうちに、また新しい情報が流れてきてしまう。 自分としては、この方法は(正論ではあろうが)現実的な対策ではないと考える。 そんな思考がぐるぐるしてくると、何が正着なのか、なかなか判断が難しい。 まだ模索中ではあるが、現時点での自分のスタンスはこうである。 ・真実確認にネットの検索機能は使わない ・公的機関の情報を、最も「確からしい」情報として扱う この2点が主軸。 ネットはとても便利で、生活にプラスとなる部分がとても多い。 しかし、情報という面では意外に嚙み合いが悪く、毒にもなり得る。 もの凄い勢いで、莫大な量の情報が流れる現代。 しかし、変化していく時代それぞれに現れるツールがあり、そのツールをどう使うかはその時代に生きる人間次第。 ツールへ向き合う姿勢という意味で言えば、いつの時代も思考は変わらないのかもしれない。 |
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